韓国は他山の石

トランジットの時の話。と言っても、他の人も普段から同じ体験は可能。

トランジットの間、仁川空港の中を歩く。歩いてると、テレビが見える。私は韓流アイドルはあまり知らない(そもそも日本のだって知らない)のだが、なんだかかっこいい風味のおにーちゃんが歌を歌ってるステージが流れていた。ぱっと見、日本のそれと大差ない。

でもそれを見ていて、「でもこいつ韓国語で歌ってるよなぁ。それで格好いいと思ってるんだよなぁ」とか心の中でつっこむ。リフレインの部分くらいは英語かも知れないけど、だいたいは韓国語だ。言ってる意味もわからなきゃ、一生懸命格好良くしてるところが、なんだかどっちらけに感じる。「リフレインの部分くらいは英語」とは言え、どうせアジア人なので「I rabu yuu」みたいになってるに違いない。

とつっこんだところで、

日本人も同じじゃん

と気がつく。いや、その時初めてじゃなくて、同じつっこみを何度もしていて、その次の瞬間同じことを思う。

このことに限らず、韓国の諸々でつっこみたいものは、たいてい日本でもかつては、あるいは今でもやっていることが少なくない。韓国行った時に酔っぱらいが暴れていて、一緒にいた友達(韓国人)に、「韓国人って馬鹿で醜いよね。日本人と同じくらい」と言ったら、苦笑いしてた。要はその程度だということだ。

ここで「韓国人」と言ったけど、多分きっとどこの国民民族も、「客観的にはダサい」ことをやってるのだろう。欧米人が英語の歌を歌っていても、別におかしくはないから、その分は彼等は得をしていると思うが、それ以外の文化的なおかしさというのがないわけじゃない。我々はかなり彼等の文化に毒されているから、気がつきにくいだけで。

とか考えると、「馬鹿をやっている」ということがわかりやすい韓国は、彼等への嘲笑は下手すると自分に向いてしまう。他山の石と思うくらいの方が、自分の馬鹿を晒さないで済みそうに思う。

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This entry was posted on3月 19th, 2007 at 14:19:08. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. Both comments and pings are currently closed.

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