[2005年9月11日] 塔門洲 (Tap Mun Chau)
≪英名:Grass Island≫

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コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus96R)-黄石-(Ferry-高流灣,経由)-塔門洲-
-島周遊-(Ferry-高流灣,経由)-黄石-(Bus)-西貢

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今夏最後の島巡り、先週4日に行く予定だったが又もや雨で中止、そして今日11日になった“塔門洲”(Tap Mun Chau)≪英名:Grass Island≫。今日の天気は概ね晴れだがモヤがかった天気、朝の気温32度湿度82%。集合場所の地下鉄“鑽石山”(Diamond Hill)に集まった仲間は13名。丁度1年ぶりとなる“塔門洲”は香港の東側国境から二番目に東の端の島、“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park)、“シャ−プピ−ク”がある半島北端の村、“高流灣”(Ko Lau Wan) から目と鼻の先にある漁村の島だッ!

MTR“鑽石山”駅構内のバスタ−ミナルから96Rのバスで約一時間、終点の“黄石”(Wong Shek) まで。“黄石”に着いたら10時30分初の“塔門洲”行きのフェリ−にギリギリ間に合った。フェリ−は途中“高流灣”を経由して約30分弱で目的地の“塔門洲”に到着。魚貝類の乾物を売っている埠頭前の小店から右手の民家の脇を通り抜け、さらに墓地の間を通り抜けたらパッと視界が開いて海岸沿いの敷石された散策路に出る。そして島南側の丘陵地帯を散策路に沿って周って行くと間もなく名物の“疊岩”(Balanced Rock) と云う奇岩の上部に到着。

荒波砕ける海岸に立つこの奇岩を見物した後、さらに散策路を北上して“小石灘”(Pebbles Beach)を右手に眺めながら島西側の船着場方面に戻る交差地点の東屋に到着。ここから左に行くと元の埠頭の方に戻るが、我々はさらに直進して荒れたガレ道を登って100mそこそこの丘まで登る。そこから今度は北側にある島唯一の山“茅平山”(Mau Ping Shan) 標高125mを目指して一旦ヤブの谷間へ下る。この辺りがコ−スもあやふやでしばらくヤブ漕ぎ歩き。ヤブを抜けていよいよ頂上目指してのガレ道登り坂。僅か125mながら独立峰なので本来眺めは良いが、今日のHazyがかった天気では遠景もパッとしなかった。

周囲360度の海と島々を眺めた後下山、途中まで同じコ−スを戻り、麓付近から右折して、島の西側へ周り込む。こちらのコースも荒れている。湿地帯の脇を通り抜けて民家が近づくと間もなく海の神様“天后古廟”の社! その下は乾物類を軒先で売っている海岸に沿った民家が並ぶ。そして埠頭に着いたのが午後2時ちょっと前、かろうじて2時のフェリ−に間に合った。フェリ−で“黄石”へ戻り、バスで”西貢”へ。”西貢”では先々週と同じ海鮮中華の店。約6qの軽〜いハイキングながら、かなりの暑さで全員くたびれ気味でした。

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↓“黄石”からのフェリ−の中【写真No.01】、フエリ−は一旦“高流灣”を経由するとすぐに“塔門洲”が見えてきた【02】、“塔門洲”は小さな漁村の島【03】、埠頭で出発前の記念写真二発! 魚の乾物を売ってる小店から右手の民家の軒下を通り過ぎ、、、“漁民新村”の標識【07】を右折せずにそのまま直行、、、

↓墓地の中をさらに進むと【09】、、、突然パッと開ける視界、“疊岩”の標識【10】に沿って敷石の散策路が走る緑の草原!【11】。右手は“塔門口”(Tap Mun Hau) の海峡とその向こうに“シャ−プピ−ク”の雄姿が見えるはずだが今日のガスっぽい天気ではボンヤリ! この海沿いの緑の丘陵地帯が“塔門洲”で一番の見どころ! 整備された散策路を進むと前方に不思議な二段重ねの岩! この島名物の“疊岩”(Balanced Rock) と云う奇岩だッ!【12】。これをバックに記念写真二発!

↓散策路を進んですぐに“バランスドロック”近くの海岸上に到着して小休止、、、真上から見た“バランスドロック”【16】とその周囲の岩場の海岸、、、数人の仲間がその不思議な大岩まで降りて遊ぶ【20】、、、この辺りは島の南端を周り込んで東側に出た場所だッ!

↓しばらくここで遊んでから出発、、、散策路を前進すると前方に白い建物とその右手の小高い丘【24】、、、直ぐに右手の“小石灘”と呼ばれるビ−チ【25】を眺めながら前方の白い建物に向かう【26】。白い屋根は東屋風休憩所だった【28】。ここから島の西側、船着場方面に戻る道があるが、、、

↓我々は建物後ろの小サッカ−場脇を抜けて前方の小高い丘を目指す【29】、 ガレ道登り坂の荒れたル−トと生い茂る潅木を掻き分けて【30】、、、すぐに全員100m程の丘の上に到着。最後尾の二人がチョットはぐれちゃったけど!(^_^)! 本来ここからの眺めも良いが今日の天気では? 小休止の後、さらに前方北側に下りながら【33】、途中から左手に見えたヤブの中の小道に分け入る。ここが毎回分かり難い箇所! 谷間に生い茂るヤブと潅木、ル−トはぬかるみ、、、ジャングルの中をお互い声を掛け合いながら進んで【34】、間もなくジャングルを抜け出ると、お次は右手の歩き難いガレ道と小岩の登り坂【35】

↓ル−トは小岩だらけの荒れた道が続く【36】、荒れ道が終わったら緑の広っぱ、前方が目的地の“茅平山”【37】。最後の登り坂途中から振り返り見た緑の広っぱ【38】、、、そして直ぐに全員“茅平山”の頂上125mに到着。独立峰なので周囲360度、海と島々の結構な眺めが広がるが何せ今日のガスっぽい天気では風景もパ−ッ! それに超蒸暑い! 三角点を囲んで記念写真二発、、、東側の小島は“弓洲”(kung Chau)【42】。

↓休んでオヤツを食べたら元来た荒れ道を下って【44】、緑の広っぱから荒れ道を下り【46】、、先にジャングルを抜け出た所をそのまま直進すると、、、やがて荒れ道も終わり【47】、、、民家近く“涌尾角”(Chung Mei Kuk) と呼ばれる村落に出る。ここから道は舗装路の三叉路になって、舗装路を左折すれば往路の海岸近くの白い屋根の東屋風休憩所方面へ、、、我々は舗装路を直行して間もなく、、、“天后古廟”の社の門【48】。目の前はもう海、埠頭近く【49】
↓丁度午後2時発の二階建てフェリ−に間に合った!【50】、一同しばしの船旅、、、往路と同じく船は“高流灣”を経由して直ぐに“黄石”へ到着【51】。これまたグッドタイミングで“西貢”行きのバスに飛び乗る。バスに乗って約40分、先々週“KAU西洲”ハイクの後、初めて立ち寄った海鮮中華の店で最後の打ち上げ! 今日は海鮮料理じゃ〜なかったけど、、、ビ−ルHK$15は格安! 料理もグ−ッ! 今日はやたら暑かったね〜、お疲れさま〜ッ!

“塔門洲”は南側半周コ−スが一般的だが、今回のように北側の独立峰“茅平山”まで行ってこそ面白い! それにしても超簡単コ−スでノンビリ歩いても2時間半で終わってしまう。しかし初めて行く人は“茅平山”まで登るのは現場に案内もなし、地図を見てももう一つ良くわからないから大変だろうねッ!、と前回コメントの"Copy & Paste"でスミマセン!(^_^)!

Photo by B.Eiji (仲間のフォトアルバムもご覧下さい!)

過去の関連レポ−ト
(塔門洲と高流灣の位置関係が分からない人は下記を見てッ!)
⇒[2004年10月24日] 東龍背
⇒[2004年 9月12日] 塔門洲 (Tap Mun Chau)

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