第129回 [2006年9月30日]
【中央沿線/米沢山(1,357m)・笹子雁ヶ腹摺山(1,358m)】
−Photo & Report by H.Tanuma−

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コ−ス=JR中央線「甲斐大和」駅[9:04/9:10]〜道の駅[9:30]〜
〜P1[10:05/10:15]〜P2[11:05/11:15]〜米沢山[11:35/11:40]〜
〜露岩[12:00/12:50]〜笹子雁ヶ腹摺山[13:20/13:30]〜P3[14:20/14:30]〜
〜甲州街道[14:45]〜JR中央線「笹子」駅[15:20/15:35]〜
〜JR中央線「大月」駅・「よしの湯」・レストラン「アダージッシモ」[15:47/19:52]

酔狂(?)にも酷暑のさなか低山を登ってたっぷりと汗をかいた前回(9月10日)から3週間経ってしましましたが、その間に季節は巡っていつまにか秋風が吹くようになり、低山歩きも本格的に再始動。みなさん、夏休みはもうお仕舞いにしましょう。今回は、⇒第17回以来の笹子雁ヶ腹摺山を目指しました。ただし、登路は少々趣向を凝らして米沢山北尾根から攻めてみることにしました。地図上にルートの記載はありませんが、尾根の途中に送電線の鉄塔(207号)があるので、このための巡視路を拝借しようという算段。この辺りのたいていの尾根は、東京電力サマのおかげで登り口を探すのに難渋することはありません。参加者はタマちゃん、凸凹ブラザース2号(伊藤さん)、狛江の木村さんの4名。予想最高気温は25℃で湿度も低く、まずまずの陽気でした。

米沢山北尾根は直線距離にして2km足らずで、標高差約650mを稼げる効率的な尾根です。登ってみると、概ね広葉樹林帯が続く気持ちの良い尾根ですが、標高1,170mあたりから両側が切り立った痩せ尾根の急登があり、予想以上に歯応えがあります。1,211m峰は正面突破を避け左側から巻き気味に登り、その先のピークは右から回り込みながらクリア。この尾根を下りに選択するのはちょっと躊躇います。ひょっこりと米沢山に出ればあとは立派な登山道。笹子雁ヶ腹摺山からやってきたパーティと出会い、エール交換と記念撮影の撮り合い。彼らと入れ違いに山頂から急降下し、いったん登り返したピーク(1,250m圏)には南面の見晴らしが良い露岩があり、昼食をとるには最適です。目の前は昨年の⇒第105回に登ったトクモリ南尾根のすっきりとしたラインの全貌が見渡せます。ただし、今日は天気がいまいちで、そのほか尾根続きの笹子雁ヶ腹摺山等を除けば、沢を隔てた本社ヶ丸や鶴ヶ鳥屋山などが望める程度。富士山はガスの間から姿がかろうじて視認できました。それでも日差しは程よく、渡る風も心地よい。思わず昼寝をしたくなるところです。

昼食後、笹子雁ヶ腹摺山まではさらに2つのピークをクリアし、一頻りの急登で到着。それにしても、木洩れ陽を浴びながら無心で歩く稜線の下をJR中央本線、中央道、国道20号線のトンネルが貫いていて、せこせこと人が行き交っていると思うとなんとも不思議な感じ。予定ではここから笹子峠を経由して笹子駅に下りるつもりでしたが、長い車道歩きを厭い、甲州街道(新道)まで直接尾根を下りることとしました。 途中、トリカブトやマツムシソウ、オミナエシ、ハギなどの花が咲いていて、秋を実感させてくれます。 笹子駅までは2時間弱で到着。電車で大月まで出て、「よしの湯」で一番風呂を浴びた後、今回は久しぶりに駅前のレストラン⇒「アダージッシモ」でイタメシとワインをしこたま頂きました。

本日の実働時間:4時間35分
本日の累積登高差:1,021m
本日の踏破距離:10.0km

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写真左から【01】甲斐大和駅前で準備体操中。
【02】ここから出発。
【03】手始めに、正面に見える鉄塔を目指します。
【04】道の駅を通過。
【05】ここから林道を外れ、山道に入ります。
【06】1回目の休憩。
【07】鉄塔に到着。

【08】この先は胸をつく急登。
【09】このあたりは木に掴まりながらの登り。
【10】米沢山から一つ手前のピークで休憩。
【11】米沢山で記念撮影。
【12】クサリ場にて。やらせ(その1)
【13】米沢山からの下り。
【14】露岩の上からみるトクモリ。

【15】こちらは笹子雁ヶ腹摺山。
【16】本社ヶ丸方面はややガスっていました。
【17】さっき登った米沢山。
【18】ガスの中に辛うじて富士山が見えました。
【19】露岩にて。やらせ(その2)
【20】コーヒーが旨い。
【21】笹子雁ヶ腹摺山をバックに寛ぐ。

【22】空気が旨い!!
【23】こちらは笹子雁ヶ腹摺山の頂上。
【24】三者三様。
【25】車道に出たところ。
【26】所変わって大月駅前のレストラン。
【27】アサリのワイン蒸しとタイのカルパッチョ。
【28】バロン・ド・ロートシルトを頂きました。

【29】そろそろほろ酔い気分。
【30】もう完全にいっちゃいました。

≪Kimuraさん、お元気そうで! たまにはお便り下さいよッ! =光頭老≫

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