私は台東区に住んでいる。
うちの近くには蔵前橋通りがあり、これは墨田区、江東区、江戸川区とつながり、千葉方面へ至る。
大きな通りなので、区が変わる毎に「○○区」という看板がある。こんな奴だ。
これを見てもわかるんだけど、「区」についての英語表記がいろいろだ。
いろいろあるってことに気がついたのは、江戸川区と江東区の表記の違いからだ、江戸川区は「Edogawa City」だし江東区は「Koto Ward」だ。あれ? って思って台東区を見たら「TAITO-KU」だ。「City」「Ward」「KU」というのは、それぞれいくつかあるようだ。
「City」ってのは、なんか明らかに違うような気がするんだが、それでも江戸川区千代田区練馬区で採用されているので、支持者はいるのだろう。もっとも千代田区に関しては「市政の導入を検討している」という話があるので、そーゆー気持ちの表れだと言えなくもないだろうけど。
ちなみに、自分で英語表記の住所を書く時は「Taitou-Ku」と書いている。「区」ってのは、あまり世界共通の理解がないような気がしているから。
と言えば、「○○町」の「town」という表記も、なんとなく落ちつかない。私が「town」に感じるニュアンスは、むしろ「街」の方だ。日本で「町」と呼ばれているものは、多分「village」じゃないかって気がする。
英語が母国語の人達は、こーゆー違和感はないのかな?
台東区はとりあえず
http://www.city.taito.tokyo.jp/soumu/reiki_int/reiki_honbun/g1070088001.html
というように、Cityを使うことになっているみたいですが、KUなのは通達以前に作られた物かもしれませんね。
をー。台東区は「City」と表記する典拠がある。他も同じ頃に出されたのかな?
・港区はWard表記の標識もあります。
・杉並の標識が2枚ありますが、-KUの方は古い苦笑もとい区章です。
・台東区の通達ですが、役所の住所は-kuなんですねw
あれま。統一されたものではないんですね。「区章」についても、類似するものも含めると複数ある区とかあるようで。いわゆるCIについて自治体はあんまり考えてないのかしらん。
東京23区の「区」は、横浜や神戸の「区」とは違って、区長は選挙で選ぶし、区議会選挙はあるしで、地方自治体の「市」(City) に相当する、という発想はあるのかもしれません。
(そのへんの)「雑区とは違うのだよ」といいたいのかも。
確かにそんな空気はあるかと。