気に入らない会社を簡単に潰すライフハック(笑)

ちょっと聞いた話。

昨今は暴力団との関係がある会社に対して世間は厳しい。お陰で本来の任侠道に回帰したところやら、組織から抜けようとして騒ぎになることとかあるらしい。そんなことで暴力団が消えるのは悪いことじゃない。

ところが、これがちょっといろいろあって面白いようだ。

暴力団は、まぁない方がいいだろう。もっとも、この世界の常で、暴力団が弱くなると、広域暴力団桜田組が勢力を増すわけだが。桜田組がマジメに仕事しなかったり、仕事の内容が気に入らない人達が、桜田組以外の暴力団を肥やす。その辺の仕組みは大人は誰でも知っている。

この桜田組は最近強くなったもので、かなり他の組を潰すのに成功したらしい。特に最近は経済系にも力を入れているようで、いわゆる「舎弟企業」に対する圧力が凄いらしい。不動産、特に土地絡みの仕事のように「地域密着型」の仕事をしていると、暴力団と無関係でいるのは難しいけど、そういったところでもクリーンなことが強く求められるらしい。この影響は、直近の不動産バブル崩壊よりも前から出ていたらしい。興味のある人は調べてみるといい。

まぁそうやって、補給を断って「枯らす」のは良いことだ。力で押し潰すよりも、ずっとクリーンだし、多分死人も少ないはず。

とは言え、人間のやることだから

誤爆

があるらしい。つまり、まるで関係のない会社が暴力団との関係を怪しまれて「枯れ」させられる例があるのだとか。

今どきの金融機関は、暴力団との関係が噂される会社には、金を貸さないらしいし、貸していても引き上げようとする。これが「補給を断って枯らす」という戦略なわけだ。

面白いのは、これに明確な根拠はいらないようだ。いい担当者がついてないと、「噂」レベルのことであっても、取引を止めてしまう。まぁ銀行と言えども私企業だから、金を貸す貸さんというのは、自前の判断。「なんとなく嫌だ」ということであっても、適当に理由をつけて貸さない。ましてや「舎弟企業の疑い」なんてのがあれば、大喜びで貸さない。そもそも、そんな疑いがある会社は、他からの資金を断たれるかも知れないから、リスクも大だ。貸さないのは正解。

と言うことは、これを逆手に取って、

暴力団との関係の噂

を作ってしまえば、その会社は資金が断たれるということ。普通の会社は、銀行取引が厳しくなれば潰れる。フロー確保のための借金は、決算が黒字であっても、たいていどこにもあるものだ。だから、暴力団との関係を噂するだけで銀行は渋くなり、会社が潰れるということだ。

この判断する側に根拠証拠の類はいらない。単に噂が銀行の耳に入れば十分。もちろん、「風説の流布」とか「名誉毀損」の類にならないように、こっそりと。また、本当に関係があるところでやって怖い人に来られても困るので、その辺にも気をつけて。

このことの是非については私は何も言うつもりはない。そんなことを書けば書いたで、あれこれ言われかねない。何しろ「噂」で十分なんだから。単に「そういったことがあるらしい」というに留めておく。実際に何でもない会社がそれで潰れた例もあるようなので、会社をやっている人は、そんな噂が流されないように注意した方がいいようだ。

予防としては、銀行の担当者とは仲良くしておくことかなぁ…

PS.

そーいやー、聞いた話をそのまま書いた部分にある「本来の任侠道」って何なんだろうね。まぁあまり関係したくないから、具体的に知りたいとも思わないけどw

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