東海林修いわく…

「ディスコ・キッドデー」なるイベントで、銀座のヤマハへ。

本当はコンサートとかやる予定だったはずだけど、諸伴の事情で東海林修先生オンステージ。そこで先生が、「アドリブについて」というお話をされた。

アドリブとは、決まりを守りながら自由に演奏することです。決まりを守るから滅茶苦茶にならないし、みんなが追いて来れます。みんなが追いて来れないと、意味のわからない退屈なものになります。うまく合わせられるから、スリルも楽しめます。

というお言葉。文章にすりゃあたり前のことなのだけど、言われるとちょっとした衝撃がある。上から目線の「自由について」と同じようなことを言っているに過ぎないのだけど、「なぜそうか」というのを音楽として語られると、ストレートに納得できる。

先生が「アドリブしましょー」と会場の楽器を持って来た人に言うのだけど、そんな話の後だと逆に出来なくてビビってた。

イベントはかなり少人数で、「こりゃ赤字だな」という感じだったのだけど、逆に今まで雲の上の人でしかなかった大先生と話せたりして、随分とお得だった。

イベントが早く終わったので、たむろっていたら謎の外国人が来てデモ用の楽器を弾いていた。いかにもヤンキー兄ちゃんだったのだけど、やたらにうまい。たむろっている中の一人が、「あれ、ブラストの人だ」と騒ぎ出す。そーいやー見たことがある顔だ。

普段遠くからしか見ない人達を真近に見るというのは、なかなか素敵なことだった。

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