[2006年12月26日] 煕篤會神樂院 (トラピスト修道院)
(Trappist Haven Monastery)

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コ−ス=MTR.欣澳-(Bus)-愉景湾-トラピスト修道院-
-無名ピ-ク-東灣頭-梅窩-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は完全に予定外のコ−スとなってしまった! もともと二年半ぶりに“大嶼山”(Lantau Island) ランタウ島北東部縦走(大山〜梨壁山〜大CHE[山同])の予定だった。ところが、、、二年半前に行った時は“青衣大橋”(Tsing Ma Bridge)を渡って直ぐ、“昴船凹”(Ngong Shuen Au) の登山口に行く為に“東涌”(Tung Chung)からわざわざタクシ−で“昴船凹”まで戻って、当時まだ工事中だったディズニ−ランド方面への高速道路の端から登山口らしき階段を登り出して最初の“大山”(Tai Shan)へ登る事が出来た。

今回はその高速道路も完成し、“昴船凹”近くのMTRの新しい駅“欣澳”(Sunny Bay)で待ち合わせ、そこから直接高速道路の端へ行けるか? と危惧しながら予定を立ててみた。“欣澳”駅に集まった仲間はクリスマス連休にも関わらず10名も! 初めて下車した“欣澳”駅は危惧したとおり、線路の向こう側の高速道路側へ渡る陸橋は一本も無しッ! 駅の反対側もバス乗り場があるだけで高速道路側への迂回歩道もなし! 躊躇した挙句、今回は予定コ−スは諦めてちょうどバス乗り場で待機していた“愉景湾”(Discovery Bay)行きのバスへ乗ってしまう。 

今朝のTV天気予報ではMAX20度湿度70数%だったかな? 10名で“愉景湾”まで行き、果てさて何処へ行くか? 面倒だから半年前に自主トレで行ったばかりだけど“煕篤會神樂院 (トラピスト修道院)”(Trappist Haven Monastery)へ行く事にした。今日は初めての人も居るし、まッ良いか! とディスカバリ−ベイの埠頭前から歩き出して瀟洒な街並みを抜け、“稔樹灣”(Nim Shue Wan) 沿いのビ−チ脇を歩き、坂道を登って行くとやがて“トラピスト修道院”に至る舗装坂道途中に出る。ここが、かの有名な?"懺悔の坂道"! 両脇の樹木の幹に取り付けてある十字架を見ながら長い坂道を登ってやがて“聖母マリア像”がある小公園に、、、さらに“三途の川”? を渡った階段の上の修道院に到着。今日はミサは無いのか? しかし“ホンノ気持ちだけ”懺悔のお祈りを捧げた後、我々は今度は修道院から森の中の小道を抜けて無名ピ−クの小高い丘を目指す。鬱蒼たる樹木の中、長い舗装坂道が続く。 

最後の階段を登り無名ピ−クの東屋まで辿り付く。300m以下の低山ながらここはいつも素晴らしい眺めッ! ここで小休止をとってる間、元気な仲間5人が北側のもう一つの275mの三角点があるピ−クまで往復行! 間もなく戻って来ると今度は全員で真下の美しい“銀鑛灣”(Silver Mine Bay) を見下ろしながら“梅窩”(Mui Wo) の街を目指して下山コ−ス! 坂道下りから階段の下りと続き、やっとビ−チ脇の“東灣頭”(Tung Wan Tau) に降り立つ。海岸道を抜けて“梅窩”フェリ−乗り場近くのイタメシ屋に着いて今日の歩きをFinish、約5.5km。いつもの様にイタリアンとビ−ルで賑やかに最後の〆としました。

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↓Discovery Bayの埠頭前、バス停で出発前の記念写真【写真No.01】、海を背に左手に進んで瀟洒な街並みの車道を行く、、、ここはガソリン車は通行禁止、電動車のみ【03】この標識から右に進んで“稔樹灣”沿いの道に入る【04】、、、海岸沿いの道をしばらく進むと“フィリピンビレッジ”【06】と呼ばれる集落の間を通過、、、そして階段を登ると、、、

↓南国を想わせるバナナ園【08】の様な所を通り抜け、、、後ろには“稔樹灣”と彼方のディスカバリ−ベイ!【09】、そして左手東側には“坪洲”(Peng Chau)【10】、、、しばらく海沿いの歩き、そして階段【12】を登ると数軒の民家、アレッ?標識の形が以前とは変わってるぞ〜?【13】 民家の傍、花に囲まれた階段を登って、、、

↓この辺りから振り向いてもう一度“稔樹灣”【15】、、、そして森の小道を抜けたら、、、間もなく比較的道幅が広い坂道途中に合流してここで小休止【17】。この坂が彼の有名な?“懺悔の坂道”だッ! 両脇は鬱蒼たる樹木に囲まれ、道脇の木には聖人別の十字架【19】が何箇所か、ア−メン! 一行はいよいよ重い十字架ならぬザックを背負って“懺悔の坂道”登りの始まり、始まり!

↓“懺悔の坂道”を登り切った所にある聖母マリア像がある庭園【23】。以前はマリア像の周りは綺麗な花壇で囲まれていたが? マリア様に尻向けて記念写真一発!【25】、、、この先、十字架の横の“三途の川”【26】に掛かる橋を渡って階段を上がるといよいよ“トラピスト修道院”【27】。今日は日曜でもないしミサはナシ。そこで初めて御堂の中を撮ってみた【28】。新教らしく飾り気はナシ! 我々もホンノ数分間、最後列で神妙にコウベを垂れ十字を切る。

↓そして、静々と橋を渡って退散!【29】。修道院の横、標識【30、31】から森の中の道を行く。鬱蒼たる森の中、夏はうるさいぐらいにセミが鳴いているが今日は静寂そのもの! 巨大なハスの葉が咲く小川を渡って【32】道は徐々に長い登り坂【33、34】、、、坂の突き当りから左折、さらに登って行くと前方上部、丘の上に東屋が見えてきた【35】

↓峠まで登りついたら左手に階段登りが待っている【36】。そして無名ピ−クに到着。東屋とは反対側の左手の光景【37】、その先から眺めた東側の“喜靈洲”(Hei Ling Chau)【38】、それより右手南方には“長洲”(Cheung Chau)【39】。300m以下のピ−クだが眺めはなかなかのものッ! 正面北側にはもう一つの275mのピ−ク【40】、ここで元気な仲間5人がこの正面の小山まで往復行! ズ−ムアップしたら!【41】 (この往復行は下段の仲間のフォトアルバムをご覧下さい!) 間もなく5人も戻り全員で東屋にて記念写真【42】

↓東屋から西側を望むと“蓮花山” (Lin Fa Shan) 766mとその左“二東山”(Yi Tung Shan) 748mの雄姿【43】。その右手、ちょっぴり見えるゴルフ場の遥か彼方の山並みの最右は“老虎頭”(Lo Fu Tau) 465m【44】、いずれもランタウ中部の雄大な山並みが続いている。間もなく下山開始【45】、、、曲りくねった尾根伝いの下りル−ト、、、以前より樹木が増えている、、、南側には徐々に近づく“銀鑛灣”シルバ−マインベイの美観【48】

↓正面に見えてきた“梅窩”の埠頭付近【50】、小山を超え、、、、かなり下った所から振り返ると【52】、なるほど階段の先、頂上付近はj植樹されたのだろう、緑で覆われている。間もなくシルバ−マインベイを直下に見ながらの急階段下り【53】、そして降り立った所の標識【55】から右手の坂道を下って行くと、、、

↓左手に広がるビ−チ【57】、“東灣頭”の海岸だ。ビ−チ沿いの道【58】を行く、、、右手は小店やホテル、レストランなどが立ち並び、左手の海を眺めながら、、、夏だったら水着姿の娘さんも見れるが、、、とか良からぬ事を考えながら、、、道の突き当たりの橋を渡って左折すると埠頭へ至る道へ出る【61】、、、フェリ−乗り場近くのお馴染みイタメシ屋に着いて今日の歩きもオワリ! 早速ビ−ルでカンパ〜〜〜イ!

↓大いに食べそして飲みましたッ! 嬉しそうな皆の顔、顔、顔、、、。  

因みに“トラピスト”とは17世紀フランスに創立された“トラピスト会”の修道士の名前だそうで、その修道院は日本その他諸外国にもあり、戒律が厳しく “つべこべ言わず黙って働けッ!”、つまり 『沈黙と労働』 をその主たる教義としているそうです。真似できそうにないねッ!

Photo by T.Eiichi (仲間のフォトアルバムもご覧下さい!)

過去の関連レポ−ト。
⇒[2004年6月6日] 煕篤會神樂院 (トラピスト修道院)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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