コンタクトは悪しきものである。異論は認めない。
目が悪くてコンタクトを避ければ、当然に眼鏡になる。ところが「眼鏡が嫌」という理由から、悪しきものであるコンタクトに心ひかれる女性も少なくない。全く嘆かわしいことである。
しかし、悪いことは言わないから、コンタクトにしないで眼鏡にした方がいい。それは別に私が喜ぶからでも何でもない。
コンタクトは角膜に良くないという話がある。角膜内皮細胞は増えないので、消耗する一方らしい。で、コンタクトにするとそれが減り傾向になるので、通気性とか注意すべしとか言われている。何らかの理由で角膜を切るような手術(白内障とか)を受けた時の治癒が悪くなるのだそうな。
しかし、それはあまり大きな問題だとは言えない。と言うか、眼鏡だってノーリスクではない。眼鏡をかけていると度は進むので(コンタクトは進みにくいらしい)、そういったこととのバランスを考えれば大差ない。
同じように、コンタクトのメンテが面倒臭いという話もあるけれど、最近はメンテナンスフリーのコンタクトもあるし、眼鏡だってかなりメンテナンスは面倒臭い。
要するに、実用的な意味でコンタクトと眼鏡の違いなんて、ほとんどない。いろいろあっても、実用的には一長一短でしかない。まぁ角膜内皮細胞のことは意識しておいた方が良いかというくらい。あと、白内障とかで水晶体摘出をした人のように、医療的事情のある人。まぁこれは逆に好んでコンタクトを選ぶのとは違うから、しょうがない。また、左右の視力が極端に違う場合は眼鏡で矯正しにくいというのがある。まぁこれもしょうがない。度が極端に強い場合も眼鏡での矯正は難しいということがある。
そういったいくつかの例外はあるが、それ以外なら私はあえて眼鏡を勧める。なぜなら、
眼鏡は一番目立つアクセサリーであり
イメージチェンジに有効なもの
だからだ。
実用ということから離れると、コンタクトに分はない。なぜなら、究極のコンタクトとは「存在しない」ということであり、プラスにもマイナスにもならないものだ。カラーコンタクトでいくらか感じを変えることは出来るし、それでいろいろやってみるのは楽しそうではあるけれど、それは茶髪以上に気をつかう。大人が普段出来るイメチェンツールではない。
ところが、眼鏡はプラスにもマイナスにもなる。気分や場に合わせていろいろ変化をつけることも出来る。眼鏡はかなり容姿を変えるから、ある意味「いくつも顔がある」のと同じだ。また、指輪やネックレスのように、「してはいけない場」があるわけじゃない。場に合わせてあれば「してはいけない」ということはない。選び方次第では、いくらでも容姿を底上げすることが出来る。
ところがよく「眼鏡はダサい」とか「私は眼鏡は似合わない」とか言う人がいる。確かに、ダサい眼鏡の人、眼鏡が似合ってない人はいる。だから眼鏡を敬遠する向きは少なくない。「女教師風になる」「教育ママっぽくなる」とかの声もある。でも、断言しよう、そういった人達は
眼鏡のチョイスが悪い
だけなのだ。それはその「人」の問題ではなくて、単に眼鏡の問題に過ぎない。ダサい眼鏡をかければダサくなる。似合わない眼鏡をかければ似合わない。ただそれだけのことだ。必要悪だと思って渋々眼鏡を選んでいては、格好良くなるものもならない。ごく当然のことである。
じゃあ似合う眼鏡はどうすれば発見出来るか。それは私とデートして選べばいい基本的なセオリーというものがある。
細かいことを別にすれば、
顔に合わせる
という一言に集約される。
フレームの色、形を顔のそれと一致させるのだ。
色の黒い人は濃い色のフレーム。メタルならゴールドだ。色の白い人は薄い明るい色のフレーム。セルなら淡い色だ。
形は、丸顔の人は丸に近く、細い顔の人は細めに。まぁ最近はあまり丸い眼鏡がないのだけど、丸顔の人はなるべく丸いのを探せばいい。いわゆるアニメ画の眼鏡っ娘を見れば、だいだいそんな感じになっているのがわかると思うけど、あれはつまりはそういうことだ。逆に細い顔の人には丸はあまり似合わない。変なイメージを与えてしまう。
流行り廃りのこともあるだろうれど、基本的に眉は眼鏡の中に入らないポジションのものにする。大き目のフレームを選ぶ時には要注意だ。眼鏡の中に眉があると、なんとなく間抜けだ。
装飾の多い、濃い感じのするフレームは、顔が濃くないと顔が負けてしまう。ブリッジがダブルになっているのとかは、その傾向が強い。もっとも、この「負ける」ことを積極的に利用する方法もあるので、ダメということもないんだが。
もちろんファッションの常で、わざと似合わないものを使って強い印象を与えるという手法もあるけれど、それは上級者の技なので素人にはお勧めしない。少なくとも、昨日まで「私眼鏡が似合わないから」とか言ってた人がやって良いことじゃない。
いけないのは、単に「流行りだから」とか「○○さんと同じ感じに」という理由で選んでしまうこと。その辺は服の選択と全く同じだ。特に流行りものって必然性のあるものとないものがあるので、必然性のない流行りに乗ってしまうと悲惨なことになる。眼鏡屋もファッション商売なんで、結局流行りものが多くてそうでないものが少ないという揃えになってしまうのだけど、あくまでも自分の顔に合っているかどうかで選ぶべきだ。
「試着」はまさかしない人はいないと思うけれど、服のそれと同じで友達なり彼氏なりを連れて行くこと。いなければ私を呼べ! 店員が売りたい商品を「似合ってますよ」と言うことがあるのは、服の場合と同じだ。いや、結局「セオリー」を見て行けばわかると思うのだけど、つまりは
洋服やアクセサリーの選択と同じ
なのだ。最初の方で言ったように、「眼鏡はアクセサリー」なのだから当然ではある。
そうやって、まずは似合う眼鏡を選んでから、それからいろいろ遊んでみるといい。
コンタクトは駄目ですね。
眼科医はメガネしてる人や、最近はレーシック受ける人もいるけど、コンタクトの人は一人もいないですね。それぐらい目に悪いです。
うわ。これまた微妙な信憑性のある話。
他の人も同じようなことを言ってました。
なんだか del で横線入れられているところに対して本文以上に注意が行ってしまう私.. それは私だけではないはず! ;-)
自分の職業を棚にあげて素人発言しますと、
度の進んだレンズだと、目の大きさがぜーんぜん違ってくるので、試着しても実際は試着とは全く違うことになるわけですよ。
横線で消されてるところ、ぜひ頼む、と言いたい気分ですw
目の大きさとか輪郭って試着の時に何とかして欲しいところですよね。適当に度の入っているので試着したい。
消してある部分は個別メールにて対応しますwwwww
女性には、化粧という問題があるんですよね。
眼鏡だとしにくいらしい
化粧の問題は人それぞれ違うみたいです。
つーか、普通すっぴんは萌えるでしょw