[2006年7月2日] 八仙嶺自然教育徑〜照鏡潭
(Pat Sin Leng Nature Trail〜Mirror Pool)

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コ−ス=MTR.九龍塘-(KCR)-大埔嘘-(Bus75K)-大尾篤-八仙嶺自然教育徑-
-新娘潭(照鏡潭の滝)-(Bus)-大埔嘘-(KCR)-MTR.九龍塘

参考資料=「新界東北部 郊區地図1999年第五版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は新界東北部の“八仙嶺自然教育徑”(Pat Sin Leng Nature Trail) を完走! 途中からの歩きはWilson Trail 順行の“八仙嶺”登山などで歩いたが完走するのは実に4年ぶりだ。最後は教育徑終点の“新娘潭”(Bride's Pool) から、ついでに“照鏡潭”(Mirror Pool) の滝も見物。連日の猛暑続きでキビシィ−山登りをするのは意欲が沸かず、出来るだけ木陰が多く楽な歩きのこのコ−スとした。朝のTV天気予報では晴れ時々雨、気温28−32度、湿度89%。今日も又新人男性一人が加わり参加者10名がKCR“九龍塘”(Kowloon Tong)駅 改札口に集まった。ところがホ−ムでKCRを待つ間、大粒の雨! どうなる事やら? と心配しつつKCR“大埔嘘”(Tai Po Market) まで。そこからダブルデッカ−で“大尾篤”(Tai Mei Tuk) まで行ったら雨はすっかり上がっていた。

“大尾篤”のバスタ−ミナルが今日の出発点。左真上の“八仙嶺”を見上げながらバス道路の坂道を“八仙嶺自然教育徑”の入口、管理事務所がある“牛アウ”(Ngau Au) まで。そこからいよいよ山道の始まり、数年前の山火事犠牲者の慰霊碑として建てられ東屋“春風亭”、ここから教育徑はPoint (1) としてスタ−トし石段の登りがPoint (8) 付近まで続き、後は林の中のなだらかな登り坂がPoint (13) の先、“八仙嶺”への登山口近くまで続く。やっと“八仙嶺”の最後八つ目“仙姑峯”(Hsien ku Fung) への登山口(WST順行では下山口) に到着。

そこからは平道、林道の歩き。この地点からのル−ト名は“八仙嶺自然教育徑”と同時にWST-10-でもあり、“南涌”(Nam Chung)"までがそのトレ−ルコ−スとなる。小さなアップダウン有り、沢あり、の林道を進んで道は徐々に下り坂となりPoint (20) に着くとル−トは左右に分岐、左に行くとWST-10-が“横山脚下村”(Wang Shan Keuk Ha Tsuen) から“南涌”方面へ至る“横七古道”と呼ばれる旧道に入る。一方右側が教育徑で、林道あり沢越え有りの下りル−トが続き、最終Point (22) を過ぎて最後は“新娘潭”(Bride's Pool) で終点となる。

“新娘潭”に到着後、近くの“照鏡潭”(Mirror Pool) の滝を知らない仲間の為にちょっと寄り道! 先週6月25日の“梧桐寨群瀑”(Ng Tung Chai Water Fall) と比較しても引けを取らない豊富な水量の滝見物ができた。“新娘潭”のバス停まで行って今日の歩きをFinish、約6q程でした。バスで“大埔墟”まで、先週と同じく駅構内ショッピング・モ−ル内の中華レストランでビ−ル&飲茶で最後の〆!
(注:WST-10-:衛奕信徑,Wilson Trail Stage-10-)

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↓“大尾篤”のバス停前、“八仙嶺”をバックに出発前の記念写真【写真No.01】。そのままバス道路の“汀角路”(Ting Kok Rd.) を歩き、坂の上まで来ると“八仙嶺自然教育徑”の管理事務所へ【03】。 右手の道は“新娘潭路”(Bride's Pool Rd.)【04】、この先が“新娘潭”で今日の予定の“八仙嶺自然教育徑”の終点へ至るバス道路。管理事務所の横の坂道を登るといよいよ教育徑の入口ゲ−ト【05】、早速階段を登って“春風亭”と云う東屋【06】へ。これよりなだらか階段の登り、、、

↓間もなく右手後方に見え出した“船灣淡水湖”(Plover Cove Reservoir)【08】。林の中の階段登りが続く、、、徐々に高度が増す。所々視界が開け右手に“船灣淡水湖”の堤防とその向こうは雲に隠れた“馬鞍山”(Ma On Shan)【11】。写真を撮り忘れたが道の左側には教育徑の Point No. の黒い標識が立っていて地図と現在地を確認する事が出来る。Point(8)まで登って来たら右手に“新娘潭路”へ下る分岐標識【12】。ここからしばらく平道の後、また登り坂、、、“船灣淡水湖”北側の端【14】

↓石段の段差が高くなり汗を噴出しながらの登りが続く【15】、今日は特に暑いが体調も悪く、この程度の登りでヒィ−ヒィ−ゼィゼイ!(汗)、たまらず足を止めたり、、、汗でグショグショになりながらやっと登り坂は終り、間もなくPoint (13) を通り過ぎ非常電話がある地点へ【16】。ここはPoint (14) の手前、 “八仙嶺”の最終峰“仙姑峯”への登山口【17】。皆で小休止! ここから先のル−ト名は引き続き“八仙嶺自然教育徑”でもあり、またWST-10-でもある。快適な森の中の平道歩きが続く、、、所々の沢は最近の雨で結構な水量【21】、、、沢で遊んだり、、、

↓大きな沢を越えたら少し登った所で視界が開けるが、また森の中の小道、、、間もなくWSTとの分岐点【23】、写真左手前がPoint (20)の標識。“八仙嶺自然教育徑”はここから右側へ、左側はWST-10-で“南涌”、“鹿頸”(Luk Keng)方面への石標【24】、即ち“横七古”へと至る。我々は右へ進むと視界が開け正面に“吊燈籠”(Tiu Tang Lung) が見えてきた【25】、、、又もや森林道の歩き、小川に掛かる橋を渡って、、、

↓今朝の雨のせいか? ぬかるんだ道【30】を行く、、、再度石標【31】を左手に見ながら道は徐々に下り坂、、、また見えてきた“吊燈籠”【33】と、その山並みの左手には以前も登った“鳥蚊謄郊遊徑””(Wu Kau Tang Country Trai)の⇒山火事監視塔がある無名ピ−ク【34】。山中腹の下りル−トが続く、、、

↓やがて石段下りに差し掛かり、、、最後はゲ−トを潜って“新娘潭路”に降り立った【37】。ゲ−トを道路側から見ると【38】。正面の東屋で小休止の後、今度は直ぐ近くの“照鏡潭”の滝を目指して“新娘潭自然教育徑”(Bride's Pool Nature Trail) のゲ−トを潜る【39】。沢に掛かる小橋を渡り、右手に進むと石畳の下り坂【41】、、、一番下は鬱蒼たる樹木と小川が流れる小広場【42】

↓そこの左手にある石標【43】、この階段を登ると“照鏡潭”の滝へ至る、、、階段から平道をしばらく進むと直ぐに突き当たり【45】、そこが“照鏡潭”の滝【46】。最近の雨でかなりの水量だ! 先週25日の“梧桐寨群瀑”とはまた趣が違う滝。元来た道を戻って、、、

↓“新娘潭路”に出てロ−タリ−傍のバス停まで【51】、幸いバスが待っていた。バスで“大埔墟”へ。 先週と同じく駅構内ショッピング・モ−ル内の中華レストランでビ−ル&飲茶で最後の〆! 超暑かった一日でしたッ! お疲れさま〜!

“新娘潭”その名前の由来は、、、その昔望まぬ結婚を強いられた娘が我が身を嘆いて身投げした? と云う説と、花嫁が結婚式に行く途中、花嫁を乗せた籠を担いでいた人夫が雨の小道で足を滑らせ花嫁は水に落ちて溺死した? とか、そんな伝説からきているらしい。どちらが本当かな?
嫌な結婚を嘆いて身投げした、って方がロマンチックな感じだけど!(^_^)
この渓谷一帯は自然教育徑が整備され、清水の沢と各種植物が群生する絶好の散策コ−ス。

過去の関連レポ−ト。
[2004年7月11日] 八仙嶺自然教育徑〜横七古道
[2002年7月21日] 新娘潭〜八仙嶺自然教育徑

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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