「俄然モンゴリ庵」

御徒町の高架下のラーメン屋。最近オープンしたらしい。

俄然モンゴリ庵

名前も入り口も怪しい感じだし、客もいなかったんでドキドキして入ったのだが。これが大変いい。

まぁラーメンが良いとか悪いとかの細かい話はラヲタにでも任せておくとする。個人的に何が良かったかという話だけでいいだろう。

何が良いと言って、この店は

脂っぽくないけど、こってり

なのだ。それも天下一品のような「こってり」でもなく、濃厚という感じでもないのだが、それでも「こってり」という感じ。ここのラーメンは脂はむしろ「ない」と言って良いくらい少ないので、脂に頼った「こってり」じゃない。

私は歳のせいか、この「脂に頼ったこってり」が苦手… と言うよりも「けしからん」と思ってる。どうも東京ラーメンで「こってり」というと、「背脂ちゃっちゃ」を指すようなのだけど、どうもあれはいい気がしない。だいたい、胃にもたれるんだよ。という身体に悪そうというのもあるけど、なんか安易な気がして嫌いなのだ。「こってり」ってそんなもんじゃないだろーと。

私は、なんでもかんでも「こってり」にするのは良くないと思うのだけど、やっぱりラーメンは「こってり」だよねと思う。でも脂はなぁ… ということでこの店はいい。一口目はちょっと薄いかなという気がするのだけど、食っていればちょうど良くなる。

うちの近所のラーメン屋では、今のところ一番いい感じだ。