[2004年3月21日] 針山〜草山
(Needle Hill〜Grassy Hill)

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コ−ス=MTR.筌湾-(兆和街.MiniBus.82)-城門水塘-針山-草山-
-鉛礦凹-元暾下-茘枝山-(Taxi)-KCR大埔嘘

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は実に2年2ヶ月ぶり、“針山”(Needle Hill)532mに登る。“針山”は新界中部“城門郊野公園”(Shing Mun Country Park)の中の文字通り針のように尖ったピ−ク。天気はうす曇り、気温19−23度、湿度83%、集合場所のMTR“筌湾(Tsuen Wan)”駅には18名が集まる。駅近くの“兆和街”(Shiu Wo St.)から82番のミニバスで“城門道”(Shing Mun Rd.)の終点まで。そこでもう一人の仲間が加わって総勢19名。先ずは舗装路を歩いて“城門水塘”(Shing Mun Reservoir)”入口まで、その後しばらくダムの南側を歩いて堤防を渡り切った所の階段を上がるとMHT-7-“針山”のスタ−ト地点。

トレ−ルコ−スはここから恐怖の階段登りが数百段! 途中から三名がこの階段登りを諦めて“城門水塘”沿いのWST-7-を行き、“鉛礦凹”(Lead Mine Pass)で我々と落ち合う事にした。本隊は最初の峠までの苦しい階段登りをクリアし、一旦平地から二つ目の峠まで再度の階段を登リ切ったら目前に“針山”の三角形の威容が目前に飛込む。急傾斜の直登階段とガレ道を必死に登ってやっと頂上へ。今日もあいにくの曇天で遠景の視界がきかず、最近の日曜は晴れたためしがないッ! 今度は反対側に同じく急斜面の階段ガレ道を下って舗装道路へ出る。そこからトレ−ルコ−スは山並みに沿って緩やかな登りが終わった所“草山”(Grassy Hill)、“鉛礦凹”方面と“沙田”(Sha Tin)方面への分岐点を通り過ぎて山間の森の中の舗装路が延々と続く。

道は小さなアップダウンを繰返しながら数回の交差標識点を通過し、最後の標識点から“草山”への登りル−トを目指す。そしてダラダラ舗装坂を登り終えた所、“草山”647mに到着。“草山”からはショ−トカット山道を一気に“鉛礦凹”へ下る。ちょうど来合せた三人の分隊と合流、今度は全員揃って石ころだらけの下りコ−ス、WST-7-を“元暾下”(Yuen Tun Ha)”近くまで。ここで舗装路に出て“茘枝山”(Lai Chi Shan)までの下り道。最後はいつものタイレストランに到着して約10km強の今日の歩きをFinish!
(MHT-7-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-7-)
(WST-7-:Wilson Trail(衛奕信徑)Stage-7-)

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↓出発地点の“城門道”ミニバス終点。右手の坂道を登ると直ぐに“城門水塘”。ダムの堤防を渡る時に右手に見えたライオンロック! 堤防の突き当たりからダム沿いに左へ行くとWST-7-、我々は正面階段を登ってMHT-7-の入口ゲ−トへ。いよいよ階段登りの始まりだッ! 長い急勾配の階段にフッ−! たまらず途中足を止め、ふと振り返ると水量が少ない“城門水塘”。

↓長かった急階段をやっと登り切って平地で小休止、フッ−! ここまでが一番辛いところ。聞けば仲間の内三人が階段途中で断念、諦めてWST-7-平坦道へ向かったらしい。休んだ後ここからチョット窪地の次に又もや急階段! ヒィ−ヒィ−ゼィゼィ! まっこと恨めしい階段! やっと二番目の峠まで登り着いたら突如右手前方に顔を出した“針山”。しばらくガレ道を行くと徐々に近づく“針の三角峰”、頂上まで一直線に伸びる階段ガレ道にため息! とり付き途中から返り見た今まで歩いたル−ト。今頃、健脚の先頭部隊は既に頂上で余裕の一プクか? チクショ−!

↓一番傾斜がキビシィ−箇所、腰を屈め懸命に登る! さぁ〜もう少しだッ! 一人、また一人、、、間もなく全員(16名)頂上到着。しかし今日の天気では風景はパー! 大帽山、八仙嶺、馬鞍山、その他全てガスの中、写真も撮れない。辛うじて真下の“城門水塘”。小休止と記念写真二発! そしてトレ−ルコ−スに沿って下山開始。

↓登りと同じく反対側の下りコ−スも急傾斜のガレ道、しかし周囲にはご覧のような小花が咲き乱れすっかり春うらら! コ−スは遥か下の方、ヘリポ−トのような小広場まで続いている。そしてその先には山間の尾根伝いを走るMHT-7-! 小広場に降り立ち、しばしヒザを休めた後トレ−ルコ−スを前進。  

↓振り向けば威風堂々たる“針山”の威容と、今しがた下ってきた直線ル−ト。舗装路のトレ−ルコ−スは徐々に登り坂、間もなく直進の“鉛礦凹”方面と右折して“沙田”(Sha Tin)方面へ至る分岐点を通り過ぎる。これより山間の森の中、舗装路が延々と続く。小さなアップダウン、曲りくねったル−ト、小鳥がさえずる森の中の快適歩きが続く。二つ目の標識点を過ぎて坂道を登り切った辺りから前方の視界が開け、“草山”に連なる丘陵が見え隠れ。

↓やがて最後、三つ目の標識点三叉路に到着。ここからいよいよ“草山”ピ−クまでのダラダラ舗装路登りが続く。右手の丘には肉骨粉など喰わずに自然食でBSE等ゼンゼン関係無さそうな牛チャンがチラリホラリ! 丘陵地帯の長閑だがちょっとキツイ坂道はまだ続く。後ろには“針山”も、、、間もなく頂上直ぐ傍の標識!

↓やっと着きました“草山”647m! コンクリ−ト上の三角点で無邪気に手を振るオジサンとレディ−達! 標識傍でくつろぐ面々、バックは“大帽山”の裾野。やがて下山、“草”の山道をルンルンで下る、、、林の中の階段を下ると再度舗装路に出た。  

↓標識から右折して“鉛礦凹”へ。MHT-7-から-8-への中継点“鉛礦凹”の広場はいつもの様に大勢のハイカ−達が休憩していた。ちょうど到着した分隊の三人と合流! 我々は広場上の路上、咲き乱れる綺麗な花の香りを楽しみながら今日最後の記念写真。これよりコ−スはWST-7-と変わり石段とガレ道の下り。途中おサルさんの出迎え? このコ−スでサルを見かけたのは初めて! 多分エサにあぶれて人が通るこの道まで出て来たのかもねッ! 前方にはガスに霞む“大埔”(Tai Po)の街並み。 

↓やがて道は舗装階段に変わり、最後は“元暾下”近くの車道に降り立った。ここで後続部隊を待って休憩。そのまま車道を下って行く。途中の“新屋家”(San Uk Ka)の住宅街にも鮮やかな真紅の花! 相変わらず無粋な“光頭老”は花の名前はワカリマシェン!(長崎弁)

↓そして最後は“茘枝山”のいつものタイレストランに到着。毎度利用するこのレストランはタイ料理、特にカレ−が美味くて値段も比較的安い。今日もビ−ルと食事代合わせてHK$68/人也、でした! カンパ〜〜〜〜イ!

ここんとこどう云う訳か?毎週日曜になると空は曇り空! Week Dayは結構陽射しも有るのに? まぁ〜歩く分には陽が射すより曇り空の方が楽だが、しかしやっぱりスカッ! と晴れて欲しいもの。第一山に登っても景色が楽しめない。また最近は参加者が増えて嬉しい悲鳴を上げてるが、一方脚力差が甚だしくて先頭者と最後尾の距離が広がり過ぎて主宰者としてはいろいろ気も遣う。願わくば事故が起こらないことを祈るばかり!
下は以前の関連レポ−トです。
[2003年11月30日] 城門水塘東側-草山-茘枝山
[2003年9月7日] 草山 (Grassy Hill)
[2002年4月5日] 草山〜狗肚山
[2002年1月20日] 針山 (Needle Hill)

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