[2003年11月30日] 城門水塘東側-草山-茘枝山
(Shin Mun Reservoir East Side-Grassy Hill-Lai Chi Shan)

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コ−ス=MTR筌湾-(兆和街.MiniBus)-城門道-城門水塘東側(WST-7)-
-途中から舗装路〜実線ル-ト-舗装路-(MHT-7)-草山-鉛鑛凹-元暾下-
-茘枝山-(MiniBus)-KCR大埔嘘

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は久しぶり約二年ぶりに新界中部“城門郊野公園 (Shing Mun Country Park)の中の“針山(Needle Hill)”532mに行く筈だったがとんだハプニング発生! 集合場所の“筌湾(Tsuen Wan)”駅に集まった新人一人を含む5名で、駅近くの“兆和街”からミニバスで“城門水塘 (Shing Mun Reservoir)”の入口まで向かったが、途中“城門道(Shing Mun Rd.)”の入口から先は交通規制で車は進入禁止! 何事か? と思いきや道路イッパイに広がる沢山の人の群れ、それも一様にハイキングスタイル! 聞けば香港で有名な、ある病院主催のチャリティ−ウォ−クの日だとか! とんだ事になったッ! 止むを得ず大勢の人ごみに揉まれながら“城門道”を歩き出す。恐らく何百人?もいるだろう、、、とんでもない事になった。今日の天気は晴れだが肌寒くMax19−Min14度、湿度70%で乾燥気味。

人ごみと一緒に本来ミニバスの“城門道”終点から引き続き舗装路を歩いて“城門水塘”へ。その後しばらくダムの南側を歩いて堤防を渡り切った所がMHT−7、“針山”のスタ−ト地点だが、ここまで人ごみは続いている。良く見ると数十名単位でリ−ダ−が居て、それぞれコ−スを別れてこの“城門水塘”一帯を歩くようだ? 彼らがまさか“針山”まで登るとは思えないが、とにかく廻りは人、人、人の波! もうウンザリだッ! とにかくこの人ごみから抜け出したい、と我々5人はダムを渡り切った箇所から、コ−スを左手に取り、以前2月に歩いた城門水塘東側の道を行く。やっと人ごみから離れた静かな歩きの開始! このコ−スは湖に沿って“Jogging Trail(12)”と呼ばれるコ−スで、またWST−7でもある。丁度湖の真ん中辺り一部東に大きく入り込んだ所からJogging Trail(WST-7)を外れ、一旦舗装路へ出る。

この舗装路は急な登り坂で前回同様途中から左に折れて山間ル-トに入る。この地図上実線表示ル-トの森林道の最後は“鉛礦凹(Lead Mine Pass)”に通じるが、その手前の舗装路に出た所で右折、このル−トは初めてだがそのままMHT−7まで進む。MHT−7に合流した所で今度は左側の“草山 (Grassy Hill)”647mを目指した。 二ヶ月前、9月の“草山”登山の逆行で初の舗装路歩きで頂上まで。下山は長〜い階段を下って“鉛礦凹”へ。その後は9月のコ−スと同じく、WST-7-を“元暾下(Yuen Tun Ha)”〜“茘枝山(Lai Chi Shan)”と下った。今日は途中でミニバスも捉まらず、“茘枝山”のいつものタイレストランまで舗装道路のテクテク歩き。ト−タル約12qの歩きでした。
(MHT-7-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-7-)
(WST-7-:Wilson Trail(衛奕信徑)Stage-7-)

↓“城門道”を人ごみに混じって歩き終着の“城門水塘”入口にて記念写真。これより右手の舗装路を登って行くと間もなくダムに出る。ダムに沿って右側を進むと堤防。その先の階段を上がるとMHT−7“針山”のスタ−ト地点だが、ここも大勢の人達でごった返している。もし狭い“針山”登坂道でこの人ごみ渋滞に巻き込まれたら大変だッ! 我々はここで予定変更して左手の“Jogging Trail(12)”即ちWST−7へ逃げ込んだ!

↓左側のダム越しに見えた“大帽山”。やっと人ごみから離れてホッとし、以後は快適な細道歩きが続く。延々と続くダム沿岸の曲りくねった道を歩いて間もなくダムの一番最奥部辺りまで着たら標識点。ここで小休止の後、右手の舗装路に上がる。
、、、と又もや人、人、人の波。出来るだけ人ごみの間を縫って急坂の舗装路を登る。

↓舗装坂道を登り切った所にある標識。人ごみ集団は“仁濟慈善行”の標識に従って左手の下山ル−トへ。この“仁濟”と云うのが今日のチャリティ−ウォ−ク主催した香港の病院の名前とか。我々は右手の“草山”方面を目指す。ここからまた登り坂だが、途中から左手の森林道に入り込む。今年2月に初めて歩いて気に入ったコ−ス!
                  、、、、、、、、、、曲りくねった山間の林道が続く。

↓美しい草花を眺め、坂道をアップダウンしながら道は続く。ジャ−ジ生地のズボンに食い込んだ道脇の草は簡単には取れない! イヤァ−ンどうしよう! 快適な林道歩きもやがて終わりに近づき舗装路に合流。ここから再度対面の林道に入れば“鉛礦凹”へ至るが、今日は舗装路を初めて右手に上がる。
      、、、、直ぐに三叉路に出て次は標識から右手、“草山”方面を目指す。  

↓舗装路をかなり登った所でやっとMHT−7に合流。ここから右手に行けば“針山”だが、針山を下れば“城門水塘”でまたまた人ごみに巻き込まれそう! 我々は左手の“草山”へ向かう。間もなく前方に見えてきた草山に連なる尾根。結構長い舗装路の登り道が続く。後方にはガスに霞む“針山”! 
       、、、、やっと“草山”のピ−クが見えてきてからの登り道の長いことッ!

↓そして遂に頂上傍の標識点まで辿り着いた。写真の兄チャンはよその人! 今日は遠方がガスってはいるが、360度の素晴らしい眺め。香港の主な山が殆ど遠望できる。写真左から“大帽山”、“大埔”方面の街並み、“狗肚山”とその向こうの“火炭”の街、そして“針山”方面。“草山”647mの頂上三角点で記念撮影の後いよいよ下山開始だ!            、、、、、、、、、、“鉛礦凹”への長〜い階段下りの始まり!

↓前回この階段を登った時も長く感じたが、今日の下りでも結構長く感じるね〜! 振り返って見たススキが原の“草山”。間もなく林の中の階段下りとなって直ぐに舗装路に降り立つ。このカ−ブを下った所が“鉛礦凹”だ! “鉛礦凹”からそのままWST−7を“茘枝山”方面へ向かって下山。ここも段差がマチマチで歩き難い石段の連続だ。前方には“大埔嘘(Tai Po Market)”の街並み、、、、左手ススキの向こうは大帽山麓! 

↓長い石段を下る一行、後ろは今下山してきた“草山”。やがて“元暾下”を通り過ぎると“茘枝山”方面へ向かう車道に降り立った。標識どおり車道を下って行く、前回はこの辺りでミニバスが来たが、、今日は来ないな〜? この紫色の綺麗な花の名は?

↓左手“新屋家(San Uk Ka)”と呼ばれる一帯、立ち並ぶ新築アパ−ト。やがて“茘枝山”に着いていつものタイメシ屋に飛び込む。前回来た時に以前と比較して味が落ちてたが今日はどうかな? しかし先ず女の子の愛想が悪い、商売気有るのか無いのか? 早くビ−ル持ってこいっ、てんだッ! やっと料理が出た。ウ−ム、今日の味はまァまァだ、、、とか何とかブツブツ云いながら結局ビ−ルの酔いが廻ったらご機嫌な仲間達でした。

今日ばかりは気勢を削がれたッ! って感じ。久しぶりの“針山”を楽しみにしていたのに、あんな大集団に巻き込まれるとは予想外だった! 途中から歩く気がなくなって適当に切り上げよ云うか、って思ったほど。こんなイベントが有るのを事前に知るには、やっぱり香港の新聞を読まなくてはダメって事か! いつだったか新界東北部でも自転車競技のイベントで交通規制に出っくわしたしな〜!
下記は過去の関連レポ−ト。
⇒[2003年9月7日] 草山
⇒[2003年2月16日]金山公園-城門水塘東側-鉛鑛凹-茘枝山

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