[2003年12月28日] 馬鞍山
(Ma On Shan)

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=MTR.彩虹-(MiniBus)-西貢(菠蘿峯路)-昂平-(大金鐘)-馬鞍山-
-黄竹洋-水浪窩-(Bus)-西貢-(MiniBus)-MTR.彩虹

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は当ホ−ムペ−ジがきっかけとなった日本からの男性ゲストお一人と、別に新しい仲間一人を加え計10名で久しぶりに“馬鞍山”(Ma On Shan)702mに行く。天気は晴れ、気温18−14度、湿度64%。“馬鞍山”は“西貢”(Sai Kung)の近く、“馬鞍山郊野公園”(Ma On Shan Country Park)を形成するメインの山で高さこそ香港第7位だが、その美しく且つ男性的な雄姿と稜線に連なる“大金鐘”(Pyramid Hill)、裾野に広がる“昴平”(Ngong Ping)高原と共に一帯は素晴らしい景観を誇る人気NO.1の山。

今回のスタ−ト地点は“西貢”のバスタ−ミナルから二つほど手前のミニバス停“菠蘿峯路”(Po Lo Che Rd.)と云う所。普通は“馬鞍山”方面からの下山コ−スで過去何回も下ってきた場所だ。車道の坂道から“黄竹山新邨”、“大水井”(Tai Shui Tseng)を経て登山口に至る。例によって階段登りから始まり、岩や石ころだらけの荒れたル−トを登って行くとやがてMHT-4-の“芽坪”(Mau Pin)方面へ至る峠に到着。ここから“昴平高原”を経て一行は二手に分かれ、一組5人は“大金鐘”(Pyramid Hill) 536mへ、残る5人はピラミッドヒルの西側麓を巻くMHT-4-を歩き、ピラミッドヒルの肩から“馬鞍山”へ至る最初の岩の峠で合流。 稜線の丘を経由していよいよ“馬鞍山”肩下に到着。

一同10人揃ってピ−クアタック開始! 滑りやすいガレ道登りから鞍部の最初のピ−クまでが苦しい登り。次は鞍部の谷を経由して二つ目のピ−クを目指して登坂。そしてやっと頂上702mに着いたら素晴らしい景観が待っていた。しばし景観を堪能した後、元のル−トを“馬鞍山”肩下まで下山。肩下からMHT-4-を逆行、石段下り、林道下り、そしてまた石段、延々と下りル−トが続き“黄竹洋”(Wong Chuk Teung) を経由して最後は舗装路に出て標高284mの無線塔(山火事監視塔)。さらに舗装路を下ってやっとMHT-4-のスタ-ト地点である“水浪窩”(Shui Long Wo)到着。 “西沙路”(Sai Sha Rd.)のバス道路に出て約10q弱、4時間半の歩きのFinish!  全員バスで“西貢”へ移動、いつもの日本からのゲスト歓迎の時と同じく海岸沿いのシ−フ−ド店での楽しい打ち上げ会でした。
(MHT-4-:麥理浩徑,Maclehose Trail Satage.4)

↓“菠蘿峯路”を登って最初の交差点付近で出発前の記念写真! 更に坂道を登って“大水井”辺り、住宅横の路地裏に入ると標識と登山口の階段。舗装階段を登って行くと次は岩や石ころだらけの荒れた坂道登りが続く。途中石のベンチで小休止!
         、、、、、、、正面には“ピラミッドヒル”とその右に“馬鞍山”の威容!

↓ここからは石段と山裾野のなだらかな登りが続く。振り返ればガスに霞む“西貢”の“白沙灣”(Pak Sha Wan) ヨットハ−バ−! 既に高度300m以上だ。間もなく“芽坪”方面へ至るMHT-4-の分岐点がある峠に到着。進行方向右手の“昴平高原”を目指して進むと直ぐに目前に飛び込んだ“大金鐘”ピラミッドヒル536m!
   、、、高原途中から右手の展望台に立ち寄りピラミッドヒルをバックに写真一発! 

↓ここで元気5人組は初のピラミッドヒルに挑戦! 残るズボラ5人組は快適な“昴平高原”を『谷村新司』の“昴”を唄いながらルンルン散策! そして“馬鞍山”への交差標識点に到着。今日は晴天、沢山のハイカ−で賑わっている。右手に進み左斜め前の“馬鞍山”を眺めながらいよいよル−トは佳境に入る。
       、、、、、“麥理浩徑,Maclehose Trail”の標識から階段登りが始まったッ!

↓階段を登り切った所がピラミッドヒルからの下山ル−トと交差する。ここで一呼吸おいて更に登り道は続く。前方の大岩の横をカ−ブし、傾斜はますます急になる。やっと最初の岩の峠に辿り着いて小休止。ここでピラミッドヒルに登った元気5人組を待つ
間もなく全員揃ってその上の稜線まで上がる。稜線上から右側を見下ろしたら、、、
“西貢”方面はガスボケだった! “馬鞍山”へ向かって伸びるル−トも見える!

↓しばらく稜線上のなだらか歩きが続く。徐々に近づく“馬鞍山”! そしてとうとうピ−ク肩下、草の原っぱに着いた。ここの高度がすでに500m以上。見上げる岩肌の威容! これからが大変だッ!    、、、覚悟を決めて急坂ガレ道を登りだす一行。 

↓最初の尾根に登り着いて返り見たら今まで歩いて来たル−ト。一息いれて又もや急坂! 馬の鞍の最初のピ−クだッ! 右手には切り立つ断崖絶壁! 鞍の谷を渡って最後のアタック! 岩の急坂を這い登って、、、そして遂に立ちましたッ! 標高702m“馬鞍山”頂上! 目前の“牛押山”(Ngau Ngak Shan) と、、、、、
          、、、、、西方には“火炭”(Fo Tan)、“沙田”(Sha Tin)方面の街並み。 

↓東は“企嶺下海”(Kei Ling Ha Hoi) 、東南には“西貢”方面、ガスに霞んで残念!
大休止して360度の景観を楽しんだ後、全員で記念写真撮影! そして下山開始、元来た急坂ル−トを恐る恐る下山! ガレ道下山は滑り易くそれこそ『小心地滑』!

↓麓の原っぱに降り立ってホッ! とする一行。次なるコ−スはここからトレ−ルコ−スMHT-4-の逆行、即ち“馬鞍山”東南側の麓を走る山間ル−トの下り坂。左手に険しい岩壁を見上げながら平道と石段の下りが続く。山麓のこのル−トは今年2月に登って来たがあの時は苦しかったな〜! それもその筈、下りでもこんなに長く感じるのだからッ!                       、、、、、、、、、、時折返り見た“馬鞍山”

↓林道の坂道下りが続いたら三叉路、ここで小休止! “黄竹洋”と呼ばれる辺りだ。MHT標識どおり右手に進みしばらく平道を行って左折、竹林道を通り抜けたら舗装道路に出た。ダラダラ坂を登りながら振り返ったら又もや“馬鞍山”、、、、、
                             、、、、、なかなかカッコ良いね〜!

↓あまりにカッコ良い“馬鞍山”をバックに又もや写真一発! 道はこの先、峠の三叉路。ここは標高284mで無線塔と建物がある。ここから舗装路はなだらかな下り道となって、比較的大きな木々の間を曲りくねった道が続く。右手の木立の間に見えた“西貢海”と島々。途中道脇のヘリポ−トに降り立つ消防ヘリ! ボケッ−と眺めていたらプロペラの強風に煽られて全身ホコリを被ってしまったッ!   、、、、、間もなく終点だ。 

↓やっとMHT-4-の始発点について “西沙路”のバス道路に出た。そのチョット先まで歩くと“水浪窩”のゲ−ト、その前がバス停。バスで“西貢”まで移動。日本からのゲストが来られた時によく利用する海岸沿いにある海鮮屋、今日は屋外テントの下、、、
シ−フ−ドで最後の〆の打ち上げ    、、、お疲れ様でした〜〜〜〜〜!!

考えてみると“馬鞍山”の頂上まで登ったのは実に約2年ぶりだった!! 今回は幸い好天に恵まれ頂上からの景色もグッ−! 日本からのゲストを迎えて最良の登山が出来ました。因みに今回のゲストの方とは以前からホ−ムペ−ジの相互リンクを張っています。当HPの表紙ペ−ジ下段、『Hangzhou Hotel』がそうです。
またこの日“馬鞍山”登山の⇒彼のレポ−トも是非一度ご覧あれッ!(2004.01.05追記)
過去の関連レポ−ト
*“昂平”迄の登りコ-スは⇒[2002年5月12日]馬鞍山山麓
*“昂平”からピ−クは⇒[2001年11月25日]馬鞍山(Ma On Shan)
*下りのコ-スはこれの逆行⇒[2003年2月23日] 大金鐘〜プラス

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング