教会御飯(5)冷や汁みたいなもの

あい変わらず夏なので、夏っぽいもので。

夏場で食欲が落ちている時は、あまり重いものは良くありません。そもそも、身体がそういったものを欲っしていないから食欲が落ちているわけなので、そこに重いものを食っても、気持ち悪くなるだけです。となると、さらさらと食べられるものが良いですね。

そうなると冷やし系のメニューと言うことになるのですが、あまり水っぽいものだとこれもまた身体に悪いので、程々なところで。

と言うことで、今回は冷や汁みたいなものを作ってみることにしました。

このようなものを作る時には、うちの教会には独特の制約があります。それは

御飯はお皿

という制約です。こういった制約のあるところ、あるシーンは多いんじゃないかと思います。

となると、普通にお目にかかるような、「御飯に冷たい味噌汁かけたようなもの」は難しくなります。なので、あくまでも「みたいなもの」になります。

また、これはどこにでもある制約だと思いますが、材料にあまりお金はかけられません。うちだと全部込みで250円と言う制約があります。魚を使うとかは、材料費的に厳しいですね。

そこで、

茹で鶏を刻んで、胡瓜を載せて、汁を少しだけかける

といったアレンジにします。個人的にも、冷や汁と言いつつ、御飯に冷たい味噌汁をかけてしまうのは、なんとなく寂しい気がするので、この辺に。

茹で鶏は簡単です。これは前に説明したものと同じです。今回は叩くのはやめてみました。その分、ちょっと長めに茹でます。長めに茹でると、しっとり感は減りますが、裂きやすくなります。

胡瓜は適当に切るのですが、やっぱり輪切りが良いです。よく胡瓜は斜めに切るのですが、こうすると胡瓜が大きくなり過ぎて食べにくいです。それに、輪切りの方が断面がかわいいですね。

切った胡瓜は一晩塩にします。別にしなくても良さそうなんですが、これをしないと歯応えがシャキシャキしすぎてしまって、他のものとの食感のギャップが大きくなり過ぎて、あまりおいしくありません。なので、塩にしてしなっとさせるわけです。元々胡瓜はシャキシャキしたものなので、多少時間が長くても平気です。ただ、あまり塩が多いと辛くなってしまうので、あくまでもしなっとさせる程度にしておきます。

次に、汁用の味噌を作ります。

これは、

  • 胡麻
  • 味噌
  • ポン酢

を、1:1:1くらいの分量で混ぜます。もちろん胡麻は擦るなりミキサーで粉砕するなりして下さい。私のやり方だと、最初にミキサーで胡麻を粉砕して、そこにポン酢を入れて、最後に味噌を加えます。これは、この材料だけだと、相当に粘度が高くて、ミキサーがうまく動いてくれないからです。この順番だと何とかなりましたが、弱いミキサーだと無理しないで少し水を加えてやると良いです。運ぶ時に重くなりますが、ミキサー壊すよりはマシ。

ちゃんとやるには味噌に熱をかけてとかあるようですが、やりません。やったらそれなりにおいしくなりそうではありますが。

分量は、1人分が各10gづつくらいの見当です。だから、合わせて30gですね。

ここまでは家で作っておいて、運びます。

漬物ですが、いつも胡瓜だと芸がないし、冷や汁の胡瓜とカブってしまうので、今回はいつもの汁

  • カブ
  • パプリカ(赤、黄)

を漬けました。漬け方は全く同じです。カブの白、パプリカの赤と黄で、なかなかかわいげに(画像なし)。

御飯を出す時には、御飯に鶏を刻んだものと塩をした胡瓜を散らして、味噌を水に溶かしたものをかけます。水の分量は100ccくらいですが、その辺は味噌の辛さとか好みとかに依存するので、適当に調整して下さい。器の制約がなければ、薄め(と言っても味噌汁くらい)にしてどばーっとかけると良いと思うのですが、お皿だと濃い目少な目の方が良いでしょう。

それにしても、何も言わなかったせいか、教会のブログには「バンバンジー」と書かれてしまった orz