理不尽のウサはブログで晴らせ

人間やっていると、理不尽なことはいっぱいある。

大人はそういったことを乗り超えて生きて行くものであり、理不尽なことがあることこそが大人社会だ。それを身体で納得出来るまでは大人とは言えない。とは言え、理不尽ってのはやっぱり理不尽で、納得はしても諦めがつかないことは少なくない。

そんな時はブログで晴らそう。

私はよくここで自分の受けた理不尽なことについて書く。私をよく知る人がそれを見れば、「おごちゃんはなんでくだらないことを一々ネットに書くのだ。見苦しい」と思うに違いない。確かにウサを晴らすかのように、受けた理不尽についてネットに書くことは、あまりスマートと言えない。見苦しいことこの上ない。

とは言え、そういったことを一々書くことが、私の精神の安定になるだけではなく、多くの人のためになると思うので、手間をかけてでも書くわけだ。

若いうちは「怒りのエネルギー」だけで、こういったことが書ける。多少歳を食っても、その瞬間には怒りのエネルギーはある。だから「大手匿名掲示板」で言葉を吐くくらいなら、誰でも出来る。でも、わざわざ文章を書き起こすのは、実は面倒臭いことだ。てか、そんなことは適当にスルーしているのが「大人」である。どうせ我慢はしなきゃいけないわけだから、文章を書くだけ手間だ。自分自身のためだったら、書く意味なぞ何もない。だから、理不尽のウサを晴らすために、それなりにまとまった文章を書くのは、精神の安定のため以上に他人のためでもある。精神の安定のためだけなら、「大手匿名掲示板」ででも書けばいいからだ。

まとまった分量の文章を書くことによって、その情報は共有される。そのために、

注意喚起

がされる。受けた理不尽を共有することにより、まだその被害を受けてない人には注意喚起になるわけだ。悪質なサービスであれば、それを避けて他の同等のサービスを使えば良いし、会社等の悪質な扱いであれば、「イメトレ」になる。人間はそうやって情報を共有して成長して来た。つまり他人の経験を自らの経験の一部とすることによって学習して来たのだ。

またそういったことは、

対応改善の外圧

となる。当事者間だけであれば、「なぁなぁ」で済まされてしまうことも、公言してしまえばそうも行かなくなる。その結果、対策がされやすくなる。あるいはそれなりの機関に届くかも知れないし、対策のために他人の力を得ることが出来るかも知れない。あるいは同じ目にあった「仲間」が得られるかも知れない。

ただ、これは一歩間違えばクレーマになってしまうことではあるから、そうならないように注意するべきではあるけれど。

そして、こういったことを文章にすることにより、

事実の記録

にもなる。後々話がこじれた時に、「いつ、何があったか」という情報は重要だ。

人間の記憶は歪みやすい。特に強い印象、不快な思いというのは、記憶を歪めやすい。そうなると、客観と主観が混ざってしまって、主張の説得力が落ちる。それを避けるためにも、なるべく詳細に時系列に事実を記録することは意味がある。問題解決をスムーズにするためには大事なことである。

他にも理由はいくつも挙げられると思う。重要なことは、多くの人達と情報を共有しつつ、記録に残しておくということだ。うまくやれば問題解決の助けにもなるし、「後処理」のためにもなる。単なるウサ晴らし以上の効果がある。

同じことをサポート掲示板や「大手匿名掲示板」でやるのは、あまり得策とは言えない。最悪の場合、威力妨害として訴えられてしまう。確かにウサは晴れるし、仲間を集めるには都合が良いのだが、それ以外の問題を起こしたり、問題がこじれる元でもある。その辺は注意すべきだ。

理不尽のウサはブログで晴らせ” への1件のコメント

  1. はじめまして・・・。理不尽について、調べていました。
    子供への大人による理不尽な発言や、シゴキ・・実際にあります。
    乗り越える・・勿論強くなるだろし、この先こわいもの知らずに・・中学1年生にどこまでガマンさせるのか??乗り切る力が付く前につぶれちゃったり・・。
    実例>しごき(トレーニング)により、やらされ過ぎでケガ(肉離れ)。通院中にも関わらず・・いつまで怪我してんだ?!いつまでも怪我してんじゃね~よ!など暴言
    声変わりのせいか?声の出しすぎで、声が出なくなり・・・「声が出ません。」
    結果・・「頭いっちゃってんじゃね~の?!」
    など・・
    引き際も大事?
    逃げではなく、やめる勇気も必要です。
    奉仕活動的な指導者に多いらしいです。ストレス発散の場になっているみたいです。母親達には愛嬌振りまいていたり・・・。あまり良い環境じゃない場合見切りつけることも!!
    どんなことがあったか?など、意見を共有出来る人など・・参考になりました!!ありがとうございます。

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