[2003年2月23日] 大金鐘 (Tai Kam Chung)〜プラス
(英名:Pyramid Hill)

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コ−ス=MTR彩虹-(MiniBus)-西貢-(Taxi)-MHT-4(水浪窩-黄竹洋)-
-大金鐘-MHT-4(昴平-芽坪)-梅子林-女婆アウ(牛凹)-
-花心坑-黄泥頭-(MiniBus)-KCR沙田

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫

今日は久しぶりに大金鐘 (Pyramid Hill) 536m をメインとした西貢の馬鞍山郊野公園 (Ma On Shan Country Park) の歩き。今日の天気もパッとしない曇天、気温は20度を越す蒸し暑い天気。参加者9名は100qトレ-ルのMHT-4のスタ-ト地点,水浪窩 (Shui Long Wo) からトレ-ルコ-スに沿って歩きだす。舗装道路のダラダラ坂登りが山火事監視塔がある標高284mの地点まで続く。その後山道の下りが黄竹洋 (Wong Chuk Yeung) 辺りまで続き、ここからいよいよ長〜い階段登りが続く。かなりの急階段で息が切れること数回!!やっと馬鞍山の中腹、肩下辺りまで登りつめて階段は終わり、馬鞍山を廻り込むように中腹を歩いて肩に到着。最初の難関の終わりだ。雄大な馬鞍山麓中腹を歩き一旦谷部まで下る。そこから一旦MHT-4コ-スを外れ今日のメインであるピラミッドヒルへの急坂登坂!地図上の等高線で見ると僅か80mほどの高低差だが、一直線に直登する急傾斜のガレ道登りは手で小岩を掴みながらの奮闘!!

ピラミッドヒルの頂上536mから今度は急転直下の直降。恐る恐る下って昴平(Ngong Ping)高原へ。再びMHT-4に戻り、しばらく高原の散策が続く。高原の終わり、標識点から左手下の西貢,白沙湾 (Pak Sha Wan) を眺めながら芽坪 (Mau Ping) までのノンビリ歩き。芽坪に着いたらMHT-4から外れ梅子林(Mui Tsz Lam)までの森の中の渓谷下り。苔が生えた石段の下りが長〜く続いてやっと梅子林の村落に到着。参加者の内4人はそこから舗装道路を下って馬鞍山路のバス道路経由沙田 (Sha Tin) まで。他の5人は梅子林から女婆山 (Nui Po Shan) 麓の谷を越えて黄泥頭 (Wong Nai Tau) 経由で沙田まで行く事にした。初めて歩いたこの山越えル-トは梅子林の村落付近からのル-ト入口が標識もなく解り難かったが、畑の中を突っ切って山道登りとなり以前登った女婆山への途中、女婆アウ(牛凹)まで山中の登りが続いた。後は花心坑 (Fa Sam Hang)〜黄泥頭と下って黄泥頭からミニバスで沙田へ。先に着いていた4名と沙田のレストランで落ち合い最後のカンパイ〆。約12q強、5時間程の歩きでした。
(注:MHT-4:Maclehose Trail Stage.4)

↓出発地点の水浪窩,MHT-4のスタ-ト地点だ。林の中の小道を抜けると舗装路に出る。標識に従ってダラダラ坂道を登って行く。早くも汗!曲りくねったカ-ブの坂道を登り切ったら、そこは標高284mの無線塔(山火事監視塔)が有った。ここで小休止。

↓これより下り坂となるが、間もなくコ-スは山道となり林の中を進む。この辺りが黄竹洋の近くらしい。道はいよいよ登り坂となり山の中腹を縫うように登って行くと長〜い階段が最初のピ-ク上まで続いているのが見える。あれを登らないといけない!見ただけで疲れるな〜!先頭部隊と後方シンガリの差がかなり広がってきたぞォ-!

↓階段途中から後方部隊を励ます「オ-イッ、頑張れッ!」途中で何回も呼吸を整えやっと目前にガスが流れる馬鞍山を見上げる所まで登り着く。馬鞍中腹を廻り込みながら肩まで続く道、そしてやっとこさ肩に到着。間もなく後方部隊も到着し大休止。全員で記念写真!雄大な馬鞍山麓を望む。いつ見てもここは良い眺めだな〜ッ!

↓大休止の後、いよいよピラミッドヒルを目指して出発!!雄大な馬鞍山麓の懐に抱かれるようにして歩くのは実に一年三ヶ月ぶり!MHT-4に沿って中腹コ-スを進むと前方にピラミッドヒルの姿が見えてきた。一旦谷部まで下り、目前に聳えた三角峰を見上げると頂上まで一直線の道、、、、、、さぁ、アタック開始だッ!!

↓谷から僅か80m程の高低差だが急傾斜のガレ道を皆必死に登って536mの頂上到着。後方は今歩いて来た馬鞍山、下には昴平高原が広がる。せっかく登ったピラミッド頂上は小さなアブみたいな虫が汗をかいた身体に纏わりついて落着かない。記念写真撮影後早々に下山開始!、、、今度は急転直下の恐々下りで坂を降りる。

↓やっと下まで降りて昴平高原から振り返って見たピラミッドヒル!ここからしばらく高原の散策が続いて間もなく標識点に着く。ここから左手に下れば大水井(Tai Shui Tseng)を経由して西貢方面へ。我々はMHT-4のコ-スに従って右手の道を行く。左側下方に曇天でガスに霞む西貢,白沙湾ヨットハ-バ-を眺めながら芽坪を目指す。

↓間もなく芽坪に到着。ここから左手に下ると北港(Pak Kong)経由で西貢方面へ。広場から直進する道がMHT-4で水牛山(Buffalo Hill)方面への登り。我々は右折して梅子林を目指す。樹木が鬱蒼と茂る森の中の小道は夏向きの良いコ-スだが岩の階段に苔が生えて滑り安い、、、、、石段下りが続く、、、そろそろヒザが痛くなってきた。

↓廃家の前を抜け森の小道が終わって梅子林に到着。郊區地図によるとここら辺りから女婆アウに抜ける道が有る筈だッ!と周りをキョロキョロ?結局村落脇の畑の中を通る小道を発見!しかし4名の仲間はここから舗装路を下ってバス道路へ。残った5名で初のコ-スに挑戦!再び森の中の石段の坂道を登り始めたら思ったより長〜い距離!三度大汗かいてやっと女婆アウに到着。、、、、、この標識から右手に登ると以前登った女婆山だッ!

↓女婆アウの標識から下って花心坑を目指す。振り向けば女婆山の肩付近が見えた。間もなく草道も終わり舗装路に出て、、、花心坑の標識でFinish!の記念写真。
黄泥頭のバス停はもうすぐだッ!、、、今頃になって天候回復!チキショ−!

↓黄泥頭からミニバスで沙田へ。沙田の沖縄レストランでは別組4名が既に首を長〜くして我々を待っていた。、、、、さぁ〜打ち上げカンパイだッ!!
今日は予想したよりきつかった。お疲れさま〜!!

MHT-4の前半、ピラミッドヒル迄はさすがに100qトレ-ルの中でもSatage.3に続いて難易度★★★で、特にアップダウンと長い階段登りが苦しかった。梅子林から女婆アウ〜花心坑〜黄泥頭のル-トは初めて歩いたが、峠越えの旧街道か?あまりハイカ-が歩いている様子も無く新しい発見だった。
ル-ト参考までに⇒『女婆山(Nui Po Shan)』のレポ-トもご覧下さい。

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