[2005年6月5日] 筆架山〜獅子山〜望夫石
(Beacon Hill〜Lion Rock〜Amah Rock)

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=MTR.旺角-(Bus.81,石梨貝水塘下車)-鷹巣山自然教育徑-
-筆架山-獅子山-望夫石-紅梅谷-獅子山隊道-(Bus)-KCR.沙田圍

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は1年10ヶ月ぶりに“筆架山”(Beacon Hill) 457mへ行く。九龍の街中に近い“獅子山郊野公園”(Lion Rock Country Park) の中、香港島から見ると九龍の左手西側の端にレ−ダド−ムが見える山が“ビ−コンヒル”。それから右手に“ライオンロック”、そして“九龍ピ−ク”と続く九龍丘陵の三大山塊の一つ。参加者は9名、天気は今日も曇天、朝のTV予報では気温27度湿度72%。予定では“筆架山”〜“望夫石”(Amah Rock) で、途中の“獅子山”(Lion Rock) 495mには登らない筈だったが、、、?

出発地点は“大埔公路”(Tai Po Rd.)のバス道路脇、“鷹巣山自然教育徑”(Eagle's Nest Nature Trail) の入口。ここはMHT-5-の終点でもあり、有名な猿山“金山公園”(Kam Shan Park) に隣接した場所。今日も沢山のサル達の歓迎? を受けながら雨上がりの林の中を40分程も歩き、お次は長〜い階段登りの始まり。段差の高い階段を汗ダクになって登って、やっとビ−コンヒルの頂上到着。それからライオンロック麓の東屋まで所々石段の下りと、右手眼下の九龍の街並みを見下ろしながらの山中腹の林道歩きが続く。そして“ライオンロック”麓の東屋に到着。予定ではここから直接“望夫石”に向かう筈だったが、気温も低く参加者9名全員元気に“ライオンロック”も挑戦しよう! とアタック開始。

再び汗ダクになりながら急斜面を登り、最後の岩を攀じ登って30分程で495mの頂上着! 曇天ながら比較的視界は効き風景を眺めた後、元の東屋まで下山。次はMHT-5-から外れ“望夫石”を目指す。観光ガイドでも紹介されているこの奇岩は、『猟師の夫の帰りを赤ん坊を背負って待つ妻の姿!』 そんな古い言い伝えがあるとか? その直立した大岩を木々の間に垣間見ながら林道を下って行く。

到着したその岩は心無い者の落書きだらけで単なる汚い大岩。そこから林道を下って最後は“紅梅谷”(Hung Mui kuk) のバ−ベキュ−サイトに出てた。“獅子山隊道公路”(Lion Rock Tunnel Rd.) からバス停に着いて今日の7q強の歩きをFinish! バスにてKCRの最近出来た新路線、“沙田圍”(Sha Tin Wai) まで移動。さらに“九龍塘”(Kow Loon Tong)〜“佐敦”(Jordan) と移動して最後の〆は“佐敦”街中のB級グルメでした。
(注:MHT-5-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-5-)

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓“旺角”(Mong Kok) からBus81に乗り“石梨貝水塘”(Shek Lei Pui Reservoir) で下車、サル山で有名な“金山公園”(Kam Shan Coutry Park) の入り口だ。そのバス停にあるこの標識【写真No.01】、その横の階段を登って陸橋を渡り“大埔公路”(Tai Po Road) を横断すると“鷹巣山自然教育徑”の縦長標識と“獅子山郊野公園”(Lion Rock Country Park) の横長標識【02】、ここで出発前の記念写真二発! 右手の坂を登って行くと左手に“鷹巣山自然教育徑”のゲ−ト【04】、ここが入り口。おサルさんの歓迎を受けながら【05】、これよりしばらく山麓の平坦な林道歩きが続く、絶好の夏向きコ−スだッ!

↓この山麓林道は“鷹巣山自然教育徑”でもあり、またMHT-5-でもある。“教育徑”の標識【08】どおりに途中の階段を登り、、、沢を渡って、、、途中正面に垣間見えた目指す“ビ−コンヒル”のレ−ダ−・ド−ム【11】、、、曲りくねった道を行き、、、最初の東屋で小休止【14】。

↓道は続く、、、スタ−トして40分程も歩いたら再度の階段登り【16】、、、その階段を登り切った左側に二番目の東屋【17】と、ここらの九龍“茘枝角”(Lai Chi Kok) 方面の展望【18】、“ビ−コンヒル”へのル−トはこの東屋横の階段を登らなければならないが、ウッカリして右側の“教育徑”をそのまま行き過ぎた! 前回と同じミス! 傍の小さなMHTの標識を見逃した。直ぐに引き返して仕切り直し、東屋横の階段を登り出す一行【19】、、、汗ダクになって登り着いた所は舗装道路【20】、その対面の階段をまたまた登らなければならないッ!【21】

↓階段途中、堪らず綺麗な花【22】 を撮りながら立ち止まって呼吸を整え、、、また登る、、、右手に近づいて来た“ビ−コンヒル”頂上【23】、、、そして再度舗装路に合流【24】、この左手は先程の最初の舗装路に繋がっている“龍欣道”(Lung Yan Rd.)。つまり我々は舗装路を通らずにショ−トカットした訳! またこの舗装路を右に登って行くと“ビ−コンヒル”頂上へ至るが、我々はここからまたまた対面の最後の段差が高い階段を登って行く【26】、、、そしてやっと頂上457mに到着【27】。曇天ながら比較的空気は澄んでて素晴らしい景観が望める。東北側には“沙田”の街並み【28】

↓そして西北側には“城門水塘”(Shin Mun Reservoir) と右手の“針山”(Needle Hill) 、その向こうには“大帽山”(Tai Mo Shan) の勇姿【29】。頂上でしばしの休憩と記念写真を撮ったら【30】、広場端、登って来た道の直ぐ右側から三角点【31】を経由して一旦下り、舗装路を横断して“沙田Pass”の標識【32】 に沿ってMHT-5-の歩き、、、山中腹の快適林道歩きが続く、、、正面に顔を出した“ライオンロック”【34】、、、そして右手には九龍の街並みと遠くの香港島“ビクトリアピ−ク”も!【35】

↓右手眼下、次々に広がる一大パノラマ! 九龍の中心街【36】、左手には“沙田”【37】、そしてまた右側、街並みの向こうには昔の“啓徳”(Kai Tak) 空港跡【38】、直下に円を描く立体交差は“獅子山トンネル”の九龍側出入口【40】。“大帽山”と“針山”も先ほどより更にクリアに近づく【41】、、、間もなくル−トは“ライオンロック”が目前に迫る峠、ここで記念写真二発!【42、43】

↓この峠を下ったら直ぐに“ライオンロック”麓の東屋に到着【44】、、、この東屋は1997年、香港の中国返還を記念して建てられた【46】、ここで小休止の間、ついでに“ライオンロック”まで登るかッ、と衆議一決! 急坂登坂の始まり、、、途中で一休み【49】

↓過去何回も登った“ライオンロック”、、、急坂中腹から見たインディアン酋長? 屈強な男の横顔【51】、そしてそのアゴの下辺りにとり付いた勇敢なロッククライマ−の勇士!【52】、、、急坂登りが続く、、、ライオンの頭、最後の岩をよじ登り【54】、、、遂に495m の頂上を踏んだ!【55】。“黄大仙”(Wong Tai Sin) 近辺の街並みとその向こう“九龍ピ−ク”の眺め【56】

↓“九龍城”(Kowloon City) 周辺の街並みと“啓徳空港”跡【57】。頂上岩の上に陣取って記念写真二発! 【60】は“大圍”(Tai Wai) の街並みと“針山”、その右端は“草山”(Grassy Hill), 遥か彼方は“大帽山”、、、こちらは先ほど登って来た“ビ−コンヒル”【61】。一しきり景色を眺めたら下山開始、、、さっきの中腹まで下って来てフト振り返るとライオンのアゴ下にとり付いていたロッククライマ−が三人に増えていた【63】。さっきから位置が変わってないので多分ル−トを探しているんだろうな〜? 見てるこちらの方が冷や汗が出てきそう! ([秘] 普段は香港人ハイカ−のチンタラ歩きに腹が立つが、中にはこんな勇敢野郎もいるんだッ! 脱帽!)

↓さらに下って、、、やがて先ほどの東屋まで舞い戻り【65】、次なるコースは東屋右手の“望夫石”の標識【66】 に沿って林道の歩き、、、直ぐにMHT-5-から外れて、、、コ−スは徐々に下り坂、、、途中“獅子山隊道公路”へ出る三叉路【68】 からさらに直進、、、右手の視界が開け姿を現した“望夫石”【70】、なるほど!"赤ん坊を背負った女"に見えないこともないッ!

↓“望夫石”に近づくとル−トは石道に変わって、、、そして到着!【72】。大岩の下の方は落書きだらけ! その落書きを隠して記念写真一発。この後、階段を下って行き、、、、小川を渡り、、、やがて引水道に降り立つ【75】、ここは“紅梅谷自然教育徑”(Hung Mui kuk Nature Trail)。この直ぐ傍の標識【76】 からさらに下って行く、、、

↓すると“紅梅谷”のBBQサイト【78】 、、、そしてゲ−ト【79】 を潜った正面は“獅子山隊道公路”、右手の階段を下って交差する“紅梅谷路”(Hung Mui kuk Rd.) に降り立ち、歩道を下ってバス停【81】 に着いた所で今日の歩きをFinish! ちょうど来合わせた“沙田圍”行きのダブルデッカ−に飛び乗る。最近開通したKCRの新路線駅“沙田圍”は初めて! さらに“九龍塘”〜“佐敦”(Jordan) と移動、最後の〆は“佐敦”街中のB級チャ−ジャン店でした!(^_^)!

相変わらずの日曜曇天! まぁ〜この時期は仕方ないけど、それにしても Week Day は比較的晴れの日が続き日曜になると何故か? 小雨模様の曇天! 気温は朝の予報よりも低く24度、ハイキング日和としてはカンカン照りでなく良かったのかもね! 

仲間が作成したフォトアルバムもご覧下さい!

過去の関連レポ−ト
[2003年8月17日]筆架山〜獅子山〜望夫石

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング