[2004年10月22日] 南Y島周遊
(Lama Island Excursion)

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コ−ス=中環-(Ferry)-榕樹灣-索罟灣-菱角山-模達灣-索罟灣-
-(Ferry)-中環

参考資料=「離島 郊區地図1998年第二版」
        「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今10月22日は中国祭日「重陽節」だ。“重陽”とは陽数の極である九が重なる意味で、正月や七夕と共に五節供の一つ。陰暦九月九日のこと。またその節会(せちえ)。重陽の節。重陽の宴。菊の節供(日本)、云々と何だか解らないが以前インタ−ネットで調べたら以上のような解説があった。またこの日“菊酒”を飲むと災厄を逃れるとか、一家揃って高所に登れば災難を避けられる、と云う占い師の助言の故事もあると伝えられてきたらしい? 確かに昨年も一昨年もこの日は香港人ファミリ−らしいハイカ−を途中でよく見かけたものだ。

たまたま偶然か?“菊の節句”に因んでか? この日は初参加の親子連れ(お母さんと小学生の娘さん二人)のハイキング参加希望があり、“南Y島”(Lamma Island)、通称ラマ島へ行く事に! 気温27度、湿度も80%弱で晴れ。“中環”(Central)の4號埠頭に集まった仲間はこの親子連れと他に5人の計8名。9時半発のフェリ−で出発。約35分でラマ島の“榕樹灣”(Yung Shue Wan)に到着。先ずは“榕樹灣”埠頭近くの海鮮屋やお土産店が立ち並ぶ路地の雑踏を通り抜け、発電所近くの海岸に出る。そこから舗装路の登り坂となり、峠の上の東屋に到着。そして今度は下り坂となって下り切った所の村落を抜けたら“索罟灣”(Sok Kwn Wan)の海岸。

ここで二人の女の子を様子を伺うとなかなか元気! ならばラマ島周回コ−スも歩けそう? とここから階段と舗装坂を登って“菱角山”(Ling Kok Shan) の麓の東屋がある休憩地点標高136mまで。若干ガスで霞んではいるものの、相変わらず素晴らしい眺め、女の子達は喜び、はしゃぎ回っている。そこから今度は長〜い舗装階段を登って“菱角山”250mへと向かう。“菱角山”の尾根を歩く間、北側の香港島や南側の大海原の景観を楽しみながらの歩き。

尾根道の最後、無線塔を過ぎた辺りから今度は長〜い階段下り、下り切った場所が“模達灣”(Mo Tat Wan)近くの村落、これより海岸脇の舗装路を延々と歩いて最後は“索罟灣”に舞い戻る。一番手前、埠頭から見て一番奥のいつもの海鮮屋“ヒルトン”に着いて今日の歩きをFinish、女の子達は約9q程の歩きをしっかり完走しました。打ち上げ会、今日は“重陽節”、大人たちは“菊酒”ならぬ“麦酒”を呑んで海鮮料理を食べ、ノンビリと気だるい午後の一時を過しました!

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↓往きのフェリ−の中にて[写真No.01]。“榕樹灣”埠頭で出発前の記念写真を撮り、海鮮屋やお土産店が立ち並ぶ路地[04] の雑踏を通り抜けて最初の道を左折、、、民家の脇に咲き乱れる草花を見ながら、、、

↓しばらく行くと名物の"豆腐花"屋さん、早速親子でご賞味![09]。 そのまま畦の小道を進むと間もなく発電所近くの海岸[13]、、、この辺りも綺麗な花が咲いている。

↓コ−スはこの海岸から登り坂となる。坂の途中、右手下の岩場では釣り人が糸を垂れ[15]、その沖合いには水上スキ−に興じる若者? 坂道を元気に登る子供達、、、この路肩も花イッパイ! フシの間隔が極端に狭い珍しい竹なども[20]、、、子供の歩きに合わせてユックリ歩くと、普段目に入らないいろんな物が目につくね〜!

↓長い坂道を登り終えたら峠の東屋に到着[23]。ここで小休止! 遠景は残念ながらガスで霞んでいるが、、、子供達は大喜び! 皆で記念写真を撮ったらさぁ〜出発! 山麓の細道を行く一行[26]、[27]、その遥か向こうにはガスに霞むラマ島最高峰の“山地塘”(Shan Tei Tong、 英名:Mt.Stenhouse) 353m も見える。麓の小道が終わったら今度は下り坂、左手下の埋立地も随分綺麗に整地されていた[28]。

↓道は曲りくねった山中腹の下り坂、、、途中の東屋で[30]〜[32]、、、左手下の“索罟灣”[33] を見下ろしながらさらに下り坂は続く。林の中の遊歩道を下り切った所、小店脇から左折して民家の脇を抜けると、、、

↓“索罟灣”沿いの小道の途中、右手の洞窟はその名も“神風洞”[36]! 戦時中に旧日本軍が掘ったとか? 今回は立派な案内板まで立っていた。ヤな感じだったので案内板は撮影せず! 灣”沿いの道を前進、、、間もなく“天后廟”の広場に出た[40]。ここで二人の女の子の様子を見るとまだかなり元気そう! ならばもう少し歩こう、とこの広場の右手“東澳”(Tung O)への標識に沿って今度は階段を登りだす[42]!  

↓7歳の妹さんは元気! 階段を休みもせずにヒョイ、ヒョイと登って行く[43]。こちらの方が息切れ、フッ−! 林道の坂道登りが続く、、、 林を抜けると前方に大きな岩と東屋[46]、[47]、もう少しだッ! 間もなく全員が“菱角山”の麓の東屋、標高136mに到着。

↓この東屋で小休止、はしゃぎ回る子供達、大岩の上で全員記念写真[52]、“孫娘に囲まれて”ご機嫌なジ−チャン[53]、、、これより東屋の下から標識[54] に沿って“菱角山”を目指して階段登りが続く、、、。

↓右手下の方に“東澳灣”[57]。お姉ちゃんの方は植物採集で忙しい[58]! 長〜い階段を登り終えたらアンテナ林立の“菱角山”の尾根[59]、250mの三角点[60] を通り過ぎて、、、左下手は“東博寮海峡”(Tung Pok Liu Hoi Hap) [61]、そしてその向こうは香港島[62]のアバディ−ン方面だがガスに霞んでいる。快適な尾根歩きが続き、、、

↓途中の東屋には先に着いていた妹チャンが待っていた![64]、、、尾根歩きの最後は不思議な大岩が散在する箇所を通過、、、そしていよいよ下山コ−スの階段下りが始まる。真下の“模達灣”をバックに記念写真[68]、[69]、、、長〜い階段下りが続く、、、 

↓やっと階段の終り、この標識[72] から左手へ、、、バナナ園を抜けて[74]、[75]、、、“模達新村”と呼ばれる村落、ここも花イッパイ! 

↓花を眺めながら民家脇の坂道を登り、、、ふと後ろを振り返ると“模達灣”[80]、たしかあのビ−チにもウエスタン系のレストランがある、と聞いた事が有るが? しばらく行くと林道の舗装小道が続き、、、やがて右手“索罟灣”沿いの長〜い直線道路。さすがに疲れたか? 可愛い“孫の手”を引く優しいお爺チャン![84]

↓そしてやっと終着点、“漁村”の看板は行きつけの海鮮レストラン“Hilton”の裏口に到着! 約9q弱の歩きでした。皆で楽しく打上げの“麦酒”。子供達はコ−ラで乾杯! ここでユックリのんびり昼下がりの一時を過して、帰る頃は“索罟灣”に夕日が沈む頃でした。 

今日は正に“子供の日”! このくらいユックリ歩いたら今まで気付かなかった草花なども目に入り、なかなか楽しい一日だった。それにしても自分の孫が近くに居ないせいか? こんな小さな子供と遊んだのは久しぶりで、何となく面映いような、手を繋いでも恥ずかしいような? 柄にもなく少しテレちゃったな〜!
過去の関連レポ−ト
[2004年3月7日] 南Y島 (山地塘〜菱角山)

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