鶏うどん

例によって、うどんクッキング。

散歩の途中の蕎麦屋に、「鶏ソバ」なるメニューが出ていた。蕎麦屋で「なんとかソバ」でありながら、それはラーメンらしい。これが食べてみたくなったんだけど、作ってもいいかなと思い作ってみる。

「鶏」と書いてあるくらいだから、「鶏」の味を生かした味にしなきゃいけない。だから、ごちゃごちゃといろんなダシを入れるのはやめておく。

ということで、鶏肉を適当に用意。モモを2枚とか言いたいところなんだけど、面倒ならそれくらいの量の「カラアゲ用」にする。最初から切ってあるので便利。値段はどっちが高いという一般論はないようなので、値段と相談してどっちを選ぶか決めたらいい。

1口サイズに切ったものを、少し油を敷いた鍋に並べて焼く。なんで1度焼くかと言えば、その方が味に深みが出て、鶏肉の淡白さが減るからだ。焼かないと、なんとなくいかにもの「白身」な味になって物足りない。

焼いてる時に、胡椒を適当に振り、塩も振る。どちらも入れ過ぎなきゃ適当でいい。味は後で整えられる。

焼いてる途中に、タマネギを1個くらいをクシ切りにして入れる。切り方はまぁお好みで。タマネギ嫌いなら、ミキサーで粉砕してもいい。このタマネギは具ではなくて、「ダシ」なので。

適当に炒めたら、お湯を入れる。1人分は300ccくらいか。まぁその辺はお好みで。あまりいっぱい入れると、味気が薄くなってしまうということだけ気をつければいい。

ここでウドンを茹で始める。ちゃんとやるには茹でたら水に晒すのだけど、面倒臭いので「茹で上がる前に火を止めてしばらく放置」することにする。食べ比べたんだけど、大差はなかった。

汁の方は塩を加減して適当な味にする。少しからいくらいのところにして、「とろみ」用に「水解き片栗粉」を入れる。ここで100ccやそこいら水が加えられることになるので、その分からくてもいいわけだ。とろみが嫌いな人は入れなくてもいいが、少しとろみがあるくらいの方が、麺に味がからみやすい。

うどんに汁をかけて出来上がり。ことさら旨味調味料の類を入れなくても十分おいしい。と言うか、下手に醤油とか入れてしまうと、鶏の味が隠れてしまう。味付けは塩胡椒だけで十分だ。

文章で書くと長いけど、やってみるとどうってことないし、それでいておいしいのでお勧め。

鶏うどん” への4件のコメント

  1. なんせ塩さえ間違えなかったらおいしく食べられますから簡単ですよ。

    「へんなの」どころか、醤油すら邪魔。濃い味に慣れてる人は物足りないかも知れないけど、ちゃんと作ればちゃんと味が出ます。

  2. 美味しそうだったので、参考にして、作ってみました。玉葱と、うどんの組み合わせがちょっと苦手だったのと、手元に、玉葱がなかったので、長ネギで代用しました。塩と胡椒だけで、旨かったっす。感謝!!

  3. ついいろいろ入れたくなるし、その方がちょっと食べた時においしい気がするんですが、なるべくシンプルな味付けの方が、しみじみおいしいですからね。

    うどんはまた当分あるので、いろいろやってみているところです。

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