[2006年9月24日] 草山
(Grassy Hill)

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コ−ス=MTR.筌灣-(兆和街.Taxi)-城門水塘(西側)-鉛礦凹-草山-
-鉛礦凹-元暾下-茘枝山-KCR大埔嘘

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
     「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
新界中部にある“草山”(Grassy Hill)標高647mは2004年3月に“針山”(Needle Hill)経由で登ったが、今日は別コ−スから実に3年ぶりに登る予定だった。が、しかし、、、? “草山”は“城門郊野公園”(Shing Mun Country Park) にある山で、“大帽山”(Tai Mo Shan)や“針山”に近く、香港のほぼ中央に位置する山だ。今朝のTV天気予報では曇り雨、MAX気温28度、湿度78%! まぁ〜いつものアテにならない予報だから雨は降るまい、降ってもパラパラ? と何の躊躇もなく地下鉄“筌灣”(Tsuen Wan)に行くと、集まった仲間は10名。駅近くの“兆和街”から時間節約の為にタクシ−2台に分乗して“城門水塘”(Shing Mun Reservoir)の入口まで。

そこから今日の歩きのスタ−ト。“パイナップルダム自然教育徑(3)”と呼ばれる“城門水塘”西側の道を歩く。今日は大勢のハイカ−達も! 道は途中から舗装路に変わるが、これが延々と“鉛礦凹”(Lead Mine Pass)の峠まで続く林道のダラダラ上り坂。超蒸暑くなだらか登りながら汗が噴出して止まらない! “鉛礦凹”に着く手前から雨が降り出し、徐々に強い雨! “鉛礦凹”に着いた時点ではやや小降り、この程度なら“草山”に登れる。“鉛礦凹”はMHT-7-からMHT-8-への中継地点、且つWST-7-の中間点でもある。我々はここから“草山”を目指す。管理事務所脇の舗装路を登ると直ぐに左折、いよいよ“草山”への登山口。しかしここで又もや雨! 結局勇姿5人だけが“草山”へ。

これまでの長かった舗装路歩きに疲れた上に、この雨でヤル気を無くした5人は登山を諦めた! 登山組みの5人はMHT-7-の逆走で長〜い階段登りからスタ−ト。残った5人は“鉛礦凹”の東屋で雨宿りしながら登山組を待つこと約1時間ほど! 間もなく同じル−トを下山してきた5人と合流し、10人全員で今度はWST-7-を“元暾下”(Yuen Tun Ha)を経由して目的地の“茘枝山”(Lai Chi Shan) までの下りコ−ス。下りコ−ス途中から雨は上がる。しかし濡れた山道、石ころだらけの下りコ−スは滑り易かった。“元暾下”まで降りて来た所から、“茘枝山”までの舗装路歩きが又延々と続く。新興住宅街を通リ抜けていつものお馴染みタイレストランに到着して今日の歩きをFinish! “草山”登山を諦めた5人組が約7q強の歩き、勇姿5人も8q強の歩きでした!
(注:MHT-7-,-8-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-7-,-8-)
(注:WST-7-:Wilson Trail(衛奕信徑)Stage-7-)

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↓“筌灣”からタクシ−で“城門道”の終点まで、そこはミニバス終点でもある。そこが今日のスタ−ト地点。左手横の階段を上がって管理事務所横の標識前で出発前の記念写真一発【写真No.01】。これより“パイナップルダム自然教育徑(3)”【02】 と呼ばれる“城門水塘”西側をダム湖に沿って歩く。道は徐々に細くなり、やがて林の中の階段【06】、階段途中で大勢のハイカ−達とすれ違う。

↓階段の上は舗装路【08】。右手の下り坂からユ−カリ林道の散策【09】。樹木の緑が映えて美しい! この道は毎回歩く度に思うが、舗装していなければもっと快適なはず。周囲の鬱蒼と茂る樹木に囲まれて歩く夏向き絶好の散策道! しかし、かなり蒸暑い(汗)、、、時折、右手樹木の向こうに垣間見えるダム湖、、、間もなく“城門水塘”の北端、ここの三叉路を左手へ【12】、、、この辺りから雨がパラツキ始めた【14】

↓次の三叉路も左手、“大埔KAU”/“鉛礦凹”方面へ【16】。その先に有る東屋で雨宿り小休止【17】。その後、、、この辺りから道は上り傾斜となり更に雨!、、、その次の三叉路を今度は右手“大埔”(Tai Po)方面へ【20】、、、そしてやっと“鉛礦凹”に到着、スタ−トして一時間半程もかかった。“鉛礦凹”は新しい東屋の建築中【21】

↓ここ“鉛礦凹”は100qトレ−ルで有名なMHTのStage-7-からStage-8-へ変わる中継地点で“大帽山”への東側登山口【22】、さらにWST-7-の中間点でもある。ここまで登って来た舗装路をMHT-7-の方へ直進【23】すると、右上に管理事務所とヘリポ−ト。その脇の舗装坂【24】を登ると左手遠方に見えてきた“大埔”の街並み【25】、しかし雨天ガスでご覧のとおり! 急坂途中の三叉路に立つ標識【26】。ここで標識の右手“針山”/“草山”方面へ向かうと“草山”頂上まで舗装路の登山ル−ト。しかしMHTはここから左折して“大埔KAU”方面へカ−ブを登る。その直ぐ先、右手の土手に有る標識が“草山”頂上へ至るMHT-7-となるから一見勘違いし易い要注意箇所! 右側土手の階段がそうだッ! いよいよ階段登りの始まり! しかし10人の後列に居た誰からともなく登山を諦める声が上がる! すると私も、私も、階段を登り始めたこの人【27】も、途中から誰も続いて来ないのに気が付いて登山断念! 結局この4人【28】と“光頭老”はここで待機する事に! 冷たい雨が降り続いていた!

↓ここ“草山”登山口前の小広場に立っていると汗は止まり寒くなってきた。元の坂道を下って【29】“鉛礦凹”の東屋で雨宿り【30】。雨を突いて登っている元気組み5人にTELで確認! 東屋で待つこと約1時間! やがて勇姿5人も戻って来た【31】、お疲れ様〜! また10人全員揃って東屋を出発【32】、後はWST-7-コ−スを“元暾下”までの下り道。このコ−スは過去何回も歩いているが、今日は雨で石段、石ころだらけの悪路が特に滑りやすくて危険だ!、、、途中の標識点を通過【35】

↓“大埔嘘”(Tai Po Market) の街並みと“九龍坑山”(Cloudy Hill) を正面に望みながら下って行く【37】、そう云えば“九龍坑山”もしばらく登ってないな〜! 雨は止んだ、悪路の山道が舗装階段に変わった、間もなく“元暾下”だ【38】、階段を下った所が“茘枝山”へ通じる舗装路【39】、そこに立つ標識【40】と⇒ “標距柱”(Distance Post)のW087地点【41】。ここで全員小休止!

↓ここからは車道、タイミング悪くミニバスも来ない? 止む無くテクテク舗装路の歩き、、、テクテク、テクテク、、、新興住宅街を通る、、、テクテク、テクテク、、、そしてやっと着きました“茘枝山”のいつものタイレストラン【49】

↓汗ダクの服を着替えてサッパリしたらカンパ〜イ! お疲れ様でした! この後店の前からミニバスかタクシ−でKCR“大埔嘘”まで、と思ったが、ここでもタイミング悪く車は来ない。止む無く徒歩で約30分、“大埔嘘”のKCR駅まで歩いて帰りました。

今日は予想外の悪天候! それと睡眠不足か? “城門水塘”脇の舗装路歩きも、そこそこくたびれた。“草山”は天気さえ良ければ香港の主な山が望める絶好の位置だが、登った勇姿5人は頂上でも強い雨に遭って景色も楽しめず、ご苦労さんでした!  

過去の関連レポ−ト。
[2004年3月21日] 針山〜草山
[2003年9月7日] 草山
『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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