[2006年10月1日] 獅子山
(Lion Rock)

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コ−ス=MTR.楽富-(Taxi)-獅子山公園-獅子山-沙田パス-郊遊路徑-
-沙田路-(MiniBus)-KCR.沙田

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
香港もやっと涼しくなりつつある。そこで今日は久しぶりに”獅子山”(Lion Rock) 495m への登山。“香港の顔”と云えば云わずと知れた“ビクトリアピ-ク”、しかしこれは観光客向けの「顔」であり、ハイカ−にとっての香港の「顔」は何と云っても“ライオンロック”。九龍丘陵で高さこそ495mながら、その凛々しいライオンの頭に似た岩山は香港の市街地から何時でも何処からでも眺められる男性的な岩山だッ! 九龍の街中に近い“獅子山郊野公園”(Lion Rock Country Park) に位置し、香港島から見ると九龍の左手西側の端にレ−ダド−ムが見える“筆架山”(Beacon Hill)、それから右手に“ライオンロック”、そして“飛鵝山”(Kowloon Peak) と続く山並みの真ん中。今朝はドンヨリ曇り空、気温は26度、湿度75%。集合場所のMTR“楽富”(Lok Fu) 駅に集まった仲間はいつもの14名と、ネットでこのHPを検索して参加された新人ご夫妻、それに最近香港のタウン誌にこのHPが紹介されたのを読んで、参加されたお父さんとお嬢さんの親子連れお二人を加えて計18名と久しぶりに大人数!

MTR“楽富”(Lok Fu) 駅からタクシ−で“獅子山公園”へ。そこから緑の樹木徑を登って行くと途中、右手の樹木の間から時々“ライオン”(こんな真下からはライオンには見えないけど!) が顔を出す。徐々に登り傾斜がきつくなり小休止をはさんで“ライオン”の麓の東屋まで。ここまでも結構キツイ! 東屋で大休止の後、いよいよ本格的なピ−クアタック! 急な坂道と段差の高い石段登りでヒィ−ヒィ−!、、、たまらず途中でまたもや小休止。そして最後の岩を這い登って遂に頂上に立つ! 狭い頂上は大勢のハイカ−達でごった返し。残念ながら遠景はガスっていたがまぁ〜まぁ〜の展望。頂上からの景色とスリルを堪能した後、今度は尾根伝いに次のピ−クへ。そこから階段を下ってMHT-5-、トレ−ルコ−スに合流、谷部の歩きの後、さらに山麓歩きを経由して峠までの軽い登り坂。

この峠は地図上では“雛胸山”(Unicorn Bridge) 辺り、ここからの眺めが素晴らしい! 真下の“黄大仙”(Wong Tai Sin) の高層ビル群を見下ろしながら下って行くとやがて“沙田[土幼]”(Sha Tin Pass)。“沙田パス”は茶屋などもあり、今日も沢山のハイカ−達が休憩していた。ここはWST-4-とMHT-5-の重要なポイントだ! 我々はそこから渓谷沿いの樹木徑、“郊遊路徑”(Country Trail) の下り山道歩きを楽しみながら最後の“馬鞍山郊野公園”(Ma On Shan Country Park) の標識ゲ−トに到着。後は舗装坂道を下って“沙田路”(Sha Tin Rd.) からタクシ−やミニバスに分乗してKCR“沙田”駅まで。約7km強、計3時間半のノンビリ歩きでした。今日の最後の打上げは“沙田”駅構内の中華店で飲茶!
(注:MHT-5-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-5-)
(注:WST-4-:Wilson Trail (衛奕信徑) Stage-4-)

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↓“獅子山公園”入口、そこから見上げた“ライオンロック”【写真No.02】の雄姿! 出発前の記念写真撮影後、公園入り口の外にあるこの標識【03】、左手の小さな階段登りからスタ−ト! 森の中の階段、樹木徑の登りが続く、、、途中右手木立の間に見上げた“ライオンロック”【05】、ここからはライオンには見えないけど、、、小休止を挟んで、、、さらに登りは続く、、、 

↓間もなくライオンの麓の東屋に到着【08】、この東屋は1997年7月の中国返還を記念して建てられたもの、この辺りが標高300m。おサルさんの出迎えを受けて【09】ここで全員大休止! おサルさんは出迎えではなくて、休憩中の大勢のハイカ−達の食い物を狙ってるだけ! 猿山“金山公園”(Kam Shan Park) からこの辺りまでエサを求めて来たのかな? ここから眺めた“九龍城”(Kowloon City) 周辺の街並みと“啓徳空港”跡【12】はガスで霞んでいる。大休止の後、いよいよピ−クアタック開始【13】、頂上まで500m【14】とは書いてるけど、、、(汗)   

↓段差の高い石段登りが続く、、、途中右真上に姿を現したライオン?【16】、結局ライオンの頭に見えるのは街中から見た時だけだったッ! ガスの霞む南側“九龍”の街並み【17】と、西側には“筆架山”(Beacon Hill)【18】。途中の大岩で小休止の後、また急坂登りが続く、、、北東の彼方には“大帽山”(Tai Mo Shan)も微かに【21】

↓前回、この岩壁【22】にへばりついた⇒ロッククライマ−を見かけたが!、、、登るにつれ角度が変わって、この辺りから見たライオン【24】は何だか屈強な男? インディアンの酋長? の横顔のような! その逞しい男の横を登って行く、、、さぁ〜もう一踏ん張り、、、柵から右手のライオンの頭に取りついて【27】、とうとう頭の上に辿り着いた【28】。ライオンの頭上は狭くて、大勢のハイカ−達も溢れそう!

↓“ライオンロック”495m頂上! ガスに霞んだ“九龍”界隈【29】、狭いライオンの頭の上、寄り添って記念写真撮影! “九龍ピ−ク”【31】も“大帽山”【32】もHazyな天気で霞んでいる。やがてライオンの頭から下りて、東側の二番目のピ−ク【34】を目指す、、、

↓二番目のピ−クからライオンの頭をふり返り見ればこのように北側は垂直に切り立った絶壁【36】、九龍側の街並みを左に見下ろす。円を描く立体交差は“獅子山トンネル”の九龍側出入口【37】。尾根伝いに次のピ−ク【39】を目指してのアップダウン行、、、三つ目のピ−クには危険表示【41】と以前は無かった新しい“獅子山”標示板【42】、あれッ? ここが本当のピ−クかな?

↓ここからこの標識【43】に沿って左折、そして階段下りとなる。目指すは“沙田パス”。滑り止めの丸木が付いた歩き難い長〜い階段を下って、、、下って、、、MHT-5-に合流【46】。ここから左に行けば“ビ−コンヒル【47】、右に行けば“沙田パス”【48】。しばし山麓の平道歩き。

↓やがて三叉路に着いて小休止、そして“沙田パス”はここを左側へ【52】、、、やがて緩やかな登り階段となる【53】。こ途中に立つ⇒“標距柱”(Distance Post)M103【54】、と云う事はMHT100qトレ−ルコ−スのほぼ中間地点! 間もなく“雛胸山”峠の上、ここからの眺めがなかなかGood! “慈雲山”の高層ビル群を真下に【55】、そしてその向こうが“九龍ピ−ク”。手前の“大老山”(Tai Lo Shan) を正面に見ながら下り坂【56】

↓下り途中の林を抜けて、右手の高台で小休止【58】、真下に高層ビル群を見下ろす【59】。 徐々に高度が下がって、間もなく“沙田パス”の東屋が見えてきた【61】、、、そして最後のゲ−トを潜る【63】

↓“沙田パス”はWST-4-とMHT-5-の重要なポイント。東屋前の階段上【65】、大勢のハイカ−が集う茶屋の横を抜けて標識【67】の舗装小道を直進すればWST。我々は右折して“郊遊路徑”に入る【68】。この緩やかな下り山道は渓谷沿いの夏向き樹木徑、、、

↓途中BBQサイトを横切り【71】、、、せせらぎの音に耳を傾けながらノンビリ下りが続く、、、そして、、、着いた所が“馬鞍山郊野公園”の標識ゲ−ト【74】、傍の東屋で又もや小休止の後、広い舗装坂道を下って行く、、、

↓“沙田路”に出て、さらにテクテク歩いていたら空タクシ−! 5人の女性が一足先に“沙田”へ。残ったメンバ−はこの標識【79】辺りまできてミニバスを拾う。ここまで約7q強の歩きをFinish! “沙田”駅構内の飲茶の店、、、いつもの様に先ずはビ−ルでカンパ〜イ!

ライオンロックは過去何回も登ったが、今日と全く同じコ−スを歩いたのは2004年8月以来、実に2年2ヶ月ぶり! この間、メンバ−も大幅に入れ替わってしまって今日の場合、ライオンロックは初めて、と云う人も居た。『香港の顔!』 この岩山は本当に誰でも街中から手軽に登れる素晴らしい山だッ!

過去の関連レポ−ト。
[2005年6月5日] 筆架山〜獅子山〜望夫石
[2004年8月8日] 獅子山 (Lipn Rock)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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