[2006年5月14日] 乾山〜圓頭山
(Gone Shan〜Yuen Tau Shan)

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コ−ス=MTR.筌灣-(Bus60M)-屯門中心-(Taxi)-良景邨-乾山-
-圓頭山-田厦路(新屋村手前)-(Taxi)-元朗

参考資料=「新界西北部 郊區地図2000年第三版」
   「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は三たびJapan-OB/OG会"T.Ukai"氏を迎えて新界西北部の“乾山”(Gone Shan)〜“圓頭山”(Yuen Tau Shan) の縦走行! “乾山”も“圓頭山”もそれぞれ単独には登った事があるが、二つの山の縦走は今日が初めてだ。因みに“乾山”は参考資料の「新界西北部 郊區地図2000年第三版」には標高394mの三角点印は有るものの山の名前はなし、「街道地方指南」の方にその名前が載っている。香港本土、新界西北部の中でも最も西に位置する街、“屯門”(Tuen Mun) の近く、“操炮區界線”(Firing Range Boundary) と呼ばれる昔の軍の演習場の中に南から“青山”(Tsing Shan)キャッスルピ−ク〜“乾山”〜“圓頭山”と北側へ連なる一連の山並み。

今朝のTV予報ではMax気温25度、湿度70%、で湿度が低い快適な晴れ! 集合場所のMTR“筌灣”(Tsuen Wan) に集まった仲間は久しぶりの古い仲間を加えて計16名の大部隊。“筌灣”駅に隣接するバス・タ−ミナルからダブルデッカ−(Bus60M)で“屯門”へ。そこからタクシ−四台に分乗してキャッスルピ−クからの下山道、“良景邨”(Leung King Est.) と云う団地へ向かう。団地正門でタクシ−を下車、そのまま団地内を直進して突き当りから右折、しばらく行くと キャッスルピ−クからの下山口へ至る。標識も何もない解り難い舗装坂道、そこが今日の登山口! そこを登り出すとかなりの距離の急坂が続いて汗ダクになりながら、やっとキャッスルピ−クからの下山ポイントまで辿り着く。ここからが本格的な“乾山”登山ル−トだッ!

ガレ道を登って最初のピ−クへ、一旦平道となって尾根道へ、その後はガレ道と岩だらけの急な登坂が続く。岩山の上からその裏手を廻って目前の“乾山”を目指して登り394mの頂上へ。キャッスルピ−クからの展望と同じく、またその名のごとく“乾いた山”って感じの周囲一面ガレ山の珍しい光景! 北側への下りル−トもガレ道急坂下りが続く。かなり下ってやっと平らなル−トになるが相変わらずガレ道が続き、それから再度登り坂。ちょっと登って小さな尾根伝いに進んだ途中、前方の“圓頭山”が見え始めた地点で前回は右(東側) への下りル−トから下山したが今日はそのまま直進!

それから後も乾き切った砂漠のような荒涼とした尾根道、数回のアップダウン行が続く、気温は28度と上がったが湿度が低く、なによりも涼しい風に救われてやっと“圓頭山”の一つ手前のピ−クまで辿り着いた。問題は“圓頭山”手前の谷、鞍部がどの程度深いか気になりながら更に前進! 手前のコブまで来てやっとその鞍部が見えた、、、幸い深くない。最後の登り“圓頭山”頂上375mを目指す! 頂上からの眺めはこれまた絶景! そして下山路は前回と同じくル−トがハッキリ見える北側の“元朗”(Yuen Long)方面を目指す。

小さなアップダウン繰り返しの長〜い下山ル−トが続いた最後、降り立った場所はどうやら“厦村”(Ha Tsuen)と呼ばれるコンテナタ-ミナルがある村落付近らしいが、前回は無かった建設中の“后海灣(Hau Hoi Wan)幹線道路”の工事現場、前回よりちょっと手前になるようだ。直線の舗装道路に出て長〜いテクテク歩き! やっと直線道路が終わった所が“田厦路”(Tin Ha Road)。そこからタクシ−に分乗して“元朗”まで。あんなにきつかった5時間強の歩きだった割には歩行距離は約10q! “元朗”では上海に転勤した旧仲間も駆けつけて盛大な打ち上げで終わりました。

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↓“良景邨”の団地の奥、突き当たりから右手に周り、左手の舗装坂道で出発前の記念写真【写真No.01】。しかし目印になるものは皆無、唯一この写真の背景を参考に! 汗ダクになりながら坂道を登り出す。かなり登ったら左手上部に見えてきたキャッスルピ−クの突端【03】、、、やっと見覚えのあるキャッスルピ−クからの下山ポイント、小さな広場に着く【04】。小広場の先からいよいよ“乾山”登山ル−ト【05】、荒れたガレ道登り【06】、、、途中返り見た北側の山並み【07】

↓ガレ道を登り切った最初の丘、そこから見た目指す“乾山”(写真左の山)【08】。先ずは写真右側の“乾山”手前のピ−クを目指してこれよりしばらく尾根伝いの道が続く、、、最初の鞍部への下り【11】、そしてガレ道登り【12】、、、岩と砂の荒れたガレ道登坂が続く【13、14】

↓急坂登りに息切れして、時々足を止めて返り見ればキャッスルピ−クの威容、カッコいい〜!【15】と手前は先ほどの尾根道。やっと最初のピ−ク下まで登り着いて南側下を見れば“屯門”の街並み【16】とその向こうの“九徑山 (九峰峯)”、反対側の北側の山並み【17】、あの緑色の地帯は何だろう? ピ−ク下の岩場で小休止の後、ちょっと登ると左手に周り込んで中腹の歩き【19】、、、その先が“乾山”への最後のガレ道登り【20】、、、そして頂上394mに到着、キャッスルピ−クをバックに記念写真【21】

↓周囲の光景はその名の如く乾いて荒涼とした山並み! まるで映画で観たアフガンの山岳地帯の様な乾燥した地肌の山並みが広がっている、、、遥か前方右手の山【22】が次なる目標の“圓頭山”! ここから今度は北側へ向かって急坂下りル−ト【23】、、、ガレ道下りは滑りやすくて危ない、、、下って、、、下って、、、やっと平地【27】、と思ったらまた登り、、、尾根道歩きが延々と続く、、、振り返ってみた今までの道のり【28】

↓この丘【29】まで登ったらまた前方の視界が広がってきた。先ずは写真【30】手前のあのコブまで! しかしその手前に見える見覚えのあるチョット恐い箇所ガレ道の両サイドが深く抉れて道幅が50p程の傾斜した砂道。そこを通り抜けてコブへ向かう【31】、前回はここから右手に降りて渓谷沿いに下山したが、今日はそのままコブ山まで登って小休止【32】、その前方右手が“圓頭山”。一旦下って再度の尾根道歩きが続く、先ずはあの“圓頭山”手前、左側のピ−クまで【34】、又もやガレ道登り、、、

↓荒れた砂地のル−トから登り坂に差し掛かり、坂の途中から返り見た今まで歩いて来た尾根道ル−トと遠方のキャッスルピ−ク【38】。登り坂が続く、、、女性は日除けの頬かむり! 徐々に近づく“圓頭山”【41】、その右手下に広がる“屯門”北部の街並みと建設中の“后海灣幹線道路”【42】

↓今や後ろの方に遠のいた“屯門”【43】、、、やっとこさ“圓頭山”手前のピ−クに登り着く【44、45】。しかし“圓頭山”までは未だかなりあるな〜【46】、あの手前の谷は深いのだろうか? 不安!(^_^)! 休んだ後、気を取り直して再出発。またまたガレ道急坂下り【47、48】から最後のコブを目指して【49】、、、あそこまで行かないと“圓頭山”手前の鞍部が見えない。

↓近そうで、近くない、、、最後のコブへの登り【51】、そしてやっと見えました“圓頭山”手前の谷、鞍部はそれほど深くなかった【52】、ホッ! 安心! いよいよ今度こそ本当に最後の最後の登り、“圓頭山”へのアタック開始【53、54】。ヒィ−ヒィ−ハァ−ハァ−汗、汗、汗、、、そしてやっと着きました頂上375m! 北側の海は“后海灣”の架橋工事【55】、ほぼ完成しているようだ? その向こうは中国“珠江”方面だが、残念ながらカスミの中! その右手には“天水圍”(Tin Shui Wai)辺りの街並みと手前左手の鉄塔辺りが下山ル−ト【56】

↓後ろ南側を振り向けば左端のキャッスルピ−ク【57】から“乾山”、そして今日歩いて来た尾根道がここまで延々と続いている、よく歩いたな〜! 東側下の街並みと“后海灣幹線道路”【58】。三角点を囲んで記念写真一発【59】。小休止の後、北側に向かって下山開始、ここも急坂で前回3年前は補助ロ−プが張ってたが今日はチェ−ンに変わっていた。チェ−ンを伝って順に下る【60、61】、、、全員無事に着地! しばらく尾根道を行って先ほど頂上から見えた鉄塔の方へ向かって下山路は続く【63】 

↓鉄塔脇からちょっと登るとまた尾根道【65】、道なりに進んだが途中でコ−スがあやふや? 3年前の記憶もあやふや? 写真【65】の左手から右側に迂回しながら下ったら草木が生えた尾根道へ出た【68】、、、そのまま道なりに歩き、平道からやがて下り道、、、3年前の記憶にない樹木の中の小道【70】(前回3年前のレポ−トを見たら、やはりこれほど草木は無かった、時期は4月と5月、あまり変わらないのに?)

↓しかし、左手に視界が広がるここまで来て記憶が甦った【71】。と、突然また見知らぬ風景【72】、正面の山が切り崩されている? そうだ、あの新しい“后海灣幹線道路”の工事中なのだ! やがて道路工事のど真ん中に降り立つ【74】。そのまま右手に迂回しながら陸橋の下を潜り抜け【76】。振り返ると今下山してきた“圓頭山”【77】とあの鉄塔も!

↓ここで工事のオッサンに最寄のバス停を尋ね、広い直線道路【78】に出たが道路標識も無く、地図を見ても現在地がハッキリしない? かなり長い1q以上の直線道路をテクテク歩き、、、やっとバス道路との交差地点に出た。その角、バス道路に有ったこの標識【79】、後で地図で確認したら“田厦路”だった。ここで幸い来たタクシ−に順次分乗して一路“元朗”へ、中華レストランで旧友も交えて打上げのお疲れ様〜!

いやぁ〜なかなか歩き応えのあるコ−スだった! 2003年4月“圓頭山”から眺めた“乾山”やキャッスルピ−ク、そして2004年9月は逆に“乾山”から今日の“圓頭山”を眺めて、いずれもこの二つの山の縦走行を、と企んでいたがやっと実現! 予想どうりの素晴らしいコ−スでした。
そう云えばMTR“筌灣”駅のいつもの集合場所、恒生銀行はいつの間にか無くなっていた。今度から集合場所は“B出口”付近としなければならない!

Photo by B.Eiji (仲間のフォトアルバムもご覧下さい!)

過去の関連レポ−ト。
[2004年9月26日] 乾山(Gone Shan)
[2003年4月20日] 圓頭山 (Yuen Tau Shan)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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