[2006年12月10日] 西灣山〜浪茄灣
(Sai Wan Shan〜Long Ke Wan)

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コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus.96R)-西貢-(Taxi)-西灣亭-吹筒アウ-
-西灣山-浪茄灣-萬宜水庫-(Taxi)-西貢

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は仲間のリクエストに応えて“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park) の“萬宜水庫”(High Island Reservoir)北側にある“西灣山”(Sai Wan Shan) 314mに登り、美しい“浪茄灣”(Long Ke Wan) に向かって下るMHT-2-の逆走コ−ス! 今朝のTV天気予報では晴れ、MAX気温21度、湿度74%。しかし家を出る時の実際の空模様はうす曇、って感じでさらに薄ら寒い。集合場所のMTR“鑽石山”(Diamond Hill) 駅に集まったのは小学生の女の子を含めて18名と、さらに日本からのゲストで仲間の兄弟ご夫妻を加えて計20名。

“西貢”(Sai Kung) 方面へ行くのは各地からミニバス等も多く出ているが、始発駅のダイヤモンド・ヒルからダブルデッカ−に乗った方が楽チン! “西貢”行きのバス92に乗っても良いが今日は“黄石”(Wong Shek) 行き96Rのダブルデッカ−に乗って“西貢”で途中下車。“西貢”からはタクシ−4台に分乗してスタ−ト地点の“西灣亭”(Sai Wan Ting)別名“吹風アウ”に着いたら大変寒いので驚いた! ここからスタ−トして間もなく、遅れて来た仲間一人が追い着き総勢21名! “吹筒アウ”(Chui Tung Au) の三叉路まで行ったら、そこを右折してMHT-2-に入ると“西灣山”への登り口。

なだらかな登りから引き続き荒れたガレ道を登って行く。右手下の“萬宜水庫”、左手の“西灣”(Sai Wan) を眺めながら登り坂は続く。その後は階段登りが続き、やがて“西灣山”頂上に到着。途中のル−トも含めて今日はハイカ−が多かった。しばらく頂上東屋で休憩と周囲の景観を楽しむ。下山もMHT-2-を辿る下りのガレ道。この下山途中から見下ろす“浪茄灣”が素晴らしい! ビ−チまで下って砂浜海岸で小休止。トレ−ルコ−スはここから再度登り坂と階段、少し汗をかいて峠の上に辿り着く。そこがMHT-2-からMHT-1-に変わる標識点。

これより中腹の平坦な細道を左手真下の真っ青な海を見下ろしながらの歩き。この細道の最後、横に入った所の東屋で休憩、その後は下り坂となり“萬宜水庫”の一番奥まった箇所に着いて約6q強の歩きをFinish! MHT-1-はここからダム沿いのアスファルト道となって“北潭涌”(Pak Tam Chung)、MHT最初のスタ−ト地点に至るが、我々はここからタクシ−で“西貢”まで一っ走り、今日の打上げは久しぶりにステ−キハウスで締めくくり!
(注:MHT-1-、-2-:(麥理浩徑),Maclehose Trail Stage.-1-、-2-)

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↓タクシ−やミニバスの終点、“西灣亭”別名“吹風アウ“にて【写真No.01】。ここは“萬宜水庫”ダムのいちばん内陸部から北側の山の中腹をダムに沿って走る“西貢西灣路”(Sai Kung Sai Wan Rd.)と云う狭い車道の終点。高度も既に100m以上の高さ。それにしてもここに着いたらやたら寒い! 温度計は15度。標識【02】のとおり“西灣”方面に向ってスタ−ト!、、、右手の“萬宜水庫”【04】を見下ろしながら山中腹の曲りくねった狭い舗装路を下って行く。ここで遅れて来た仲間1人が追い着いた! 今日は沢山のハイカ−も歩いている、、、直下のコバルトブル−?の入り江が美しい【06】、、、一旦谷までの下り坂、、、

↓谷部から今度は坂道登り【08】、、、登り切った所の三叉路【09】、ここが“吹筒アウ! ”標識から直進すれば“西灣”に下るが、我々はここから右折して“浪茄”方面へ、、、その先、直ぐ上の東屋で小休止【11】。そこから眺めた左手下“西灣”とその向こうは“東灣山”(Tung Wan Shan)【12】。小休止の後階段を登って行くと、、、

↓徐々に高度が上がって左手に見えてきた“西灣”の全容とその向こう左端の切っ先鋭い山が“シャ−プ・ピ−ク”【15】、その右側が“東灣山”。“麥理浩徑”(MHT) の標識【16】に沿ってしばらく平道、、、一旦下って【18】次はガレ道登りが待っている【19】、、、ガレ道登り坂が続き、、、さらに高度が上がっていく、、、右手下には“萬宜水庫”【20】、そして前方右手に目指す“西灣山”頂上の東屋が見えて来た【21】

↓ガレ道登りが続く、、、途中MHTの⇒“標距柱”(Distance Post)【23】、M027と云う事はスタ−ト地点の“北潭涌”からここまで13.5qってこと! 、、、コ−スはこの辺りからガレ道の坂道から階段登りに変わる、脇のガレ道を元気に登る女の子【25】、、、左下北側の“西灣”【27】、その向こう右手のシャ−プ・ピ−クの勇姿【28】。

↓登り階段はまだ続く、、、今度は右手南西側に見えた“萬宜水庫”【29】、、、間もなく最後の階段数段を登って平道となりコ−ス脇の頂上三角点【32】、こんな立派な標識は去年まで無かったぞ〜! 三角点の先が先ほど下【21】から見えた“西灣山”314mの頂上東屋【33】。ここで大休止! 東屋の裏手から見た“シャ−プ・ピ−クと“大浪灣”(Tai Long Wan)全景【34】。因みに手前から“西灣”(見えない)、“咸田灣”、“望魚角”(Mong Yue Kok) を挟んでその向こうが“大灣”(Tai Wan)、“東灣”(Tong Wan) と続き全体の海を“大浪灣”と云う。二つの小島は“西貢”名物“夫婦島”ならぬ“大洲”(Tai Chau) “尖洲”(Tsim Chau)。惜しむらくはもう少し天気がクリアだったらな〜!

↓東屋前で全員記念写真一発【36】! そしていよいよMHT-2-に沿って南に向かって下山開始【37】、、、下りもガレ道の連続だ!、、、途中、今日の目的の一つでもある“浪茄灣”が見える絶好のポイント【40】。しばしその景観を楽しむ、誠に絶景! リオ・コパカバ−ナの縮小版!?

↓ここで思い思いのスナップ! オッサン・グル−プ、レディ−ス・グル−プ、日本からのゲスト御夫妻も香港の意外な一面に驚いた様子! さらにガレ道下りが続く、、、“浪茄灣”の左側入江は“浪茄仔”(Long Ke Tsai)【47】、“浪茄灣”の右手【48】、洒落たロッジ風赤屋根の建物、実はカトリック系団体が作った麻薬中毒患者の更生施設。

↓階段を下って平道、その先に去年?出来た新しい東屋【51】、トレ−ルコ−スはその手前から“萬宜路”(Man Yee Rd.) の標識【52】に沿って右折、、、またガレ道を下って、下って、、、ロッジ風赤屋根の建物【53】と“浪茄灣”も真近に迫ってきた【54】、、、田園地帯の様な箇所の歩き【55】、、、そして下りガレ道も終わり、、、

↓ここは“浪茄村”(Long Ke Villege)【57】、この右手が赤屋根の建物。標識を通り過ぎたら左手の海岸へ【58】、ここはキャンプ地にもなっている。夏の“浪茄灣”には沢山のヨットやクル−ザ−が停泊、海水浴客などで賑わっていたが、、、ビ−チ脇の木陰で三々五々と小休止! 元のル−トに戻ってキャンプ地【62】を抜ける。山の上は寒かったがここはそうでもない、しかし風が強くて波高しッ!【63】

↓トレ−ルコ−スはキャンプ地から直ぐに右折して階段、その上にある標識【64】と、その右手【65】は門の向こうに先ほど上から見えた瀟洒なロッジ風な建物があるグリ−ンな庭園、麻薬中毒患者の更生施設にはとても見えないな〜? 標識どおりに進むと登り坂と長〜い登り階段が続く、、、間もなくトレ−ルコ−スがMHT-2-からMHT-1-に変わる標識点【69】。ここから返り見た“浪茄灣”も美しい!【70】

↓この後は山中腹の平坦なコ−ス【71】、左側、“浪茄灣”の対岸には不思議な洞窟が沢山【72】。間もなく前方に見えてきた東屋【73】、、、左手直下の入り江【74】を望みながらルンルン歩き!、、、ル−ト途中、左折した先の東屋で小休止【75】。ここから最後に望む“浪茄灣”【76】、さざ波が美しい! “西灣山”と下って来たル−トも見える。ル−トに戻って今度はなだらかな石畳の階段下り【77】、正面は“花山”(Fan Shan)、右側は“萬宜水庫”

↓前方にそのメインダム【78】の石を積んだ堤防、その左下には下段の緩衝堰堤と二段構え【79】、その海側は⇒無数のテトラポット! ダム手前に着いたらタクシ−が数台待機中、さらに頻繁に空車も来ている。以前はここにはタクシ−は滅多に来なかったのに、やはりハイカ−や行楽客が増えたのだろう! MHT-1-はここからダム沿いの舗装道路が起点の“北潭涌”まで延々と続くが、我々はここで今日の6q強の歩きを終え、タクシ−5台に分乗して逐次“西貢”へ帰還。“西貢”では久しぶりにステ−キハウスで打上げ!

↓毎回打上げの時、隅っこに固まってるメンバ−はニコチン中毒患者の面々!
いずれあの“浪茄村”の施設に入らねばなるまい!(^_^)!

“浪茄灣”(Long Ke Wan) は東洋のコパカバ−ナか、アカプルコか、と思うぐらいの絶景! (ちょっとオ−バーか?)  日本からのゲストも香港にこんな美しい自然が有った、とは想像も出来なかったのでは? 幸い天気もまぁ〜まぁ〜だったし、、、しかし山の上は想像以上に寒かったな〜!

過去の関連レポ−ト
⇒ [2005年11月6日] 西灣山〜浪茄灣

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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