[2006年12月31日] 石澳ドラゴンバック
(Shek O Dragon's Back)

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コ−ス=小西灣-歌蓮臣角道-Pottinger Peak麓-Pottinger Peak郊遊徑
-馬塘アウ-大潭峡-HKT-8-石澳ドラゴンバック-石澳道(土地灣村)-(Bus)-
-石澳村-(Bus)-MTR膂箕灣

参考資料=「香港島 郊區地図2000年第十二版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今年最後のハイキングは、奇しくも今年元旦に初日の出参拝登山をした“石澳ドラゴンバック”(Shek O Dragon's Back)! “石澳ドラゴンバック”は香港島の東南に位置する石澳半島に連なる山々で“龍脊”、文字どおり半島を龍に見立ててその背骨になる山並みの事を云う。メインの山は難しい漢字の“打燗捏頂山”、通称“石澳ピ−ク”284m。今朝のTV天気予報では気温17度、湿度74%、集合場所のMTR“太古”(Tai Koo) 駅に集まった仲間は大晦日にも関わらず10名も! そのまま駅前からバスで“小西灣”(Siu Sai Wan)に向かう。

“小西灣”バスタ−ミナル終点が出発地点、タ−ミナル裏の海岸近くの公園から階段を登り、ここから“歌蓮臣角道”(Cape Collinson Rd.) と呼ばれるダラダラ坂の舗装道路を行く。坂道の最後から今度は階段を登り切ると左手に最初の東屋。ここからの眺めが素晴らしい! 今年元旦の初日の出もここから眺めたがあいにくの曇天だった。東屋手前が“Pottinger Peak郊遊徑”(Country Trail) 。しばらくは林道の平坦道、そして“馬塘アウ”(Ma Tong Au)に到着。次にここからHKT-8-逆走の平坦な舗装路が続くが“大潭峡”(Tai Tam Gap)へ着いて舗装路も終わる。

“大潭峡”からHKT-8-を逆走しながら“歌蓮臣山”(Mt.Collinson) 348m の麓の曲りくねった森林道歩き。やがて“ドラゴンバック”への登り口に辿り着く。ガレ道の坂をチョット登ったらもうそこは“ドラゴンバック”! 今日は素晴らしい晴天! しかし尾根は強風、突風が吹いていた! 山と海と空のコントラストに見とれながら“龍の背骨”の尾根歩きは軽いアップダウンが二度三度! やがてメインの“石澳ピ−ク”に到着、眼下に“石澳ビ−チ”の美しい海岸が顔を出す。ここからなだらかな尾根道下りを経て、標識点を通り過ぎ前方の“無名の岩山ピ-ク”254mまで。“石澳灣”を真下に眺める! ここも強風で吹き飛ばされそう! そして標識点まで戻って下山。今度は階段下りがバス道路の“石澳道”(Shek O Rd.)、“土地灣村”(To Tei Wan Tsuen) まで続く。ここで今日約8kmの歩きをFinish。最後の〆はいつもの“石澳ビ−チ”近くの名物タイ料理の店!
(注:HKT-8-:Hong Kong Trail (港島徑)、Stage-8-)

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↓“小西灣”バスタ−ミナル裏海岸通り、青い海の向こうは“清水灣”ハイジャンクピ−ク【写真No.01】。そのバスタ−ミナルの建物横、裏手に有る公園脇の階段で記念写真【02】、そこからスタ−トだッ! 階段上、左手の展望台からの眺めも良いが今日は樹木で覆われていた【03】。これより“歌蓮臣角道”の長〜い舗装坂道をダラダラと登って行く、、、大きく右にカ−ブした後、やがて東屋に到着【06】

↓東屋で小休止の後、左手の標識脇【09】から“Pottinger Peak郊遊徑”、約300数十段の階段登りの始まり、、、今日は寒い日だが階段登りで汗をかく、、、やがて登り切った所【10】から右折すれば“Pottinger Peak”へ至るが今日は左折して峠の東屋へ寄り道【11】、ここが今年元旦の初日の出参拝ポイント。あの時は曇天で初日の出どころか風景も見れなかったが、今日は快晴、素晴らしい光景が待っていた。正面東には“東龍洲”(Tung Lung Chau)【12】、その右手にはこれから目指す“ドラゴンバック”の山並み【13】。この後、もとの“Pottinger Peak郊遊徑”を標識の“大浪灣”(Tai Long Wan)方面へ向かう【14】

↓下り坂から小道の平坦道、、、左手に顔を出した逆光の“石澳ビ−チ”【16】、、、手摺が付いた細道が続く、、、間もなく“大浪灣”への三叉路【18】、先ほど新しい東屋が見えたのでここから左折して東屋まで寄り道、直ぐにここまで戻って再度“Pottinger Peak郊遊徑”を行く、、、そして“馬塘アウ”の東屋へ到着【20】

↓“馬塘アウ”で小休止の後、ここから“大潭峡”へ【24】⇒“標距柱”(Distance Post)【25】、HKT-8-の逆走で道幅が広い平坦な舗装路歩きとなる、、、行き交うハイカ−達、、、正面に見えてきた“柏架山”(Mt.Parker)のレ−ダド−ム【27】、右手には“紫灣”(Chai Wan)の街並みと海を隔てて“将軍澳”(Tseung Kwan O)方面【28】

↓舗装路歩きが続き、、、やがて“大潭峡”の標識点に到着【30、31】。HKT-8-は“大潭峡”の標識から左折、坂を登っていよいよ山道に入る!【32】 ここからは快適な“歌蓮臣山”麓の曲りくねった森林道歩き、、、山麓道が延々と続く、、、小さな沢を越えたり、、、

↓森の中の小道はまだまだ続く、、、右手に顔を出した“紅山半島”(Red Hill Peninsula)とその彼方に“赤柱半島”(Stanley Peninsula)【37】。やがて“ドラゴンバック”への登り口標識点に到着【38】。この新しい小さな標識は以前は無かったな〜?【39】 そして左側のガレ道を登り出す、、、ガレ道の終わりから右折【41】、いよいよ“ドラゴンバック”への登り!【42】

↓直ぐに尾根に登り着き、左手下東側に広がる素晴らしい“大浪灣”!【43】 あの稜線を左に上がるル−トの先には先ほど寄り道した【18】新しい東屋も小さく見える。同じく左手前方には“石澳ビ−チ”手前のゴルフ場【44】。皆、強風の中、美しい景観に見とれながら、、、ここから尾根歩き、、、途中出会ったラジコングライダーを飛ばすグル−プ【47】、空中を乱舞するラジコン機をカメラで追っかけたが?【48】

↓軽いアップダウンが二度三度続く、、、振り向けば北西に“大潭水塘”(Tai Tam Reservoir)とその向こう微かに“陽明山荘”【52】。途中のピ−クには立派な鳥瞰ガイド板【53】、小アップダウンの最後、メインの“石澳ピ−ク”284m に到着【55、56】

↓今日は最高の景観が楽しめる! 左下の“石澳ビ−チ”【57】、その右手の“鶴咀山”(Hok Tsui Shan)【58】。しかしかなりの強風、いや突風だ! 三角点に全員固まって記念写真【59】。右側には“大潭港”(Tai Tam Harbour) を挟んで先ほども見えた“紅山半島”の高級住宅【60】、そして逆光の“スタンレ−半島”【61】。早々に次の目標へ向かって前進、、、なだらかな尾根道歩きが続く、ここが正に“龍脊”ドラゴンバック【62】

↓途中返り見た“石澳ピ−ク”と歩いて来たル−ト【64】。左下間近に迫ってきた“石澳ビ−チ”【65】。トレ−ルコ−スはここまで下って【66】、ここから右折するが、前方の“無名の岩山ピ-ク”254mを目指してヤブの中のガレ道に分け入る【67、68】、、、直ぐに大岩の上に着く、ご覧の様に強風【70】、バックは“柏架山”

↓ここ無名岩山ピ−クまで来たら“石澳灣”は眼下【71】、強風の中、我慢して小休止! 恐々絶壁の淵で記念写真二発【73、74】。そして、、、先ほどの三叉路まで戻って【75】左折、、、下って行くと標識【77】から左折。因みにドラゴンバックに登る前、【38】の地点から直進したらここへ至る。

↓今度は正面に現れた“大潭港”と“紅山半島”【78】、、、平道と階段下りが続く、、、団体ハイカ−さん達とすれ違いながら、、、最後、竹林の階段を下ってバス道路の“石澳道”に到着【82】。ここはHKT-8-の出発点“土地灣村”、ここで今日約8kmの歩きをFinish。直ぐにきたダブルデッカ−で“石澳ビ−チ”まで。バス停近くのお馴染みタイメシ屋【83】に飛び込んだ! ここのタイメシ屋は旨くてリ−ズナブル! 如何にも香港風な大晦日か?

↓ニコチン中毒三人衆!【86】 香港では新法令で明日2007年元日から、ますます喫煙場所は限られる! 屋内はもちろん屋外でも人が集まる場所は喫煙ご法度とか!(涙)

通称“石澳ドラゴンバック”は香港島の東南に位置する石澳半島に連なる山々で“龍脊”、文字どおり半島を龍に見立ててその背骨になる山並みの事を云う。正式広東語は“打燗捏頂山”とややこしい漢字名。
 
過去の関連レポ−ト。
[2006年1月1日] 初日の出参拝ハイキング、[石本]甸乍山麓〜石澳ドラゴンバック

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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