中学生を舐め過ぎだ

なぜに発光ダイオード?

これで発光する?兵庫県公立高入試、出題内容にまた疑問

手製の電池で発光ダイオードが点灯することが前提の問題。

問題自体がダウトだと思うのだが、

受験生に影響はあったのか。最初に指摘を寄せた西野准教授によると、「もし点灯するかどうか悩んだ中学生がいたら、ノーベル賞ものかも」。この装置が点灯しないかもしれないことが原因で、合否に影響が出たとは考えにくいようだ。

んなこたぁない。中学生舐めんな。

まー、私が中学生の頃なんて、もうはるか昔ではあるけれど。

当時手に入った発光ダイオードは、1.7Vはないと点灯しなかった。赤色に関しては、当時とあまり変わってるわけじゃないから、その常識は今も通用するだろう。1.7V必要だったから、当時の乾電池では点かない。これ

中学生なら常識

だろwww

で、そんなことが常識な中学生であれば、「銅板と亜鉛板」で作った電池の起電力が、普通のマンガン電池の起電力より低いだろうことは、わかってて当然。その理屈がちゃんとわかってるかどうかは別にして、

経験的に

知ってるもんだろ。これが2個直列になっていたら、「もしかしたら点くかもなー」って悩んだかも知れないけど、1個なら当然に点かない。そこで「点いた」って前提で問題書かれたら悩むよ。しかも、そんなことを知ってる中学生は、それなりに理科やら電気やらは得意なはずだ。それを悩んだりしたら、ショックで落ち込むのも不思議じゃない。ましてや「入試」なんだから。

しかも、この問題、「発光ダイオード」は絵で描いてある。電極はどっちが銅でどっちが亜鉛か書いてない。そうすると、

これ、点く方の向きだっけ?

とか悩んでしまう。長い方がアノードなのは常識だろって? 普段ジャンクから外したものしか使ってなかったら、どっちがどうか覚えてねーよ。いや、今だって、「どっちだっけ?」とか考えてしまうのに(実はケミコンもあまり得意じゃない)。トランジスタならすぐわかるけど。

ってことで、こんなにトラップがある問題を出した人達、またそこにつっこんだ人、ちょっと中学生舐め過ぎてる。「中学生」なんて、好きなことは大人がごめんなさいするくらい詳しくやってたりするのはもうわかったことだと思うのだが。

PS.

肝心なことにつっこむの忘れてたけど、兵庫県の教育委員会はそーゆーレアな事例を調べて妙な自己肯定するんじゃなくて、とっとと謝っとけ。常識的な発光ダイオードは、マンガン電池1本以下の電圧じゃ点灯しないのだ。だいたい、

ついたりつかなかったりしたらしいのですが、実験の誤差の範囲かと

みたいな見えすいた嘘つくな。点くわけねーんだから。「特殊なLEDなら点きます」とか、今はもう研究すらしてない論文に出ているようなものであればとか、そーゆーのを日本では

屁理屈

って言うのだ。

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This entry was posted on3月 23rd, 2012 at 21:50:42. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0. Responses are currently closed, but you can Trackback..

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