[2006年10月8日] 塔門洲 (Tap Mun Chau)
≪英名:Grass Island≫

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コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus96R)-黄石-(Ferry-高流灣,経由)-塔門洲-
-茅平山含む島周遊-(Ferry-高流灣,経由)-黄石-(Bus)-西貢

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は仲間のリクエストに応えて約一年ぶりに“塔門洲”(Tap Mun Chau)≪英名:Grass Island≫へ行く。天気はうす曇のモヤがかった天気、朝の気温29度湿度85%。集合場所の地下鉄“鑽石山”(Diamond Hill)に行ってビックリ! 久しぶりに参加した仲間など17名だけでもいつもより多いのに、さらに香港人3名を加えた9名もの初参加者、そして⇒Japan-OB/OG会、会長のT.Ukaiさんを迎えて総勢27名! 史上二番目の大部隊! 因みにこれまでの史上最高の参加者は30名の⇒この時だった。 “塔門洲”は香港の東側国境から二番目に東の端の島、“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park)内、“シャ−プピ−ク”がある半島北端の村、“高流灣”(Ko Lau Wan) から目と鼻の先にある漁村の島だッ!

MTR“鑽石山”駅構内のバスタ−ミナルから96Rのバスで約一時間、終点の“黄石”(Wong Shek) まで。“黄石”に着いたら10時30分初の“塔門洲”行きのフェリ−にギリギリ間に合った。フェリ−は途中“高流灣”を経由して約30分弱で目的地の“塔門洲”に到着。魚貝類の乾物を売っている埠頭前の小店から右手の民家の脇を通り抜け、さらに墓地の間を通り抜けたらパッと視界が開いて海岸沿いの敷石された散策路に出る。そして島南側の丘陵地帯を散策路に沿って周って行くと間もなく名物の“疊岩”(Balanced Rock) と云う奇岩の上部に到着。

荒波砕ける海岸に立つこの奇岩を見物した後、さらに散策路を北上して“小石灘”(Pebbles Beach)を右手に眺めながら島西側の船着場方面に戻る交差地点の東屋に到着。ここから左に行くと元の埠頭の方に戻るが、我々はさらに直進して荒れたガレ道を登って100mそこそこの丘まで登る。そこから今度は北側にある島唯一の山“茅平山”(Mau Ping Shan) 標高125mを目指して一旦ヤブの谷間へ下る。この辺りがコ−スもあやふやでしばらくヤブ漕ぎ歩き。ヤブを抜けていよいよ頂上目指してのガレ道登り坂。僅か125mながら独立峰なので本来眺めは良いが、今日のHazyがかった天気では遠景もパッとしなかった。

周囲360度の海と島々を眺めた後下山、途中まで同じコ−スを戻り、麓付近から右折して、島の西側へ周り込む。こちらのコースも荒れている。湿地帯の脇を通り抜けて民家が近づくと間もなく海の神様“天后古廟”の社! その下は乾物類を軒先で売っている海岸に沿った民家が並ぶ。そして埠頭に着いたのが午後2時ちょっと前、かろうじて2時のフェリ−に間に合った。フェリ−で“黄石”へ戻り、バスで”西貢”へ。”西貢”では行きつけの海鮮中華の店。6q弱の軽〜いハイキングでした。

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↓バス96Rの終点“黄石”、こんな石【写真No.01】は以前はたしか無かったな? ここからフェリ−に乗って【02、03】、“高流灣”を経由するとすぐに“塔門洲”が見えてきた【04】、“塔門洲”は小さな漁村の島【05】、大勢の行楽客と一緒にフェリ−を下船、埠頭で出発前の記念写真【07】

↓埠頭の魚の乾物を売ってる小店を右手へ【08】、民家の軒下を通り過ぎ、、、“漁民新村”の標識を右折せずにそのまま“疊岩”(Balanced Rock)【10】 の方へ直行、墓地の中をさらに進むと【11】、、、突然パッと開ける視界、なだらかな丘陵、緑の草原を走る敷石の散策路【12】、その右手は“塔門口”(Tap Mun Hau) の海峡【14】

↓ここから正面に眺めた不思議な二段重ねの岩、この島名物の“疊岩”、バランスドロック と云う奇岩だッ!【15】。右手後ろには“シャ−プピ−ク”の雄姿が見えるはずだが今日のガスっぽい天気では?【16】、、、海沿いの散策路を進んで“疊岩”の真上の丘に到着【18】。この辺り海沿いの緑の丘陵地帯が“塔門洲”で一番の見どころ! “疊岩”その周囲の岩場の海岸に遊んだり【20】、、、しばしの休憩タイム。

↓この辺りは島の南端を周り込んで東側に出た場所。しばらくここで遊んでから出発、、、周囲の丘に幾張りかのテント、何故か鯉のぼり!【25】、日本人がキャンプしてるのかな? 散策路を前進すると前方に白い建物とその右手の小高い丘【26】、、、直ぐに右手の“小石灘”と呼ばれるビ−チ【27】を廻り込みながら前方の白い建物に向かって、、、

↓白い屋根は東屋風休憩所、そこから振り返って今まで歩いて来た丘陵地帯を望む【29】。ここから島の西側、船着場方面に戻る道があるが、我々は建物後ろの小サッカ−場脇を抜けて前方の小高い丘を目指す【30】、ガレ道登り坂の荒れたル−トと生い茂る潅木を掻き分けて【31】、、、すぐに全員100m程の丘の上に到着【32】。本来ここからの眺めも良いが今日の天気では? 小休止の後、さらに前方北側に下る【35】

↓途中から左手に見えたヤブの中の小道に分け入る。ここが毎回分かり難い箇所!【37】。谷間に生い茂るヤブと潅木、⇒こんなジャングルの中をお互い声を掛け合いながら進んで、間もなくジャングルを抜け出た【38】、ホッとする一同【39】、そこからお次は右手の歩き難いガレ道【40】と、小岩だらけの荒れた登り坂が続く【41】

↓荒れ道が終わったら緑の広っぱ、前方の目的地“茅平山”に向かって登りだす、、、途中振り返って見た緑の広っぱ【43】、、、そして直ぐに頂上三角点【44】。間もなく27名全員“茅平山”の頂上125mに到着【45】。独立峰なので周囲360度、海と島々の結構な眺めが広がるが何せ今日のガスっぽい天気では風景もパ−ッ! しかし涼しい風が汗の身体に心地よい。狭い三角点を囲んで記念写真一発【46】、、、東側の小島は“弓洲”(kung Chau)【47】。独り何を思うか?中年男【48】。西側は“赤門”(Chek Mun)海峡とその向こうに薄ボンヤリと“鳳凰笏頂”(Fung Wong Wat Teng) の半島【49】

↓休んでオヤツを食べたら元来た荒れ道を下って【50】、緑の広っぱまで下ってツ−ショット【51】。広っぱの先から元の荒れ道下り【53】、、、先にジャングルを抜け出た所を今度はそのまま直進すると、、、やがて荒れ道も終わりか?【56】

↓やがて道は舗装小道に変わって【57】、、、民家近く“涌尾角”(Chung Mei Kuk) と呼ばれる村落に出た。ここから道は舗装路の三叉路になって、舗装路を左折すれば往路の海岸近くの白い屋根の東屋風休憩所方面へ、、、我々は舗装路を直行して間もなく、、、振り返ってみると【58】の左側から出てきた。その後は“天后古廟”の社の門【61】を潜り抜けて左折、海沿いの魚の乾物売り【63】の民家の軒下を通り抜けると、、、

↓目の前はもう海、埠頭近く【64】。丁度午後2時発のフェリ−に間に合った! 一同しばしの船旅、、、往路と同じく船は“高流灣”を経由、彼方にうっすらと“シャ−プピ−ク”【65】。そして間もなく“黄石”へ到着【66】。往路と同じくダブルデッカ−に乗って“西貢”(Sai Kung)まで約40分、いつもの海鮮中華の店で最後の打ち上げ! 何せ大所帯なのでテーブル3台に分散、、、お疲れさま〜ッ!

“塔門洲”は南側半周コ−スが一般的だが、今回のように北側の独立峰“茅平山”まで行ってこそ面白い! それにしても超簡単コ−スでノンビリ歩いても2時間半で終わってしまう。しかし初めて行く人は“茅平山”まで登るのは現場に案内もなし、地図を見てももう一つ良くわからないから大変だろうねッ!、と前回コメントの"Copy & Paste"でスミマセン!(^_^)

今日は27名もの大所帯、こんな時は歩いている時に中々全員に目が届かない。さらに交通機関や帰りの打ち上げレストランを選ぶ時にも苦労する。幸い今日は簡単コ−ス、乗り物もダブルデッカ−と中型フェリ−、さらにレストランも広くて時間帯も空いている時間だったから良かったものの!

過去の関連レポ−ト。
[2005年9月11日] 塔門洲(Tap Mun Chau)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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