[2005年11月6日] 西灣山〜浪茄灣
(Sai Wan Shan〜Long Ke Wan)

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus.96R)-西貢-(Taxi)-西灣亭-吹筒アウ-
-西灣山-浪茄灣-萬宜水庫-(Taxi)-西貢

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は日本からのゲスト女性を迎えて“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park) の“萬宜水庫”(High Island Reservoir)北側にある“西灣山(Sai Wan Shan)”314mに登り、美しい“浪茄灣”(Long Ke Wan) に向かって下るMHT-2-の逆走コ−ス! やっと涼しくなったと思ったら今朝のTV天気予報では晴れ、気温29度、湿度86%、と夏に逆戻りしたような天気。集合場所のMTR“鑽石山”(Diamond Hill) 駅に集まった仲間はゲストの他に、新人女性1名も加わり計12名。

“西貢”(Sai Kung) 方面へ行く時の以前の集合場所は“彩虹”(Choi Hung)で、そこからミニバスで向かっていたが、最近は行楽客が増えてミニバスの待ち時間が長くなっている。そこで今日は始発駅のダイヤモンド・ヒルから“黄石”(Wong Shek) 行き96Rのダブルデッカ−に乗って“西貢”で途中下車。“西貢”からはタクシ−3台に分乗して“西灣亭”(Sai Wan Ting)別名“吹風アウ”まで行ってここからスタ−ト。“吹筒アウ”(Chui Tung Au) の三叉路から右折してMHT-2-に入ると“西灣山”への登り口。なだらかな登りから引き続き荒れたガレ道を登って行く。

右手下の“萬宜水庫”(High Island Reservoir) 、左手の“西灣”(Sai Wan) を眺めながら登り坂は続く。その後は階段登りが続き、やっと“西灣山”頂上に到着。今日はやたら団体ハイカ−が多い。しばらく頂上東屋で休憩と周囲の景観を楽しむ。下山もMHT-2-を辿る下りのガレ道。この下山途中から見下ろす“浪茄灣”が素晴らしい! ビ−チまで下って砂浜海岸で小休止。トレ−ルコ−スはここから再度登り坂と急階段、汗ダクになってやっと峠の上、MHT-2-からMHT-1-に変わる標識点に到着。

これより中腹の平坦な細道を左手真下の真っ青な海を見下ろしながらの歩き。この細道の最後、ル−トは下り坂となり、“萬宜水庫”の一番奥まった箇所に着いて約7q強の歩きをFinish! MHT-1-はここからダム沿いのアスファルト道となって“北潭涌”(Pak Tam Chung)、MHTの最初のスタ−ト地点に至るが、我々はここからタクシ−で“西貢”まで一っ走り、今日の打上げはいつもの海鮮料理で締めくくりました。
(注:MHT-1-、-2-:麥理浩徑,Maclehose Trail Stage.-1-、-2-)
《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓“西灣亭”別名“吹風アウ“にて【写真No.01】。ここは“萬宜水庫”ダムのいちばん内陸部から北側の山の中腹をダムに沿って走る“西貢西灣路”(Sai Kung Sai Wan Rd.)と云う狭い車道の終点。高度も既に100m以上の高さ。ここから“西灣”方面に向って、右手の“萬宜水庫”【03、06】を見下ろしながら山中腹の曲りくねった狭い舗装路を下っていく。今日は沢山のハイカ−でこの辺りごった返し、、、、、一旦谷までの下り坂、前方は目指す峠の上の東屋【07】

↓谷部から今度は坂道登り【08、09】、、、登り切った所の三叉路【10】、ここが“吹筒アウ! ”標識から直進すれば“西灣”に下るが、我々はここから右折して“浪茄”方面へ、、、その先、直ぐ上の東屋で小休止【11】。その後“麥理浩徑”の標識に沿って階段を登って行くと、、、左手下に“西灣”【14】、とその向こう左側の切っ先鋭い山が“シャ−プ・ピ−ク”、右側は“東灣山”(Tung Wan Shan)が見えてきた。素晴らしい眺め!

↓ガレ道の登り坂が続く、、、高度が徐々に上がっていく、、、噴出す汗、汗!、、、前方右手に目指す“西灣山”頂上の東屋が見えて来た【17】。右下には“萬宜水庫”【18】、初参加女性、“シャ−プ・ピ−ク”をバックにツ−ショット【19】。今日は高温多湿、堪らず途中小休止、、、コ−スはこの辺りからガレ道の坂道から階段登りに変わる 

↓狭い階段、行き交うハイカ−、みんな日傘をさしている、、、“シャ−プ・ピ−ク”の勇姿【23】、惜しむらくはもう少し天気がクリアだったらな〜!。登り階段はまだ続く、、、途中振り返ると今まで歩いて来たル−トと遠くの山は“大枕蓋”(Tai Cham Koi)【25】。最後の階段を登って、、、見えたッ!【27】手前の“西灣”と“大蚊山”(Tai Mun Shan)、その向こうの“咸田灣”(Ham Tin Wan)と“望魚角”(Mong Yue Kok) を挟んで右端は“大灣”(Tai Wan)、そして“シャ−プ・ピ−ク”、香港NO.1の光景! 階段を登り切ったら平道となりコ−ス脇に三角点【28】

↓三角点の先が、下から見えた“西灣山”314mの頂上東屋【29】。人、人、人、、、大勢のハイカ−が休憩していて我々は座る場所もないッ! 東屋裏手から観た“大浪灣”(Tai Long Wan)【30】これと比べて。、、、 因みに“西灣”、“咸田灣”、“大灣”、“東灣”(Tong Wan)の全体の海を“大浪灣”と云う。二つの小島は“西貢”名物“夫婦岩”ならぬ“大洲”(Tai Chau)、“尖洲”(Tsim Chau)。東屋前で記念写真一発【31】! そしていよいよMHT-2-に沿って、右手の“萬宜水庫”【32】を見下ろしながら下山開始、、、前方に見えてきたル−トと“浪茄灣”方面【34】、、、ガレ道急坂に足を取られながら、、、

↓途中、今日の目的の一つでもある“浪茄灣”が見えるポイント【36】、若干ガスっぽいが、まぁまぁの景観! しばしその景観を楽しむ。そして、、、さらにガレ道下りは続く、、、途中、再度“浪茄灣”の絶景ポイントで記念写真【40】、灣の右手、洒落たロッジ風赤屋根の建物、実はカトリック系団体が作った麻薬中毒患者の更生施設。下りル−トとその先“浪茄灣”の左側入江は“浪茄仔”(Long Ke Tsai)【42】

↓一しきり下って平道、その先に去年までは無かった新しい東屋【44】、トレ−ルコ−スはここから“萬宜路”(Man Yee Rd.) の標識に沿って右折、、、“浪茄灣”も真近に迫ってきた、、、この辺りも行き交う団体ハイカ−で狭い道は歩き難い! ロッジ風赤屋根の建物と“浪茄灣”も目前【46、47】、、、やっと下まで下って海岸を目指す、ここは“浪茄村”(Long Ke Villege)【49】、この右手が赤屋根の建物

↓“浪茄村”の標識を通り過ぎたら直に海岸【50、51】、ここはキャンプ地にもなっている。夏の“浪茄灣”には沢山のヨットやクル−ザ−が停泊、海水浴客などで賑わっていたが、、、ビ−チ脇の木陰で三々五々と小休止! キャンプ地【54】を抜けると トレ−ルコ−スは階段、その上右手【55】、門の向こうが先ほど上から見えた瀟洒なロッジ風な建物があるグリ−ンな庭園【56】、麻薬中毒患者の更生施設にはとても見えないな〜?

↓海岸からトレ−ルコ−スに戻り、また登り階段、、、途中返り見た“浪茄灣”は美しい【57】、、、長〜い登り階段が続く、、、高度が上がって再度振り向くと先ほど海岸まで下ってきたトレ−ルコ−スも見える【59】。間もなくトレ−ルコ−スがMHT-2-からMHT-1-に変わる標識点に到着【61】。ここから先は山中腹の平坦なコ−スとなって左手真下の入り江を望みながらルンルン歩き!、、、素晴らしい眺めが続く!

↓左手断崖の真下はエメラルドグリ−ンの澄み切った海!【64】、、、 山中腹の細道を歩いて最後、左折した先には東屋がある。直進コ−スはなだらかな石畳の階段下り【66】、、、これを歩いて、、、右手は“萬宜水庫”【68】と、前方にそのメインダム【69】、突端の石を積んだ堤防の先、タクシ−が数台待機していた【70】。MHT-1-はここからダム沿いの舗装道路となるが、我々はここでタクシ−に分乗、一路“西貢”へ!

↓“西貢”では最近行きつけの海鮮レストランへ! 日本からのゲストを迎えて豪華版シ−フ−ド・セットメニュ−!、、、エビ、カニ、大シャコ、その他モロモロ、、、、光頭老も"大好物の煮魚"?を熟女に"骨抜き"にして貰って食べ易いッ、とご機嫌?(^_^)!

“浪茄灣”(Long Ke Wan) は東洋のコパカバ−ナか、アカプルコか、と思うぐらいの絶景! (ちょっとオ−バーか?) 今日はホンノ少しガスッぽかったが幸い天気も上々、美観を楽しむ事ができた。日本からのゲストも香港にこんな美しい自然が有った、とは想像も出来なかったのでは? 

過去の関連レポ−ト
[2004年2月29日] 西灣山(Sai Wan Shan)

写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング