[2004年4月11日] 九龍坑山 (Kau Lung Hang Shan)
≪英名:Cloudy Hill≫

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コ−ス=九龍塘-(KCR)-太和-大埔頭-△288m-九龍坑山-WST-9途中-
-石アウ山-鶴藪水塘-鶴藪道-(MiniBus)-KCR粉嶺

参考資料=「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
Easter Holiday4連休の三日目、今日は新界東北部の入り口、“八仙嶺郊野公園”(Pat Sin Leng Country Park)内の“九龍坑山” (Kau Lung Hang Shan、英名:Cloudy Hill) 440mに行く。2002年6月以来、約1年10ヶ月ぶりだ。天気は薄もやがかかった晴れ、気温21-24度湿度91%で蒸し暑い天候。参加者は今日も新たに新人女性三人を加え総勢20名。“九龍坑山”は“大帽山”の麓“元暾下” (Yuen Tun Ha)から始まるWST-8-が“九龍坑山”の頂上で終わり、ステ−ジが-9-と変わって“八仙嶺”まで続くコ-ス途上に有る。今日は前回同様KCR“太和”(Tai Wo)から直接トレ−ルコ−スWST-8-を歩き出す。街中を抜けて“大埔頭”(Tai Po Tau)を経由、住宅街の外れから標識どうりに進むと長〜い階段の始まりだッ!

二つ目の東屋まで登って、さらに登るとやがて分岐点、ここには前回は無かった三つ目の東屋があった。ここまでほぼ連続した階段登りが続く。その後、稜線に出て更に登ると標高288mの無名ピ−クに到着。ここからが稜線に沿った又もや急傾斜の階段登り! この辺りになると20名の隊列が延びきって脚力の差が歴然! 暑さと連続した階段登りに一同クタクタになってやっと全員頂上間近の肩まで登りついた。あとは軽い上り坂を行きレ−ダ−サイトのアンテナ群が立ち並ぶ“九龍坑山”440mの頂上三角点に到着。素晴らしい景観を眺めた後は、引き続きトレ−ルコ−スWST-9-のとうり今度は舗装路の下り坂が続く。1km程も下った箇所に東屋。ここから舗装路は左手、“流水響郊遊徑”(Lau Shui Heung Coutry Trai) へと続くが、我々は東屋の裏手から山道に変わるWST-9-を行く。なだらかな丘陵地帯をしばらく歩くとやがて分岐点、、、

この分岐点からWST-9-は“鶴藪水塘”(Hok Tau Reservoir)方面へと向かう。やがて山道が大きく右カ−ブに曲がる地点、その左手のヤブの中に“石アウ山”(Shek Au Shan) 278mへの登り口。藪ガレ道の先、直ぐに“石アウ山”の三角点に着き、ここからもまた素晴らしい景観を満喫! “八仙嶺”手前の“屏風山”(Ping Fung Shan)やその左手の“南山”(Nam Shan) の険しく雄大な山壁が目前に迫る位置、“丹竹坑”(Tan Chuk Hang)辺りの田園地帯の村落、、、など。元のトレ−ルコ−スに戻って道はやがて下山。林の中の階段を下り“鶴藪水塘”ダム堤防入り口に降り立った。あとは“鶴藪道”の舗装路を下って“東山下”(Tung Shan Ha) のミニバス停からKCR“粉嶺”(Fan Ling)駅まで。計9q程の歩き。今日の打ち上げはKCRを途中下車して“大圍”(Tai Wai) 駅前の中華料理店でした。
(WST-8-,-9-:Wilson Trail (衛奕信徑) Stage-8-,-9-)  

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↓KCR“太和”駅前の公園を出て直ぐ“林村河”(Lam Tsuen River) と云う大きな川の傍に立つ古ぼけたWSTの標識前で出発前の記念写真。あれッ?一人足りないと思ったら、、、? 川辺に沿って直進、その後右折してKCR線路を潜り住宅街を行く。遥か彼方に見える“九龍坑山”のアンテナ。“大埔頭徑”に入り直進すると住宅街の外れに“九龍坑山”の標識。ここまでは標識が他所より丁寧だ!

↓以前工事中だった階段が綺麗に整備されていた。“九龍坑山”は望めるがまだまだ遠い。先ずは最初の“峠の茶屋”ならぬ東屋着。ちょっと休んで次は下り階段、、、と思ったら直ぐにまた登り階段、前方の二番目の東屋を目指して登って行く。右手下方には“大埔”(Tai Po)の街並みも、、、。 途中ちょっとは平坦な道もあるが直ぐにまた階段登りが始まる。

↓二つ目の東屋まで来た時は既に全身汗まみれ! 今頃は24度? とにかく暑い! 左手に“康楽園”(Hong Lok Yuen) の新興住宅地を眺めながら、、、ちょっと平道でホッとする。次の峠までの階段を登ったら標識がある分岐点に到着。ここは以前は東屋は無かったが、今日は立派な東屋が出来ていた。ここまで来てかなり近づいた“九龍坑山”! 今度はガレ道登りの始まり。

↓“吐露港”(Tolo Habour)の向こうには“馬鞍山”(Ma On Shan) も見える筈だが今日はガスでだめッ! やがて標高288mの無名ピ−ク三角点に到着。先頭組は既に出発した後、、、ここからいよいよ稜線沿いの登りが始まる。ル−トは舗装されている箇所が多いが小さなアップダウンの後、遂に心臓破り、魔の急階段迫るッ! 右側は切り立つ渓谷、細い稜線上の急勾配の階段をヒィ−ヒィ−ゼィゼィ息を切らせながら必死に登る。心臓が口から飛び出すほど苦しいッ!

↓やっとの思いで先頭組が待つピ−ク肩付近に、、、まもなく全員到着! 綺麗な小花が咲き乱れる頂上付近、“花と蝶”が疲れた身体を癒す! レ−ダ−サイトの頂上440mとその下、“八仙嶺郊野公園”の大看板前で全員記念写真撮影。あれッ? また一人足りないぞォ〜?

↓WSTはここ頂上からステ−ジ9と変わって舗装小道の下り坂となる。“流水響水塘”の標識に沿って下って行くと左手彼方に“八仙嶺”が! カ−ブが多い下り坂の最後、平道となった突当たりに東屋。ここから舗装路は左に曲がって“流水響郊遊徑”へと続くが、我々は東屋の裏手から山道に変わるWST-9-を行く。なだらかな丘陵地帯をしばらく歩くと左手に“龍山”(Lung Shan)。休憩をはさんで丘陵の長閑な下り道は続く。

↓前方右に迫る“八仙嶺”手前の“屏風山”、、、やがて道は三叉路の分岐点、WST-9-はここから右折して“鶴藪水塘”方面へと向かう。山麓のル−トが大きく右カ−ブする地点から我々は左手ヤブの中に分け入り“石アウ山”278mへ寄り道。ここからの眺めも素晴らしい。“丹竹坑”近辺の田園地帯はまるで写真で見たアルプス山麓の風情! そしてその遥か彼方には中国深センの高層ビル群も!

↓目前には険しくも美しい“屏風山”と“南山”! 三角点を囲んで最後の記念写真。今度こそ全員揃ったッ! もと来たトレ−ルコ−スまで戻って、、、、後は下り坂を行く。途中もう一度“屏風山”と“南山”の南壁に見惚れる! 直下の“鶴藪水塘”を眺めながら、、、やがて林道を抜けて行って、、、  

↓最後の階段を下りきったら標識点着。ここから左手に向かい今度はダム上の急階段を下る。静寂な湖面は“鶴藪水塘”、、、ダム横の舗装道路“鶴藪道”は綺麗な花がイッパイ! 花見気分でノンビリ歩いてやがて“東山下”のミニバス停着。全部で約9qの歩きでした。

↓ミニバス〜KCR“粉嶺”〜KCR“大圍”と乗り継ぎ、今日の〆打上げは“大圍”駅前の中華料理店。久しぶりにオ−ソドックスな中華料理セットメニュ−でした。


今日の“九龍坑山”行きは結構きつかったな〜! 一週間程前から風邪気味だったからかな〜? それとも前回よりもえらくきつく感じたのは1年10ヶ月前と比較して体力が落ちたのかな〜? あるいは暑さのせいかな〜? 暑さのせいとしてもまだ4月、これからもっと暑くなるし、もう少し体力をつけなければならないが、、、果てさて?
下は以前のレポ−トで今回と同じコ−スです。
[2002年6月2日] 九龍坑山 (Cloudy Hill)

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