[2004年8月8日] 獅子山
(Lion Rock)

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コ−ス=MTR.楽富-(Taxi)-獅子山公園-獅子山-沙田パス-郊遊路徑-
-沙田路-(MiniBus)-KCR.沙田

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日はほぼ一年ぶりの”獅子山”(Lion Rock) 495m への登山。“香港の顔”と云えば云わずと知れた“ビクトリアピ-ク”、しかしこれは観光客向けの「顔」であり、ハイカ−にとっての香港の「顔」は何と云っても“ライオンロック”。九龍丘陵で高さこそ495mながら、その凛々しいライオンの頭に似た岩山は香港の市街地から何時でも何処からでも眺められる男性的な岩山だッ! 九龍の街中に近い“獅子山郊野公園”(Lion Rock Country Park)”に位置し、香港島から見ると九龍の左手西側の端にレ−ダド−ムが見える“筆架山”(Beacon Hill)、それから右手に“ライオンロック”、そして“飛鵝山”(Kowloon Peak) と続く山並みの真ん中。今日の気温は30−32度、湿度85%、参加者13名。

MTR“楽富”(Lok Fu) 駅からタクシ−で“獅子山公園”へ。そこから緑の樹木徑を登って行くと途中、右手の樹木の間から時々“ライオン”(こんな真下からはライオンには見えないけど!) が顔を出す。徐々に登り傾斜がきつくなり小休止をはさんで東屋まで。湿度が予報より高いのか? やたら蒸暑くてキツイ! 東屋で大休止の後、いよいよ本格的なピ−クアタック! 急な坂道と段差の高い石段登りでヒィ−ヒィ−、、、たまらず途中でまたもや小休止。そして最後の岩を這い登って遂に頂上に立つ! 残念ながら遠景はガスっていたがそれでも初めて登った仲間達は感激! 頂上からの景色とスリルを堪能した後、今度は尾根伝いに次のピ−クへ。そこから階段を下ってMHT-5-、トレ−ルコ−ス合流、谷部の歩きの後、さらに山麓歩きを経由して峠までの軽い登り坂。

この峠からの眺めが素晴らしい! 真下の“黄大仙”(Wong Tai Sin) の高層ビル群を見下ろしながら下って行くとやがて“沙田パス”(Sha Tin Pass)。“沙田パス”は茶屋などもあり、今日も沢山のハイカ−達が休憩していた。ここはWST-4-とMHT-5-の重要なポイントだ! 我々はそこから渓谷沿いの樹木徑、“郊遊路徑”(Country Trail) の下り山道歩きを楽しみながら最後の“馬鞍山郊野公園”(Ma On Shan Country Park) の標識ゲ−トに着いて今日の歩きを終えた。後は舗装坂道を下って“沙田路”(Sha Tin Rd.) からミニバスでKCR“沙田”駅まで。約7km、計3時間半のノンビリ歩きでした。今日の最後の打上げは“沙田”駅構内の飲茶の店!
(WST-4-:Wilson Trail (衛奕信徑) Stage-4-)
(MHT-5-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-5-)

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↓“獅子山公園”入口、その場から見上げた“ライオンロック”[写真No.02] の雄姿! 出発前の記念写真撮影後、この標識[05] の先、左手の小さな階段登りからスタ−ト! 森の小道、樹木徑の歩きは楽しいね〜!、、、 

↓、、、と思いながら登るうち、徐々に傾斜がきつくなり途中左手の大岩の上で小休止[08]。九龍サイドの街並みを見下ろすが、ガスが濃くて遠景はパ−! さらに登りながら右手に垣間見えたライオンにはとても見えない“ライオンロック”[10]。湿度が高く汗ダクになりながらの坂道登りが続く、、、また見えたライオン?[12]、、、そして到着した東屋、1997年7月の中国返還を記念して建てられたとか?[13]。ここで全員大休止!

↓ここはいつもの事ながら大勢のハイカ−達が休憩中。いよいよピ−クアタック開始、、、途中真上に姿を現したライオン?[17]、結局ライオンの頭に見えるのは街中から見た時だけだったッ! 普通はこんな途中では休憩しないが今日は蒸暑さに疲れて又もや小休止[18]、[19]。ライオンの頭をバックに、、ハイッ、ポ−ズ!2発! 初めて登る彼女の嬉しそうな顔[21]!

↓段差の高い石段を懸命に登る赤シャツのオバサン[23]! オッ! この辺りから見たライオンは何だか屈強な男? インディアンの酋長? の横顔のような! その逞しい男をレディ−二人で挟んで又もやポ−ズ ![25]。さぁ〜もう一踏ん張り、、、最後の岩のアタマに取りつく[28]。

↓そして遂に着きました“ライオンロック”495m頂上! 高度感を出すために真下の断崖絶壁をバックに[30]、とカメラを構えたが足が震えてダメだった! Hazyな天気、ガスのため遠景が残念ながら望めない。“九龍城”辺りか?[32] と“大圍”(Tai Wai) 周辺[33]。狭いライオンの頭の上、寄り添って記念写真撮影!  

↓下山開始、このように北側は垂直に切り立った絶壁[37]、その絶壁の遥か彼方は“ビ−コンヒル”[38]。九龍側の街並みを左に見下ろしながら尾根伝いに次のピ−クを目指してのアップダウン行、、、正面に“黄大仙”や“慈雲山”のビル群とその向こうに“九龍ピ−ク”が見えて来た[42]。

↓この危険表示があるピ−クから左折[44]、そして階段下りとなる。目指すは“沙田パス”。滑り止めの丸木が付いた歩き難い長〜い階段を下ってMHT-5-に合流[46]! ここから右折、谷部の平道から山麓の歩きと続き、、、やがて再度緩やかな登り階段となる[49]。

↓間もなく峠の上に着いて小休止、ここからの眺めがなかなかGood! 先ほど見えた“慈雲山”の高層ビル群を真下に、そしてその向こうが“九龍ピ−ク”。“大老山”(Tai Lo Shan) を正面に見ながら下り坂[51]。徐々に高度が下がって、、、間もなく“沙田パス”に到着[55]。

↓“沙田パス”はWST-4-とMHT-5-の重要なポイント。大勢のハイカ−が集う茶屋の横を抜けて[58] 直進すればWST。我々は右折して“郊遊路徑”に入る。この緩やかな下り山道は渓谷沿いの夏向き樹木徑、、、途中BBQサイトを横切り[61]、、、せせらぎの音に耳を傾けながらノンビリ下りが続く、、、

↓そして、、、着いた所が“馬鞍山郊野公園”の標識ゲ−ト[65]、傍の東屋で又もや小休止の後、広い舗装坂道を下って行く、、、“沙田路”に出てミニバスを拾う。ここまで約7qの歩きでした。“沙田”駅構内の飲茶の店、、、いつもの様に先ずはビ−ルでカンパイ!

↓いやぁ〜、ホント今日は蒸暑かったッ! 下着はもちろんズボンの腰周りまで汗でグショグショ! それでも杯を重ねる内に忘れて、、、もう一度カンパ〜イ!! 

ライオンロックは過去何回も登ったが、今日と全く同じコ−スを歩いたのは2001年11月だったから実に2年9ヶ月ぶり! この間、メンバ−も大幅に入れ替わってしまって今日の場合、ライオンロックは初めて、と云う人が大半を占めていた。しかし確かに『香港の顔!』 この岩山は本当に誰でも街中から手軽に登れる素晴らしい山だッ!
過去の関連レポ−ト
⇒最近のライオンロック≪[2003年8月17日]筆架山〜獅子山〜望夫石≫
⇒今回と同じコ−ス≪[2001年11月11日]獅子山(Lion Rock)≫

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