しばらくushi氏と疎縁にしていたら、いつの間にかこういったものが。
前の会社を辞めるちょっと前くらいに、そそのかしたもの。元々、kohaの日本語版というプロジェクトをやっていて、「やっぱり日本には向かんよね」という話になり、じゃあ作りましょうという話から始まったもの。
当然ながら金がないんで仕事プロジェクトとしてはなかなか出来ないというのと、当時の会社には図書館業務のSEがいなかったので、「業務のUMLならちょっとやればSEでなくても書けるし、それがあればSEはシステム作れるよ」ということで、UMLを書くというあたりから話が始まった。なので、FLOSSなプロジェクトなのに、妙に設計書が充実している。と言うか、始めにUMLありきのプロジェクト。
今はプロトタイプとか作られているようだけど、元々はそういった「設計をオープンにしていろんな人に実装してもらう」ことが目的だった。たいていのFLOSSプロジェクトとは、順番が逆。
これから業務システムをオープンソース化して行くには、こんな方向からのアプローチも必要だと思ってたわけ。まぁ今のところそれなりに回っているプロジェクトに見えるのは、多分「プロトタイプ」なるものが作られたからだろうとは思うけど。