[2004年6月6日] 煕篤會神樂院 (トラピスト修道院)
(Trappist Haven Monastery)

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コ−ス=中環-(09:40,Ferry.3號埠頭)-Discovery Bay-トラピスト修道院-
-無名ピ-ク-東灣頭-梅窩-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日も前回に引き続き日本からのゲスト1名(実は小生の娘) と、久しぶりに古い仲間二人も加わって計17名でホンノ軽〜い"遠足"。ちょうど1年ぶりに“大嶼山”(Lantau Island) ランタウ島の“煕篤會神樂院 (トラピスト修道院)”(Trappist Haven Monastery) の丘へ。前日からの雨模様の曇天で気温26−29度、湿度89%とチョット涼しいかな? って感じの天候。朝、かなり曇っていたしTV予報でも曇り時々雨となっていた。心配しながら“中環”(Central) から高速フェリ-で約30分、ランタウ島の“愉景湾”(Discovery Bay) へ。そこから直接歩き出して瀟洒な街並みを抜け、ちょうど満潮時の“稔樹灣”(Nim Shue Wan) 沿いのビ-チ脇を歩き、坂道を登って行くとやがて“トラピスト修道院”に至る舗装坂道途中に出る。

ここが、かの有名な?"懺悔の坂道"! 両脇の樹木の幹に取り付けてある十字架を見ながら仲間達は各々長い坂道を登ってやがて“聖母マリア像”がある小公園に、、、さらに“三途の川”? を渡った階段の上の修道院に到着。丁度ミサの時間で我々も“ホンノ気持ちだけ”参列。“懺悔の告白”を終えた我々は今度は修道院から森の中の小道を抜けて無名ピ−クの小高い丘を目指す。鬱蒼たる樹木の中、セミの鳴き声を聞きながら再び長い舗装坂道が続く。汗ダクになって最後の階段を登り無名ピ−クの東屋まで辿り付く。300m以下の低山ながら素晴らしい眺めッ! 

ここで小休止をとった後、我々は二手に別れて先ず本隊は真下の美しい“銀鑛灣”(Silver Mine Bay) を見下ろしながら“梅窩”(Mui Wo) の街を目指して下山コ-スをとる。一方、別働隊の方は一旦今来た階段を下って北側、もう一つの275mの三角点があるピ-クを経由して渓谷沿いに “梅窩”を目指す。本隊は坂道下りから階段の下りと続き、やっとビ-チ脇の“東灣頭”(Tung Wan Tau) に降り立つ。海水浴客などで賑わう海岸道を抜けて“梅窩”フェリ−乗り場近くの海鮮レストランに着いて今日の歩きをFinish、約5.5km。直ぐに別働隊も到着、いつもの様に海鮮料理とビ-ルで賑やかに最後の〆としました。

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↓セントラルからの高速フェリ−の中、約30分でディスカバリ−ベイに到着[写真No.03]。ここ埠頭前で記念写真、近くで遊んでいた欧米人の子供達も一緒に! 瀟洒な街並みを抜けて“稔樹灣”沿いの道に入る。満潮時なのか?小さな桟橋の上まで水が! 海岸沿いの道が終わると“フィリピンビレッジ”と呼ばれる村落の間を通過。

↓村落を抜けると階段を登って海沿いの丘の上、南国を想わせるバナナ園の様な所を歩く。左手の海ではドラゴンボ−トの練習中か? 勇ましい掛け声も[No.12]。標識に沿って海際から階段を登り、、、綺麗な花の傍で三人《元》娘がポ−ズ!  

↓後ろには“稔樹灣”と彼方のディスカバリ−ベイ! 間もなく比較的道幅が広い坂道途中に合流してここで小休止。この坂が彼の有名な?“懺悔の坂道”だッ! 両脇は鬱蒼たる樹木に囲まれ、道脇の木には十字架も[写真No.19]。小休止の後、一行はいよいよ重い十字架ならぬザックを背負って“懺悔の坂道”登りの始まり、始まり!

↓“懺悔の坂道”を登り切った所にある聖母マリア像がある庭園。昨年はマリア像の周りは綺麗な花壇で囲まれていたが今年は何故無いのかな〜? 像の前で記念写真、これはまた大きなクモだッ![写真No.24]、、、この先、十字架の横の“三途の川”[No.26]? に掛かる橋を渡って階段を上がるといよいよ“トラピスト修道院”。ちょうど日曜ミサの最中で我々もホンノ数分間、御堂の最後列で神妙にコウベを垂れる。そして、静々と橋を渡って、、、退散!

↓修道院の横、標識から森の中の道を行く。鬱蒼たる森の中はうるさいぐらいにセミが鳴いていた。セミの大合唱だッ! が、ミ−ンミ−ンと聞こえるが姿は見えずッ! と思ってたらいたぞッ! [写真No.32]、、、道は徐々に登り坂、坂の突き当りから左折、さらに登って行くと前方上部、丘の上に東屋が見えてきた[No.34]、、、峠まで登りついたら左手に階段登りが待っている。

↓そして東屋に到着。300m以下の無名ピ−クだが眺めはなかなかのものッ! 小休止の後記念写真。ここで一行は二手に別れることにする。6人が今の階段を下って北側すぐ目前に見えるもう一つのピ-クを目指して出発[写真No.38]。南側には“シルバ−マインベイ”の海と“梅窩”の街並み[No.39]、“坪洲”(Peng Chau)[No.40]、、、既に向こうのピ−クを登っている6人の望遠写真[No.41]。、、、これから以後[写真No.42〜48]は別働隊仲間が撮影した写真デス。

↓ピ−クから見た東屋[No.43]、真下のゴルフ場[No.44]、275mの三角点で[No.45]、山並みの向こうの“梅窩”[No.46]、そしてガレ道を下って[No.47] 6人は渓谷沿いに “梅窩”を目指す。鮮やかな真紅の花の名は?[No.48]

↓一方、本隊は東屋を出発した後、なだらかな階段を下っていく。前方の“シルバ−マインベイ”が徐々に近づいてくるのが分かるねッ! 途中、気ままに『ハイッ、ポ−ズ!』

↓最後はちょっと勾配がきつい階段下り、そして降り立った所の標識[写真No.58] から右手の坂道を下って行くと“東灣頭”の海岸だ。ビ−チ沿いの道を行く、、、右手は小店やホテル、レストランなどが立ち並び、左手の海では海水浴客の姿も見える。ここらでチョット一休み!

↓間もなく“梅窩”フェリ−乗り場手前の海鮮レストランに到着して今日の歩きは終わった。すぐに別働隊の6人も到着。全員揃ったところで、、、さぁ〜宴会の始まりッ! 毎度打ち上げのビ−ルは旨いけど、今日は特に赤白ワインもオ−ダ−、大いに食べそして飲みましたッ! 嬉しそうな皆の顔、顔、顔、、、。  

因みに“トラピスト”とは17世紀フランスに創立された“トラピスト会”の修道士の名前だそうで、その修道院は日本その他諸外国にもあり、戒律が厳しく “つべこべ言わず黙って働けッ!”、つまり 『沈黙と労働』 をその主たる教義としているそうです。真似できそうにないねッ!

過去の関連レポ−ト。
⇒[2003年6月1日]煕篤會神樂院(トラピスト修道院)
⇒[2002年6月30日]Dis.Bay-煕篤會神樂院-梅窩

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