もう既に古い話になってしまったが、ポケモンのテレビ番組で光過敏による失神が起きたのだそうだ。そのワリを食って件の番組は休止中ということらしい。
まぁ内容については色々報道されている通りであるので、ここで繰り返す必要はないだろう。そして番組を休止してしまうという、
ありがち
な展開になっている。まぁ色々と圧力かけたい人とかいるわけで、そーゆー人々にしてみれば、
ちょうどいい機会
だったのだろうと思う。正直な話、子供達がそこらじゅうで呪文のようにポケモンの名前を言っているのは閉口していたので、
まぁそれも良いかな
と思う気持ちがないわけではない。
しかし、よく考えてみれば、この騒動は早い話が、
親の監督不行き届き
が原因だったのである。薄暗い部屋で目の前全体がTV画面になってしまうくらいの近さでテレビを見ているという、ある種
異常な環境
に子供があることについて、親は何も手を打っていなかったのだ。しかも、このような光過敏による失神の事例は、以前テレビゲームでも報告されていて、結構話題にもなっていた。その対策は供給側がすることは当然のこととして、需要側が自衛するということも、ある意味当然であるはずである。
ところが、今回の騒動はその消費者としての当然の自衛をするべき親が、何もしなかったということを、供給側の不手際をネタに
一種のユスリ行為
を行って騒動にしてしまったのである。無責任もここまで来れば立派なものである。馬鹿な奴らだ。