[2006年12月17日] 九龍坑山 (Kau Lung Hang Shan)
≪英名:Cloudy Hill≫

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コ−ス=九龍塘-(KCR)-太和-大埔頭-△288m-九龍坑山-WST-9途中-
-石アウ山-鶴藪水塘-鶴藪道-(MiniBus)-KCR粉嶺

参考資料=「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は新界東北部の入り口、“八仙嶺郊野公園”(Pat Sin Leng Country Park)内の“九龍坑山” (Kau Lung Hang Shan、英名:Cloudy Hill) 440mに登る。2004年4月以来、約2年8ヶ月ぶり。天気は久しぶりの快晴! しかし朝のTV天気予報ではMAX気温17度湿度47%で乾燥した天気。肌寒いがお日様が出ているのでありがたい! 参加者は朝出発時いきなり電話があった“日本支部”Japan-OB/OG会のT.Reikoさんを加えて計13名が集合場所の“九龍塘”(Kowloon Tong)駅に集まった。

“九龍坑山”は“大帽山”の麓“元暾下” (Yuen Tun Ha)から始まるWST-8-が“九龍坑山”の頂上で終わり、ステ−ジが-9-と変わって“八仙嶺”まで続くコ-ス途上に有る。今日は前回同様KCR“太和”(Tai Wo)から直接トレ−ルコ−スWST-8-を歩き出す。街中を抜けて“大埔頭”(Tai Po Tau)を経由、住宅街の外れから標識どうりに進むと長〜い階段の始まりだッ! 二つ目の東屋まではほぼ連続した階段、そこから一旦平道となり三つ目の東屋を通り過ぎてさらに階段登り、そして四つ目の東屋から今度はガレ道を登って標高288mの無名ピ−クに到着。ここから稜線に沿ったアップダウンを経由した後、今度は直線的な急傾斜の階段登り!

連続した階段登りに次第に足も重くなってやっと頂上間近の肩まで登り着く。あとは軽い上り坂を経てレ−ダ−サイトのアンテナ群が立ち並ぶ“九龍坑山”440mの頂上三角点に到着。素晴らしい景観を眺めた後は、引き続きトレ−ルコ−スWST-9-のとうり今度は舗装路の下り坂が続く。1km程も下った箇所に東屋。ここから舗装路は左手、“流水響郊遊徑”(Lau Shui Heung Coutry Trai) へと続くが、我々は東屋の裏手から山道に変わるWST-9-を行く。なだらかな丘陵地帯をしばらく歩くとやがて分岐点、この分岐点からWST-9-は“鶴藪水塘”(Hok Tau Reservoir)方面へと向かう。

やがて山道が大きく右カ−ブする地点、その左手のヤブの中に“石アウ山”(Shek Au Shan) 278mへの登り口。藪ガレ道の先、直ぐに“石アウ山”の三角点に着き、ここからもまた素晴らしい景観を満喫! “八仙嶺”手前の“屏風山”(Ping Fung Shan)やその左手の“南山”(Nam Shan) の険しく雄大な山壁が目前に迫る位置、“丹竹坑”(Tan Chuk Hang)辺りの田園地帯の村落、、、など。元のトレ−ルコ−スに戻って道はやがて下山。林の中のジグザグ階段を下り“鶴藪水塘”ダム堤防入り口に降り立った。あとは“鶴藪道”の舗装路を下って“東山下”(Tung Shan Ha) のミニバス停からKCR“粉嶺”(Fan Ling)駅まで。計9q程の歩き。今日の打ち上げは以前も何回か利用した“粉嶺”駅に隣接するショッピング・モ−ル内のB級グルメでしたッ!
(注:WST-8-,-9-:Wilson Trail (衛奕信徑) Stage-8-,-9-)

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↓KCR“太和”駅前の公園に出ると新しい“九龍坑山”の標識、そこで出発前の記念写真【写真No.01】。目の前の“林村河”(Lam Tsuen River) に沿って右側の舗装小道を行く【03】、突き当たりを右折して大通り、アパ−トの横【04】を行くと正面に見えてきた目指す“九龍坑山”【05】。信号を渡ってKCRの線路下【06】を潜ると直ぐにこの標識【07】、その向こうが“大埔頭徑”(Tai Po Tau Drive)だ。香港の山は何処も登山口が分り難いのに、ここは以前より標識が多くなって断然親切ガイド!

↓標識どおりに直進【08】すると住宅街の外れから左、ここにも“九龍坑山”の標識【09】。実質的にここが登山口。ここからいよいよ階段登りの始まり、始まり!【10】 一しきりカ−ブしながらの階段を登り切ると先ずは最初の“峠の茶屋”ならぬ東屋【11】。ここから“九龍坑山”の頂上アンテナは望めるがまだまだ遠い【12】。次は下り階段【13】を経て直ぐにまた登り階段、前方の二番目の東屋【14】を目指して登って行く。

↓二つ目の東屋【15】まで来た時はこの寒い日なのに既に汗! ここで小休止。ここから南側に望む“大帽山”(Tai Mo Shan)【16】。これよりチョット平道歩き【17】にホッ! 左手に“康楽園”(Hong Lok Yuen) の新興住宅地【18】を眺めながら、、、やがて三つ目の東屋を通過【20】(この東屋は前回は無かった様な?)、、、直ぐにまた階段登り【21】

↓登って、登って、、、四っ目の東屋【22】で再度小休止。右手遠方には“大埔”(Tai Po)の街並み【23】。ここまで来てかなり近づいた“九龍坑山”【24】。今度は一旦下って【25】ガレ道登りの始まり【26】。右手東側に望む“吐露港”(Tolo Habour)【27】と、その向こうには“馬鞍山”(Ma On Shan)。やがて標高288mの無名ピ−クに到着【28】

↓無名ピ−ク三角点【29】では他のハイカ−達が休んでいたが我々はそのまま素通り! ここからいよいよ稜線、尾根伝いの登り【30】が始まる。ル−トは舗装されている箇所が多いが小さなアップダウン有り、行き交う他のハイカ−【31】。右手北東方面に広がる“八仙嶺”に連なる嶺々【32】、、、いよいよ最後の急階段前のコブ山を登る【33】、、、一旦下って、、、遂にこのコ−ス最大の急勾配! 心臓破りの魔の急階段登り!【34】 先発隊長は既に上で待っている。右側は切り立つ渓谷、細い稜線上の急階段をヒィ−ヒィ−ゼィゼィ息を切らせながら必死に登る。それでも今日は寒い日だから良いがもし夏だったら!(汗) やっとの思いで登り切って、、、今度は肩下までの最後のなだらか階段【35】

↓途中振り返って見たここまでのル−ト【36】、、、いよいよ最後の登り【37】、、、そして肩に到着、この先にもレ−ダ−サイト有り【38】。この近くの⇒“標距柱”(Distance Post)【39】、“W105”と云う事はスタ−ト地点の香港島スタンレ−からここまで52.5qってこと! 標識の脇を行き頂上の下の“八仙嶺郊野公園”の大看板【41】横の草道を登ってレ−ダ−サイトの“九龍坑山”頂上440mに到着。東方遥か彼方に“船灣淡水湖”(Plover Cove Reservoir) も見える【42】

↓そして南側ススキの向こうに微かに“大帽山”【43】。小休止の後先ほどの大看板まで下って全員記念写真撮影【44】。WSTはここ頂上からステ−ジ9と変わって舗装小道の下り坂となる。“流水響水塘”の標識【46】に沿ってカ−ブが多い舗装路を下って行く、、、正面に近づく“屏風山”とその右手の“黄嶺”(Wong Leng)【48】、、、下り坂の最後、平道となった突当たりに東屋【49】

↓ここから舗装路は左に曲がって“流水響郊遊徑”へと続くが、我々は東屋の裏手から山道に変わる“流水響水塘”【50】、WST-9-を行く。なだらかな丘陵地帯をしばらく歩くと左手に“龍山”(Lung Shan)【53】、、、丘陵の長閑な下り道は続く、、、前方右に迫る“南山”と“八仙嶺”手前の“屏風山”【55】、、、やがて道は三叉路の分岐点【56】

↓WST-9-はここから【57】右折して“鶴藪水塘”方面へと向かう。ますます近づく“南山”と“屏風山”【59】、、、山麓のル−トが大きく右カ−ブする“W110”地点近く、何故かこんな所にゴミ箱【61】、ここで我々はトレ−ルコ−スを外れて左手ヤブの中に分け入る【62】、辛うじて分る草の中の踏み後、、、そして“石アウ山”278mへ寄り道。ここからの眺めも素晴らしい。中国深センをバックにJapan-OGとのツ−ショット【63】

↓北側に広がる“丹竹坑”(Tan Chuk Hang)近辺の田園地帯の風情!【64】 方や東側目前の険しくも美しい“南山”南壁をバックに!【65】 再度、遥か中国深センの街並み【66】、しかし高層ビルが増えたな〜! 三角点を囲んで最後の集合写真一発【67】。 もと来た道を下山、トレ−ルコ−スに戻って【69】、、、“W111”を通過。

↓後は下り坂を行く、、、やがて林道のジグザグ階段下り【71】、、、階段の最後の標識点【73】。ここから左手に向かう、、、右手に顔を出した“鶴藪水塘”【74】、、、直ぐに右手ダム上の急階段を下る【75】、、、静寂な湖面の“鶴藪水塘”【77】

↓堤防を渡って直進すると“八仙嶺”登山口へ。我々は堤防手前から左手、舗装道路の“鶴藪道”を行く【78】、、、左手のキャンプ場入り口前【79】を通過し、、、ノンビリ歩いてやがて右手の“東山下”の標識【80】、この先から左折道路に入る【81】、、、突き当たり住宅前のミニバス停に着いて今日の歩きをFinish、約9qの歩きだった。ミニバスでKCR“粉嶺”駅前まで。駅に隣接するショッピング・モ−ル内のB級グルメ店! お疲れ様でした〜!

香港もいよいよ寒くなってきたな〜! 来週からいよいよ長ズボンを穿かねばならないか? それにしても今日はかなり乾燥した天気、お陰で汗をかいても直ぐに乾いてしまった!

過去の関連レポ−ト
⇒[2004年4月11日] 九龍坑山 (Cloudy Hill)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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