「区」とは何か

私は台東区に住んでいる。

うちの近くには蔵前橋通りがあり、これは墨田区、江東区、江戸川区とつながり、千葉方面へ至る。

大きな通りなので、区が変わる毎に「○○区」という看板がある。こんな奴だ。

東京23区 区章入り標識

これを見てもわかるんだけど、「区」についての英語表記がいろいろだ。

いろいろあるってことに気がついたのは、江戸川区と江東区の表記の違いからだ、江戸川区は「Edogawa City」だし江東区は「Koto Ward」だ。あれ? って思って台東区を見たら「TAITO-KU」だ。「City」「Ward」「KU」というのは、それぞれいくつかあるようだ。

「City」ってのは、なんか明らかに違うような気がするんだが、それでも江戸川区千代田区練馬区で採用されているので、支持者はいるのだろう。もっとも千代田区に関しては「市政の導入を検討している」という話があるので、そーゆー気持ちの表れだと言えなくもないだろうけど。

ちなみに、自分で英語表記の住所を書く時は「Taitou-Ku」と書いている。「区」ってのは、あまり世界共通の理解がないような気がしているから。

と言えば、「○○町」の「town」という表記も、なんとなく落ちつかない。私が「town」に感じるニュアンスは、むしろ「街」の方だ。日本で「町」と呼ばれているものは、多分「village」じゃないかって気がする。

英語が母国語の人達は、こーゆー違和感はないのかな?

「区」とは何か” への6件のコメント

  1. ・港区はWard表記の標識もあります。
    ・杉並の標識が2枚ありますが、-KUの方は古い苦笑もとい区章です。
    ・台東区の通達ですが、役所の住所は-kuなんですねw

  2. あれま。統一されたものではないんですね。「区章」についても、類似するものも含めると複数ある区とかあるようで。いわゆるCIについて自治体はあんまり考えてないのかしらん。

  3. 東京23区の「区」は、横浜や神戸の「区」とは違って、区長は選挙で選ぶし、区議会選挙はあるしで、地方自治体の「市」(City) に相当する、という発想はあるのかもしれません。

    (そのへんの)「雑区とは違うのだよ」といいたいのかも。

コメントは受け付けていません。