そんなにアクセスが欲しいの?

はてブ見てると、いわゆる「アクセスの増やし方」的TIPSのエントリがよく上がってる。

確かに、書いたエントリがブクマ集めたり、アクセス増えたりすると嬉しい。思いがけず多いとビビったりするけど、嬉しいと感じる方が大きい。

それはそうなんだけど、狙ってアクセスを増やしてまで増やす必要があるのか? といつも思ってしまう。

ウェブ世界では、アクセス数はすなわち影響力であり、信頼のバロメータだ。だから、アクセスが多いことは悪いことじゃない。「うちは月間○○PVだよ」とか言えるのは誇らしいことだし、せっかく書いたエントリのアクセスが少ないのは悲しいことだ。

でも、いつも思うのは、

アクセスは結果でしかない

ということだ。試験の点は学力のバロメータかも知れないが、試験の点が良いからと言って学力が高いというわけじゃないというのと似ていると思うのだ。

だから、いろいろな信用を得てアクセスが増えるというのは良いことだと思うけれど、それを狙ってもしょうがないんじゃないかという気がする。まぁこれはあくまでも主観でしかないんだけど。いいネタを拾った時に「せっかくだから読んで欲しいな」と思うことはあるけど、あくまでもそんなのは「たまに」であって、いつも目標にすることじゃないんじゃないかと思う。

実はアクセスを増やすのはそんなに難しいことじゃない。極端なことを言えば、炎上しそうなネタを使えばそれだけアクセスは増えやすいし、そういったネタと共にspamればいい。人為的に増やすことは、そこそこ基礎アクセスを持っていれば簡単だ。そんな下手を打つような方法でなくても、いくらでも手はある。なんでも、

「まなめ」と書けば15ブクマ増える

らしいしw 内容の良否に関係なく、アクセスを稼ぐ方法はあちこちで紹介されているし、自分でもいくつか発見した。でも、ある時それに気がついたものだから、よけいに「アクセスの絶対数はどうでもいい」と思うようになった。

いつでも手に入るものは、今すぐ手に入れる必要はない

という感じだ。まぁ強いて言えば、「せっかくだから読んで欲しいな」なネタの時に使うくらいでいいような気がする。まぁ「アクセスを金に変える手段」を持っている人はこの限りじゃないけど。くどいようだけど、あくまでも「結果」でしかないよなぁ。