裏切りそうな人は裏切る

これはマーフィーの法則の話ではない。

「こいつ、いつか裏切る」と思えば、その気持ちはなんとなく伝わるし、そんな見方をしているというのは、なんとなく表に見える。「裏切る」と思われている方は「信頼されてない」ということに気がつく。

信頼されてないことに気がついてしまえば、信頼することもない。「いつか切られる」と悟るからだ。そうなると、信頼関係は構築されない。

だから、裏切られたくなかったら、馬鹿な警戒はやめてしまって、信じ切ってしまうことだ。どうせ裏切られるのは一瞬だし、警戒したところで裏切られる時には裏切られる。よけいな警戒することによって、裏切られるリスクを上げたり、ネガティブな感情を持ち続けることの方が、デメリットが大きい。

もちろん「その後」についてのリスクマネージメントは必要だが、人は裏切らなくても様々な理由で去る(死別離別のような不可抗力も少なくない)わけだから、そういったリスクマネージメントは常に必要なことだ。それができていれば、裏切られても精神的ダメージでしかない。

裏切られたくなかったら、信頼されたかったら、まずは相手を信じることである。