世間で薄荷油が流行ってるらしい。
ハッカ油+ ~Twitterで見かけたユニークなハッカ油の使い方まとめ~
これ読んでて俄然欲しくなった。
ところが、20mgが1000円くらいと、結構いい値段がする。そこでふと、
メントールの結晶の方が安くね?
と思って探してみたら、あったあった。
値段もさることながら、気になるのは「力価」だ。薄荷油は要するに
メントール(薄荷脳)が油に溶けたもの
なので、メントールがどれだけ含まれているかが問題だ。高いのがいいのかどうなのかもよくわからん。つか、それぞれのエントリの先見ても、力価がよくわからない。そこで、思いついたのが、
力価気にするくらいだったら、最初から純薄荷脳買えばいいんでね?
ってことだ。いや、まぁいろいろ違うとかって声はあるんだけど、ここで期待されているのは要するに薄荷脳の効果なんだから、薄荷脳に手を出すのが一番早いだろ。
で、「薄荷脳」あるいは「メントール」でぐぐってみる。調べると、メントールは薬価のある薬らしい。
1g 23.9円。これを目安に値段を調べる。
最初に見つけたのは、
天然ハッカ結晶 L-メントール 30g 【手作りコスメ・手作り化粧品】
30gが735円とか、薬価より安いじゃんwww これ大丈夫かよとか思ってたんだけど、よく探すとこれくらいのはいくらいでもあるようで、
単価的にはこれが最安か、400gで1780円とか。
結局買ったのは、楽天にあった、
から。100g 840円で、これだって十分安い。注文したのが日曜なんだけど、あっと言う間に届いた。どうもここは手作り石鹸の材料として売ってるようだ。
このままでは使い辛いので、エタノールに溶かす。溶解度はよくわからんのだけど、ほぼ「際限なく溶ける」と思っていいくらい溶ける。これをリンク先で紹介されている「薄荷油」の代わりに使うと、ほぼ同じ効果が得られる。
これで何が良いと言って、とにかく安いこと。20gが1000円近くする薄荷油よりも力価の高い(てか99%くらいある)結晶が、100gで1000円程度で手に入る。ブランドだの天然成分だのいろいろ言うことがある人にはあるんだろうけど、結局用があるのはメントールなんだから、これでいいのだ。
もう一ついいのは、薄荷脳は微量ながら水に溶けるのだが、薄荷油は文字通り「水と油」なわけなんで、水に溶かすにはこっちが良い。微量に不純物として油が含まれているのでその分濁るのだけど、本当にごくわずかのことなんで気にすることもない。
もちろん濃度は自由自在。まぁ、あまり薄いアルコール溶液を作っても意味はないけど、少量でも効くので、薄い方が計量しやすいってのはある。
つーことで、今から薄荷に手を出す人は、薄荷脳を入手するのがいいと思う。これで、
スースーハカー
の仲間入り。
PS.
固形のままで使うのは計量が面倒なのでエタノールに溶かす。結晶のままだと、粒の大きさがマチマチだし、そのままだと水にほとんど溶けないし。
溶解度はあいかわらずよくわからないのだけど、試しに溶かしてみた感じだと、100gの薄荷脳を保存もかねて、
ぶっかけ!おかずラー油チョイ辛 110g【らーゆ、辣油、S&B、SB食品、エスビー食品】
の空瓶に入れた。一度で全部は入らないので、入るだけ入れて、エタノールでひたひたにしておいたら、ほとんど溶けた。さらに残りの薄荷脳を入れて、エタノールもいっぱいにして放っておいたら、
結局全部溶けてしまった
ようだ。不純物としての薄荷油は底に沈殿するようだ。それにしてもよく溶けるね。