[2002年4月5日]草山(Grassy Hill)〜狗肚山(kau To Shan)

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コ−ス=MTR筌湾−(Taxi)−城門水塘−鉛礦凹−草山−狗肚山−
−火炭−(Taxi)−MTR沙田

参考資料=「新界中部 郊区地図2000年第四版」
     「香港街道地方指南2001年版」

4連休の後3日おいて今日5日も清明節の祭日,今日は初めての"草山"(647m)登山。
草山はMaclehose Trail Stage.7(MHT.7)の最終ル-ト上で鉛礦凹から始まるSt.8の
手前,針山から至るコ−スだ。城門水塘脇の雑木林の延々と続く舗装道路を歩くこと
約1時間,鉛礦凹から左手は大帽山へ,右手に登れば草山方面。ところが標識が不親切
で我々は舗装道路を行き過ぎて30分程時間をロス。改めて草山への長〜い階段を見
つけて登り出した。頂上からの景色は予想以上に素晴らしいもので香港のほぼ中央に
位置するだけに360度の視界には主な山々の略全て目に入る絶好のポイント。その名
の通り草原のスロ−プも美しく今日の天気に感謝!下山コ−スは予定では鉛礦凹近
まで戻り大埔方面へ,と考えていたが冒険心を起して"火炭"方面への道を選んだ。途中
道を迷いながらも、下から三角点が見えた聞き覚えのない山(狗肚山)を眺めるうちに
登山意欲をそそられ,急傾斜のヤブ漕ぎ道に苦労しながらも頂上制覇!満足感を抱い
て勇々下山、無事に火炭近くの麓へ辿り着きました。

↓城門道のミニバス終点上にて恒例の記念撮影。ここから直接"パイナップルダム自然
教育徑(3)"と呼ばれる木陰の林道に入る。城門水塘脇の道を歩いて間もなく舗装道路に
上がり、ここから鉛礦凹までの長〜いアスファルト道。サルが他の↓ハイカ−の食べ物を
盗み取る"決定的シャッタ−チャンス"を逃す!!残念!!  だからデジカメは難しい。 


        両側の背の高い木は↑ユ−カリに似ているが?香港にも?

この道は木々が美しく舗装してなければもっと素晴らしい林道だが、、と思いつつ緩やか
ながら硬いアスファルトの登り道を1時間程も歩いて鉛礦凹に到着。MHT-8-のスタ-ト地
点だッここで暫しの小休止↓さぁ−行くぞッと右手のMHT-7-の方へ向かって登り出す。
ところがいつまでも舗装道路が続く?おかしい?道を間違えたッ!標識地点まで戻る↓
 これが問題の立派な標識これでは誰だって間違うよッ!↓


       大埔墟と九龍坑山↑

30分ロスって仕切り直し!急な↓階段を登り出す。苦しいッ!しかし高度が上がるにつれ
徐々に広がる視界、右手の三角峰は針山↓、城門水塘から向こうの↓街並みは筌湾か?

↓先頭をきってた"山好き男"はさすが,既に頂上三角点上で余裕の一服!ほどなく老体も
頂上647mの土を踏む!三角点にタッチ!見て下さいこの360度の展望をッ!香港?名山!
ガスに霞む馬鞍山↓これまたガスの八仙嶺↓そして、、、、雲の中↓の大帽山、、、、、、


  ↑針山と遠望は獅子山の連峰

↓頂上での記念写真の後,火炭方面へ向かって下山開始。素晴らしい緑の裾野を下って行く
なだらかなスロ−プを歩くのは実に快感だッ!山間の向こうに火炭の街↓が見え始めた頃

一旦、谷部まで下降,小川のせせらぎを聞きながら森を抜けると舗装道路。左へ行くと
"大埔KAU自然護理区"へ。我々は右手へ進んだが途中舗装が切れて土道も消滅状態だッ!

誰かが残してくれた布切れの印を頼りにヤブ道に入りこむ。前方のまだ知ぬ狗肚山を目指
して。ヤブ漕ぎで手足はキズだらけ,急激な上り坂!そして苦労の甲斐あり遂に頂上へ到着
頂上399mからの景観もバツグン!先ほどより鮮明な馬鞍山の山裾と同じく八仙嶺の雄姿!

前方,火炭方面に向かって下山。傾斜は登りよりきつくないものの酷いヤブ漕ぎ!突然現れ
三角点?こんなヤブ↓の中に何故?かろうじて分かるヤブ雑草の中の山道を下ってやっと
"馬料村"と云う標識のある民家の近くに降り↓立った。車道まで出てタクシ−で沙田へ。

沙田の日本レストランに着いた時は既に夕方4時を過ぎていました!!
今日の歩きは非常に満足度の高いものだったが,それにも増して呑む酒の量
も満足度の高い、否高すぎて、、いささか呑み過ぎの感が強かったッ!!