[2004年4月25日] 太古〜大風アウ〜大潭篤水塘
(Tai Koo〜Tai Fung Au〜Tai Tam Tuk Reservoir)

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コ−ス=太古−康柏郊遊徑(5)−大風アウ−野猪徑−柏架山道−
−大潭水塘道−大潭道−(Bus)−スタンレ−

参考資料=「香港島 郊区地図2000年第十二版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は体調を崩してしばらくハイキングを控えていた仲間の7週間ぶりの復帰第一回目、名付けて『快気祝いハイキング』! 病み上がりと云う事で比較的軽い歩きのコ−スを、、、と考え9ヶ月ぶりに手近な香港島の北側、“太古”(Tai Koo)”から南側への縦断コ−スとした。気温21−25度、湿度89%、あいにく今にも雨が降りそうなドンヨリとした曇天! しかし参加者は今日も新人二人と9歳の娘さんを加えて総勢23名。

地下鉄の“太古”駅から直接歩き出す。“康怡花園”(Korn Hill) の高層アパ−ト脇を抜けて“大潭郊野公園”(Tai Tam Country Park) に入る。ここはまた“Quarry Bay Extension”とも呼ばれWST-2-の終点でもある。香港島内の数ある郊遊路徑の中で、既に何回も歩いた“康柏郊遊徑[5]”(Hong Pak Country Trail No.5) と呼ばれる木陰の多い本来夏向きのコ−スは、先ずなだらかな階段登りから始まって、次に林の中の曲りくねった山麓の道が延々と3.6kmも続き、“柏架山道”(Parker Shan Rd.) の舗装路坂道途中まで続く。舗装路に出たら次は“大風アウ”(Tai Fung Au) までの登り坂。“大風アウ”は“柏架山”と“畢拿山”(Mt.Butler) との間に位置する峠でHKT-5-、-6-の中継点でもあり、いつも大勢のハイカ−が集う中継ポイント。

ここで仲間の青年が貧血か食当たりか? 急に具合が悪くなりしばらく休憩の後、別の仲間が付き添って途中下山、“柏架山道”を引き返すハプニング! そのあと残った21名で“大風アウ”から再度木陰の山道“野猪徑”(Boa Vista) に至る林道を歩く。そして林道の最後からまた舗装路に出て“大潭水塘(Tai Tam Reservoir)”東側沿道の“柏架山道”へ。 これよりダムの脇の長〜い舗装路を下ってHKT-6-の分岐点に至るが、我々はそこから道の名が変わる“大潭水塘道”(Tai Tam Reservoir Rd.) をそのまま直進して下り、もう一つの下流のダム“大潭篤水塘”(Tai Tam Tuk Reservoir) 西側沿道に至る道を歩く。ダム脇をほぼ半周して最下流の地点、“大潭道”のバス道路へ合流して今日の歩きのFinish、ト−タル約11q。バスでスタンレ−へ移動。スタンレ−では初めての中華の店で最後の〆でした。
(WST-2:Wilson Trail(衛奕信徑)Stage.2)
(HKT-5、-6-:Hong Kong Trail(港島徑)Stage.5、6)

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↓KCR“太古”駅から直接歩き出して“康怡花園”の脇、川沿いの道を登って“大潭郊野公園”、“Quarry Bay Extension”の入口で記念写真。これより林道坂道を登り出して直ぐに道は左右に分岐する。左側が郊遊路徑[5]の“康柏郊遊徑”、右側は郊遊路徑[11]の“Quarry Bay Tree Walk(樹木研習徑)”となる。今日我々は左側へ。しばらく階段を登り東屋を通過すると、またなだらかな階段登りが続く。曇天濃霧で風景はパ−! 雨が降らないのを祈るのみ! 階段を一しきり登り終えたら今度は平道の林道。

↓曲りくねった“柏架山”(パ−カ−山)麓の道、所によっては鬱蒼と樹木が茂り昼なお暗き林道が延々と続く。時々右側(北側)の視界が開けるが、対岸の“九龍”側はほとんど遠望が利かない。3.6q、一時間半程も歩いてようやく“康柏郊遊徑”は終着の“柏架山道”に合流! この舗装坂道は今日も沢山の散歩する人やハイカ−達で賑わっていた。、、、、、近くの東屋で小休止をとる面々。

↓休憩の後、今度は舗装坂道を登って“大風アウ”まで。“黄泥涌峡”(Wong Nai Chong Gap) から始まるHKT-5-はここ“大風アウ”でHKT-6-と変わって“大潭道”へと続く中継ポイントの広場。高度が増すに連れ霧が濃くなっていて目前の“畢拿山”も霧の中。ここで急に体調が悪くなった仲間の青年とそれに付き添ってもう一人の仲間はここから下山、引き返すことにした。広場の先、“柏架山”への登り坂途中右側の“野猪徑”の標識から再度林道の山道歩きが始まる。初参加の女の子はなかなか元気、たえず先頭グル−プを行く。ここも鬱蒼たるジャングル道が続き、間もなく“野猪徑”ル−トの終り近く左手(東側)の視界が開け、天気が良ければ“清水湾”ハイジャンクピ−クが望める位置まで来たが、、、(クリック)⇒写真NO.21と比較して見てッ!

↓“野猪徑”ル−トの最後、ここから左手“大潭峡”(Tai Tam Gap) 経由“柴灣”(Chai Wan) 方面へ下れるが我々はそのまま直進、“大潭(上)水塘”を目指して今度は舗装路の歩き。方向としては西に向かってなだらかな舗装路の下り坂が続く。この辺りも眺めは良い所だが、今日は左手スタンレ−方面の景観も楽しめない。やがて“柏架山道”HKT-6-に合流した所で小休止! 因みに写真NO.28の後ろの階段を登ると山越え沢越えしてHKT-6-途中に至るバイパス路。 (クリック)⇒参照

↓ここで小休止の後、“柏架山道”HKT-6-を行く。直ぐに“大潭(上)水塘”の東側堤に到着。ダムの上から湖面の小魚を眺め、、、一行はダムを渡らずにそのまま直行して下り坂を行く。因みにHKT-6-は堤防を渡ってダムの下流に沿って走るが、結局直行するル−トと合流する。下り坂の後、カ−ブした坂を登って平道となった所に下流のダム“大潭篤水塘”への標識。

↓そのまましばらく進むと再度下り坂となって標識がある三叉路に出る。ここが先ほどのダム下流に沿ったHKT-6-だ。ここから舗装路の名前が“柏架山道”から“大潭水塘道”と変わる。一方、HKT-6-はここの左手の階段から山の中に入り、山道がバス道路の“大潭道”の途中まで続き、そこでHKT-7-に変わる。我々は舗装路の“大潭水塘道”をそのまま前進! 途中右側の峡谷を覗いたり、左手の“大潭篤水塘”を眺めながらダム西側沿道を歩いて、、、やがてダムの下流に掛かる石橋を渡る。 

↓石橋を渡って間もなく、、、右手“大潭郊野公園”の大きな標識。いよいよ終着点の“大潭道”との交差地点だ。そこで最後の記念写真一発! “大潭道”に出て“赤柱”(Stanley) 行きのバスを待つ。、、、スタンレ−に着くと海岸の雑踏を抜け一番奥まで歩いて中華レストランに飛び込んだッ!

↓過去のハイキングでスタンレ−に来た時はいつもイタリアンフ−ドだったが、、、、やはり今日のような大人数の時は中華かな〜? まぁ〜それはともかく、、、7週間ぶりに復帰した仲間も調子は上々、最後まで元気に歩けてメデタシ、メデタシ、、でしたッ!  

今日のこのコ−スは過去何回も歩いているが、今日の参加者の中では初めて歩く人が大半だった。地下鉄“太古”駅前の雑踏を抜け、アパ−トの横を行くと直ぐに山の中、こんな喧騒の街中と自然が密接しているのは香港ならでは! “大風アウ”までの散歩コ−スとしても最適! しかし皆さん“灯台下暗し”か? ご存じない方が意外と多いね〜!

過去の関連レポ−ト。
⇒[2004年1月4日] 畢拿山〜渣甸山
⇒[2003年8月10日]大潭郊遊路徑〜金督馳馬徑
⇒[2003年7月13日]太古〜柏架山〜大潭篤水塘
⇒[2002年5月26日]香港島縦断(大潭水塘周辺)

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