[2003年9月28日] 大枕蓋(Tai Cham Koi)
≪北潭凹〜西貢萬宜路≫

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR鑽石山-(Bus.96R)-北潭凹-大枕蓋-西湾路-西貢萬宜路-
-(Taxi)-西貢-(MiniBus)-MTR彩虹

参考資料=「西貢及清水湾 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は一年半ぶりの”西貢東郊野公園 (Sai Kung East Country Park)”内の山”大枕蓋 (Tai Cham Koi)”408mへ。参加者は最近5〜7名だったのが今日は11名!暑さがチョット和らいだせいかな?ギックリ腰で2ヶ月近くも養生していた仲間も今日が復帰第一回目。今日の天気は幸い晴れ、気温30度湿度80%以下で、たしかに真夏のあのウダルような猛暑は過ぎたようだ。地下鉄”鑽石山 (Diamond Hill)”駅構内上に有るバス停から96Rのバスで約一時間もかかって”北潭凹 (Pak Tam Au)”で下車。西貢東や西貢西方面の山登りはこの交通アクセスで時間をくってしまう。乗客は若い香港人のハイカーなどでほぼ満席。”北潭凹”はMHT-3-の出発点でもあり、ここで下車するヤングハイカ−の殆どはMHTのコ−スを歩くが、我々ロ−トル登山隊は彼らとは反対側の東側内陸部へ向かって歩き出す。

軽いピ−クを二つ、三つと越えるが、やはり未だ残暑厳しく、また先週一回山登りを休んだ所為か? 或いは丁度一年半振りに新調した今日初歩きのトレッキングシュ−ズ゙が未だ足にフィットしてない所為か? 何とかかんとか自分自身で言い訳したいほど登り坂は苦しい! ピ−クを越えたら緩やかなスロ-プが続く道を歩き、周囲の風景を楽しみながらやがて”鹿湖郊遊徑 (Luk Wu Hiking Trail)”との交差地点に到着。ここからまた登り坂が続き、出発して一時間半ほどかかって目的地の”大枕蓋”頂上に到達。360度の素晴らしい景観に、ほとんど今日初めてこの山に登った仲間達も大喜び! 下山は南側の人口湖”萬宜水庫( High Island Reservoir)”方面に向かって下って歩く。前回は途中から右折れコ-スをとり”北潭涌 (Pak Tam Chung)”の近くに降りたが、今回は”萬宜水庫”ダムの北西側最奥部”西貢西湾路 (Sai Wan Rd.)”と”西貢萬宜路 (Man Yee Rd.)”との交差地点に降り立った。”萬宜路”は”北潭涌”からスタ−トするMHT-1-。

この交差地点の東屋で休憩後、途中でタクシ−を捉まえるべく”西貢萬宜路”の舗装路を歩き出す。やがて”北潭涌”の手前でやっとタクシ−が捉まり”西貢”へ直行! 結局僅か6Km程の歩きだった。もっと歩いたような感じ??アップダウンが多かったからかな〜? 今日の遅い昼食は”西貢”のイタリアレストラン! 仲間の誕生祝いも兼ねてワイワイガヤガヤといつものとうりの打ち上げでした。
(MHT-3-、-1-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-3-、-1-)

↓”北潭凹”のバス停前、MHT-3-とは反対側の土手を上がった所で出発前の元気写真!いきなりガレ道登りが正面のピ−クまで!左手下は”土瓜坪 (To Kwa Peng)”の湾。高度が増した所でふと振り返ると雄大な”牛耳石山 (Ngau Yee Shek Shan)”頂きまで続くMHT-3-。そして最初のピ−クに到着。と思ったらまた前方に次のピ−ク!  

↓ここで小休止、二ヶ月振り参加のギックリ腰君も元気だッ! 左手の切っ先鋭い嶺は”シャ−プピ−ク”と”赤徑 (Chek Keng)”の湾。小さなコブを越え二番目のピ−クを目指し急坂を登る一行。この辺りまで登ると右手に”KAU西洲”や西貢の島々が遠望できる。前方にはまだまだ続く山並み。やっと二番目のピ−クに到着。フッ−!へたり込む仲間達!

↓ここで大休止の後、今度は一旦下って三つ目のピ−ク肩を目指す。距離的にはここの登りが一番長い。ガレ道登りが続いてやっと肩まで登りつく。元気な二人はそのまま尾根道へ、他の仲間は肩からなだらかなスロ−プの迂回コ−スを行く。

↓先ほどまでの涼風がピタリと止まり、迂回コ−スは全く無風状態! 前方に目指す ”大枕蓋”が見えてきた。西側には遥か西貢西の山並み! 間もなくスロ−プの山並みハイウェイも終わり”鹿湖郊遊徑”との交差地点に到着。全員集合! これより最後の登りが”大枕蓋”まで続く。

↓振り返ると”牌額山 (Pai Ngak Shan)”と裾野を走る”鹿湖郊遊徑”。 緩やかな登り坂が続く。やはり残暑厳しく、日傘をさして【雨が降ったら雨傘に早変わり!即ち兼用。私ャ-じゃまクサイ、って思うけどね!】  最後のガレ道を登る一行! そして頂上408mの三角点にタッチ!! 遠景は”萬宜水庫( High Island Reservoir)”。 

↓ガスに霞む西貢の海と島々、先ほどの”牌額山”とその向こうに”大蚊山 (Tai Mun Shan)”とチョッピリ”シャプ−ピ−ク”の頭も。休憩の後”大枕蓋”408m頂上での記念写真を撮って下山開始。緩やかなスロ−プが続く山並みを下っていく。緑色の”萬宜水庫”ダムと対岸の山は”大蛇頂 (Tai She Teng)”。 コブを二つ、三つと越えて行く! 

↓”北潭涌”方面への分岐点。ここを越えたら前方に最後のコブが見え、さらに”萬宜路”も見えてきた。下って、、登って、、また下ったら”萬宜路”と”西湾路”の交差点広場の真上に出た。休憩東屋と貸切バス、、ここは”萬宜水庫”ダム北西側の最奥部だ。

↓東屋で休みながらミニバスかタクシ−を待つ! しかし来ない! ならば歩こう! テクテクと”萬宜路”の舗装路を歩き出す。この道はMHT-1-でもある。 間もなくタクシ−も捉まり3台に分乗して一路西貢へ。西貢のイタメシ屋は久しぶりッ! 仲間の誕生祝も兼ねて賑やか打ち上げ会でした。

真夏は終わったが、今日の”大枕蓋”行きではまだまだ秋の気配を感じることは出来なかった。ススキやトンボも見当たらなかったし、それに夏草の枯れ具合など見ても、まだまだ残暑が続くのか?  
下記は前回の関連レポ−トです。
⇒[2002年3月3日]大枕蓋(Tai Cham Koi)

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