業務連絡の方法

弊社では、社内の情報共有は主にMLが使われていて、その補助手段としてwikiがある。

wikiは、「一々見に行かないとわからない」ことと「時系列に追うためには工夫が必要」ということで、個人的にはあまり好きではない。情報をまとめ上げる過程を共有するという点では、非常に良い手段だと思うが、見えるのは「今の状態」だけなので、時系列で追いたい時には面倒臭いが先に立つ。

業務報告にblogを使う人もいるのだが(書くと自動的にMLに流れる)、これは逆に差分ばかりなので「今の状態が知りたい」という内容の時(たとえば工程全体としてどうなのかとか)には不便だ。これはMLでやっても同じ。

MLは保存しておけば情報は手元にあるので、いろいろ加工しやすい。一覧性も良いので差分から全体を組み立てることもできれば、常に全体を流すように指示しておくこともできる。そういった点では便利なのだが、「そのMLを読んでないと情報が来ない」という点、簡単に「蚊帳の外」の状態になってしまう。もちろん過去ログのアーカイブもあるのだが、社内的にもconfidentialな内容のものはアクセス制限をかけたりするから、「普段は用がないけど、たまにそのconfidentialな内容を含んだMLの記事が読みたい」という時には不便である。

ということでふと思ったのは、「グループウェア+RSS」ということ。ここでの「グループウェア」はとりあえずは「wiki」でも構わない。「現状を保持するシステムの差分をRSSで流す」とどうだろうかという点がポイントだ。

wikiの出すRSSって便利なのかな?

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