「ぽにょ」見て来た

と言っても、土曜日なんだけど。

いろいろ言われている映画で賛否あるようだけど、個人的には○だ。何がいいって、ハッピーエンド的なのがいい。私は悲劇は嫌いなのだ。

私は悲劇が嫌いだ。だって、リアルワールドがこれだけ悲劇的なのに、映画や小説のようなバーチャルワールドでまで悲劇を見るなんて思わない。リアルワールドにない楽しさを期待して映画を見る。だから、全ての映画はハッピーエンドであるべきだ。悲劇なんて、

メンヘルのオナニー

でしかないだろwww

で、ガキの頃に読んだ「人魚姫」はなかなか悲劇だったので、かなりもにょっていた。童話で悲劇なんてありえない。そりゃまぁ「舌切り雀」は悪いおじいさんにとっては悲劇なのかも知れないけど。

まー、そんなわけで、「ぽにょ」はいろいろあるけど、最後はハッピーエンドだ。私は映画は予備知識を得ないで行くことにしているのだけど、「要するにこれはハッピーエンドの人魚姫」だということはわかったし、そう解説されている。つまりわかりやすい。精神にも頭腦にも優しいいい映画だ。

ハコはオリナスの映画館。ここはうちから車で簡単に行けるので、楽だ。駐車場も広いし、映画を見れば駐車料金は実質タダだ。まぁローカルなショッピングセンターにありがちのDQN臭がするので、基本的に映画以外には行かないんだけど。

ここのシアターはあまり広くない。ぽにょやっているところで114席。スクリーンサイズは370インチ程だ。ぽにょ自身はもうかなり長くやっている映画だから当日はガラガラだったので、かなり前の方で見た。という話が何の関係があるかと言えば、映画のコマ数が少なくって目がチラチラして辛かった。動きが激しい(と言っても波やら泡やらだけど)ものを見るのは、なかなか厳しい。そういった意味では、もっと広いシアターのもっと後のあたりで見た方がいい映画なのかも知れない。と言っても、たいていの映画館はちょっと後になると、非常口の表示が邪魔になるのだけど。本当は劇場の非常口表示は公演中は消して良いはずなんで、消してくれればいいんだが。

ということで、目にはあまり優しい映画ではなかった。環境のせいかも知れないけど。

「作品」として見れば、いろいろつっこみどころがあるだろう。「おかーさんもお辛いでしょう」っていったい何が辛いんだとか、深読みしてしまう。ぽにょは1匹だけど、妹はいっぱいいるとか、そういったあたりも「これはファンタジー」ということを通り越してつっこみたくなる。でもまぁそれは気にしてはいけないだろう。そもそも宮崎アニメってウォータフォール的に作られたものじゃないらしいし。あまり細かくつっこんだり、深読みしたりするべきもんじゃない。

ただ、モテの少年がたった5歳にして「相手」を決めてしまうというところに、いろいろ心配になることがある。あれだけモテるんだから、そのうちイロイロなことがあって… とか思うと気になってしょうがない。もし、他に好きな娘が出来たら、ぽにょはどうなるのだろう。多分その時は

崖の縁の喪女

にクラスチェンジするんだろうが。

「ぽにょ」見て来た” への5件のコメント

  1. 僕はあまりリアルワールドが悲劇的だと感じていないせいか、割とバッドエンドも好きです。「風と共に去りぬ(小説)」とか大好きですね。
    というか、ハッピーかバッドかはどっちでも良いので、意外性のある終わり方をしてくれるストーリーが好きかな。

  2. 童話って残酷なのが多いって思ってました・・。特に海外系(グリム童話とか。)でも、子供に伝わる部分は甘いのかな。

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