6・28株主総会憤激レポート その2
「友の会」はじめ「実行委」メンバー、
総会入場を暴力的に阻まれる
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9時半過ぎに情宣部隊と分かれ、日航ホテル内の総会会場に向かった「6・28実行委」の株主&代理人は、会場受付に向かいます。
この時点では、受付担当と思われるフジ社員が普通に誘導したのですが…
突然、フジテレビ警備部長率いる、別のフジテレビ社員からなる集団が「おまえ平野だろう!」と平野おじさんを名指しし、「株主でない者は入場できない!」などと怒声を浴びせてきます。
「実行委」株主&代理人はただちにこれに抗議し、「我々は株主本人または正式に委任を受けた代理人だ、いったいどのような根拠で入場を拒むのか?」と質問。
これに対しフジ社員は「定款第17条により、株主本人以外は入場できない」「弁護士以外は入場できない」と、この時点では一部意味不明なことをわめきちらします。
「実行委」側は根拠の説明を求めますが、要領を得ない返答ばかり。「定款第17条を我々に明示せよ」「議決権行使書には『株主以外には委任できない』などと全く書かれていないじゃないか」との「実行委」側の質問に対し、フジおよびナゾの「弁護士」(詳細後述)は、「神戸地裁尼崎支部の判例により、株主本人以外は入場できない」などと、文面がなければ到底検討・検証不可能な返答をしてきました。
→定款第17条問題についての解説ページ
その後、ついにフジ側は、会場に紛れ込んでいた水上署の私服警官といっしょに、「実行委」の株主&代理人たちを暴力的に受付から排除しようとします。
あくまでもその場での議論のみを求めていた「実行委」側に対し、フジテレビはその本性をついにあらわにしたのです。
これの対し、「実行委」はただちに言動によって抗議。しかし暴力性を剥き出しにするフジテレビは、その過程で代理人Tさんをつきとばします。倒されるTさん。
さらに、「フジテレビスタッフ」などという名札をつけた社員(冒頭の画像)が、産経労松沢委員長をも突き飛ばしました。
松沢委員長はこれにより頭部を硬い床に痛打。後日、病院にて「頭部打撲・全治1週間」と診断されています。
この暴行行為に対し、「実行委」は携帯電話にて110番を呼び、現行犯に対する警察の出動を要請。ほどなくして警官っぽい集団が現れたのですが…
彼らは警官ではなく、フジテレビの傭兵、綜合警備のガードマンだったのです。
ガードマンは、暴力的に平野おじさんに襲いかかり、おじさんを排除していきます。
「実行委」は、フジ社員たちによって受付よりはるか後方まで暴力的に下げられてしまいます。そして登場したガードマンたちがフジ社員および「弁護士」のすぐ後ろ側に陣取り、「実行委」に対して「絶対に受付に近づけさせない」とばかり阻止線を張ります。
そして、水上署の私服警官が阻止線の裏に陣取ります。「おまえは水上署員だろう!なんでそこにいるんだ!」と指摘すると、一時的にその場を立ち去るのですが、またすぐに戻ってきます。
この事態の中、5・20現地行動においてフジ本屋ロビーで抗議する「友の会」に「退去勧告」を行ったり、6・20東京総行動で米沢泉美「友の会」副会長に「おまえいずみだろう!」などとハンドル名で恫喝をかけたりしてきた警備部長が指揮していました。
結局この後、株主本人である産経労の松沢委員長・山口書記長、油座紀一さんの3人は総会会場へ入り、総会に参加。不当にも入場を阻止された代理人4人は、支援残留組に対し携帯電話で出動を要請します。
→#3 「入口よりはるか前で阻止線を張るフジテレビ社員・ガードマン・「弁護士」」へすすむ
(文責:米沢泉美)
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