【教会御飯】ワル丼

これが9月に作った「ワル丼」のレシピ。

どれくらい「ワル」かと言えば、試作している途中で体調が悪くなるくらいワル。でも、こーゆーのが美味いんだよ。

簡単に言えば、

親子丼 – 玉子 + チーズ

である。

材料は、「玉ねぎ」「鶏モモ」「チーズ」です。本当にこれだけ。

2人分だと、鶏モモは100g、玉ねぎは1/4、チーズが50~70gくらい。

鶏モモは親子丼よりもやや小さ目くらいに切る。親指の先くらいの大きさなら良いだろう。「親子丼 – 玉子 + チーズ」とは言え、今回の主役は

チーズ

である。チーズを引き立てるための鶏。

まず、鶏モモを炒める。それ程気合いを入れて炒める必要はないが、煮物でも何でも鶏は一度炒めた方が美味いので、ここでサボってはならない。

鶏モモに軽く焦げ目がついたら、玉ねぎをスライスして入れる。私は横着なので、鍋(フライパン)の上でスライサーでスライスしながら入れる。こうすると洗いものが少なくて済む。

そのまますぐに醤油を水で割ったものを入れる。量は「ひたひた」という感じで、醤油と水の割合は適当でいいのだが、少し辛いくらいにする。ちなみに、教会に持って来たものは水なしで、醤油だけ入れた。なぜなら、玉ねぎからいっぱい水気が出て来るので、それだけでだいたい足りるのである。

これでちょっと煮立てたらおしまい。チーズは食べる直前に暖め直したところに入れて溶かす。これは親子丼で玉子を入れる方法と同じ。玉子もチーズも、混ぜて暖め続けると、固くなってしまっておいしくない。なので、私は家で煮立てるところまでやって、チーズを混ぜるのは教会で注ぐ時にやった。

水菜を載せたのは、親子丼っぽくしたいということもあるのだが、水菜は口がさっぱりするので、チーズの重さがいくらか和らぐからである。口がさっぱりしてしまうと、油断をしてお代わりをする。そうすると、なかなか厳しいことになったりする… というのが私の策略なのである。何しろ「ワル」なんだから。

元々この「ワル丼」は、先週のお昼の御飯に上にチーズが載っていたことで思い出した「ワル御飯」を教会用にアレンジしたものである。

元々うちで「ワル御飯」と言っているのは、炊きたての御飯の上に、中身が溶けてしまったナチュラルチーズ(白カビのチーズとかウォッシュタイプのような皮のあるチーズが熟成するとこうなる)を載せて御飯の上で潰し、そこに醤油をかけて食べるとゆー、とてもタチの悪い食べ物である。そして、これが本当に美味しい。

そこでそういった感じのものを作ってみようとしたのである。とは言え、さすがに教会のお昼の予算ではそーゆー無茶なものは出来ないので、こういった形になった。