[2006年4月23日] 南Y島周遊
(風力発電所〜中部尾根ル−ト)
Lamma Island Excursion
≪Wind Power Station〜Central Ridge Route of Island≫

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コ−ス=中環-(Ferry,4號埠頭,榕樹灣行き)-榕樹灣-大灣新村-大嶺村?-
-△ピ−ク(127m)-風力発電所-△3ピ−ク越え-南Y霊灰安置所-
-南Y青年営-蘆鬚城-索罟灣-(Ferry)-中環

参考資料=「離島 郊區地図1998年第二版」
        「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は昨年11月に行ったばかりだが“南Y島”(Lamma Island)、通称ラマ島行き。ただコ−スは“榕樹灣”(Yung Shue Wan)からいつもの“家樂徑”(Family Trail)ル−トを歩き、“索罟灣”(Sok Kwn Wan)〜“菱角山”(Ling Kok Shan)麓まで、そこから今回は“菱角山”には登らず、随分昔に歩いた南側麓の海岸線ル−トを久しぶりに歩く予定だったが、、、? 朝のテレビ天気予報では29度、湿度90%、久しぶりの晴れ。ここに来て香港も急に暑くなった! 参加者7名。“中環”(Central)の4號埠頭を10時発のフェリーで出発。約35分でラマ島の“榕樹灣”(Yung Shue Wan)に到着。

“榕樹灣”の埠頭から南東方面、彼方の山並みの上に風力発電らしいプロペラが廻っているのが微かに見える。考えてみればあのプロペラは昔は無かった、多分ここ二年程の間に出来たようだ。ふと思いついて今日はあそこに行って見ようか? 衆議一決! しかし何処から行けば良いのか? 地図にも「街道地方指南」にも一切それらしき表示は無い! 方角を地図で確認しながらおおよその見当を付ける。海鮮屋やお土産店が立ち並ぶ路地の雑踏を通り、途中からいつもの様に“大灣新村”(Tai Wan San Tsuen) 方面へ左折、住宅街を抜けると最初の四つ角。右に行けば火力発電所へ、“家樂徑”はここを直進して火力発電所近くの海岸へ向かうが、今日はここで“家樂徑”を外れ初めて左折してみた。

広い舗装道路から道は坂道に変わり“大嶺村”(Tai Ling Tsuen)?辺りを過ぎて一しきり坂道を登り切った箇所から適当に見当をつけて右側の草道に入ってみる。ちょっと上の丘まで登ったらイキナリ現れた巨大プロペラ! やっぱりここだった! その後この風力発電プロペラが設置されている小広場まで下り、傍の展望台から今度は左下の“鹿洲灣”(Luk Chau Wan) の海を眺めながら南側の尾根伝いの道を行く。小さなピ−クを二つ越え、さらに南に進むと山火事後の禿山一つ。これを越えたらすぐ下に“鹿洲村”(Luk Chau Village) へ通じる舗装小道が見えた。

“鹿洲村”手前の舗装小道に降り立って右手に進むと“南Y霊灰安置所”(Lamma Columbarium) と書かれた納骨場! その脇を通り抜けたら三叉路に出て右が“榕樹灣”に戻るコ−ス、我々は左側の“索罟灣”方面へ。その直ぐ傍に“南Y青年営”(Lamma Youth Camp) が有った。木立の中の舗装小道を進むと緩やかな階段登りと続き、右手の“無名ピ−ク”の南側中腹を周り込む様に道が続く。この舗装小道も比較的新しい道だ。やがて下り階段から三叉路に至る。ここで初めていつもの“索罟灣”へ至る“家樂徑”に合流。この後は左前方に“索罟灣”を眺めながら下り坂が続きやがて“蘆鬚城”(Lo So Shing ) の村落。

村落から左折、後はそのまま“索罟灣”を左に眺めながら湾の一番奥まった場所の先にある“天后廟”(Tin Hau Temple) に到着。もし予定どおりのコ−スを歩いていたら、ここから“菱角山”麓まで登る筈だったが、今日は予定を大幅変更して初の“南Y島中部尾根ル−ト”を歩いたのでこれにて終わり! そのまま海鮮屋が立ち並ぶ路地を通り抜けて埠頭の先の一番奥にある、いつもの海鮮レストラン“ヒルトン”に着いて約7q弱の歩きをFinish!
≪注:“家樂徑”(Family Trail):“南Y島家樂徑”=榕樹灣-大灣新村-火力発電所近くの海岸-峠の東屋(無名ピ−ク麓)-蘆鬚城-索罟灣(天后廟)-菱角山、の全コ−スを云う≫

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↓いつもの様に“榕樹灣”埠頭にて出発前の記念写真【写真No.01】、今日は天気も良くて大勢の行楽客、桟橋から見えた遠くの山の上に風力発電らしいプロペラが回っている【03】。前回も前々回も見えたような? しかしその以前はたしか見えなかったな〜? よしッ、今日はあそこまで行って見ようか、となって埠頭前の小店が並ぶ雑踏の中を進む【04】。何回も来て勝手知ったる路地の途中から左折、、、“大灣新村”の住宅街を抜けると最初の四つ角【05】、いつもはここを直進して“家樂徑”を歩くが今日は初めて左折【06】、間もなく登り坂道となり、途中右折路も有ったがそのまま左側の坂を登る【07】、結構な坂道で既に汗ビッショリ!

↓舗装路がコンクリ−トの格子状の坂道に変わり【08】、それを登り切った所から適当に右側の草道に入ってみる【09】。(因みにこの舗装路をそのまま直進すると最後はラマ島最北端の“北角”(Pak kok)に至る様だ!) ちょっと上の丘まで登って振り向いたらお馴染み三本煙突の火力発電所【10】と先ほどフェリ−が着いた“榕樹灣”【11】。ここが地図上127mの地点か? そして目前に出現したあの巨大プロペラ!【13】 ブルン、ブルンと三枚羽根が廻っている。その直ぐ右手前方には左端に東屋、そして小高いピ−クと右手に三角点が微かに見える二番目のピ−ク【14】

↓左手、北東方面は香港島の“香港仔”(Aberdeen)方面らしい【15】。ガレ道を下って行ったら巨大プロペラの全容が現れた【16】、一基だけの風力発電所! 周囲は小公園の様に整備された広場。右手に伸びている舗装路が先ほどの坂道途中に繋がるようだ。この広場から先ほど上から見えた展望台の東屋まで【17】、東屋から見た風力発電所【18】。その後、今度は最初のピ−クを目指して前進、、、左下は“鹿洲灣”(Lo Chau Wan)【20】、最初のピ−クを目指して登り出す一行【21】

↓そして頂上!【22】、その先には二番目のピ−クが見える。ここから見た“鹿洲灣”【23】、そして南側前方に広がるこれから歩く山並み【24】、一番遠くの山が“南Y島”最高峰の“山地塘”(Shan Tei Tong、英名:Mt.Stenhouse) 353m! 下り坂から右側に周り込みながら二番目のピ−クを目指す【25】、、、そして頂上! ここが地図上どうやら136mの地点か? 三角点を囲み、そして後ろの風力発電所をバックに記念写真二発、物凄い蒸し暑さ! 気温は30度を超している。一旦同じ道を下って今度は右、南側へ【28】、、、

↓いよいよ“南Y島”中部尾根歩き、、、初めて歩くがル−トはかなりしっかりしている、、、ただ猛烈に暑い、、、間もなく前方に山火事後か? 樹木が焼けた禿山の手前で小休止【32】。禿山下には迂回路も見えるが【34】、、、しかし今日三つ目のピ−ク、その禿山を目指して直登【35】、、、

↓禿山登りの急坂途中で振り返って見た火力発電所【36】、そして右下にはいつも通る最初の東屋がある峠へ至る“家樂徑”【37】、、、そして禿山頂上着、先発隊長はとっくの昔に辿り着いてて涼しい顔で出迎え【38】。ここで小休止、、、周囲を見渡すと南側直下【40】に何やら青色の建物とその先、右上の稜線を走るル−ト、さらにその先に顔を出した“索罟灣”。この禿山は地図上135mの地点か? それにしてはちょっと??左に周り込みながら下山【41】、、、真下に手摺のある小道が見えてきた【42】。ここで地図を確認、どうやらあの小道を左に行けば“鹿洲村”へ、右側が“索罟灣”へのル−トだッ!

↓舗装小道に降り立って右に進む、、、直ぐに先ほど上から見た青色の建物【44】、“南Y霊灰安置所”と書かれた納骨場だった。地図にも記載されている。やっぱり地図上135mの地点が禿山頂上だとすれば、そこから点線ル−トでこの小道まで下るル−トはこの納骨場の手前でなければならない? まぁ〜いずれにしてもここを進むと三叉路に出た【45】。やはり今歩いて来た道の反対側が“鹿洲”だった! これより右は“榕樹灣”に戻るコ−ス、我々は左側へ、。すぐ傍に“南Y青年営”【46】、木立の中の舗装小道を進み緩やかな階段を登る、、、、この道は新道だ。左手にパッ〜と広がってきた“石切場”と“索罟灣”、その向こうの山が“菱角山”【49】

↓“索罟灣”の全容【50】、あの湾の一番奥まで行って対岸の左端まで行くことになる。この新道【51】の右側が以前、峠の東屋から登った“無名ピ−ク”、、、その南側中腹を周り込んだら【52】いつも歩く“家樂徑”ル−トと峠の東屋、その向こうにまた見えた火力発電所。やがて道は下り階段になって三叉路に至る【54】。ここで初めていつもの“索罟灣”へ至る道、“家樂徑”に合流。振り返ると今、中腹の新道を歩いて来た“無名ピ−ク”【55】。この後はいつものように“索罟灣”目指して下り坂が続く、、、

↓やがて“蘆鬚城”(Lo So Shing ) の村落【58】から左折、、、住宅街を抜けて、、、そのまま進むと“索罟灣”沿いの小道【60】、、、お馴染み“神風洞”を素通りし、さらに進んで突き当りが湾の一番奥まった箇所、住宅の角を左折【61】、、、そして“天后廟”の広場に到着【62】。広場の手前右側に“東澳”や“菱角山”へ至る階段が有るが、今日はもう止〜めたッ!、、、そのまま海鮮屋が立ち並ぶ軒下を進む、、、、

↓数軒の海鮮屋を通り過ぎたら右手に小広場【64】、、、さらに直進して埠頭の先、一番奥に有るいつもの海鮮屋“ヒルトン”に到着して今日の歩きを終えた。しかし今回は何故か海に面したテラス風な場所が金網で仕切られてスペ−スが狭くなってた為に初めて室内にて今日の打上げ!

今日は一、二年前から気になっていた巨大プロペラの正体、風力発電所も見れたし、初めてラマ島中部の尾根歩きも出来て良かった。ただ高湿度と猛暑にはかなりくたびれたけど!(^_^)!
通常の“榕樹灣”〜“索罟灣”のコ−ス、“南Y島家樂徑”は『離島郊區地図』には明記されてないが 『香港街道地方指南』には明記されています。
 
過去の関連レポ−ト。
ちょっとハ−ドなコ−ス↓です。
[2005年11月13日]南Y島(山地塘〜菱角山)
そして、これが↓一般的な“南Y島,菱角山周遊コ−ス”です。
[2004年10月22日] 南Y島周遊
これは↓お子様向け“南Y島,簡単コ−ス”です。
[2003年5月25日] 南Y島周遊

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が好きな人はいつでも参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由です!』 
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