[2006年8月6日] 鳳凰徑、第十二段 (△275mピ−ク)
≪Lantau Trail Stage-12- (△275m Peak)≫

《画像をクリックすると大きな写真になります。保存は大きい方を!》
《サ-バ-容量に限度があり古い写真は抹消しなければなりません。保存は早めに!》

コ−ス=中環-(Ferry.6號埠頭)-梅窩-水井灣-牛[牛古]灣-禮智園-
-白富田-△275m-芝麻灣道-戯田-貝澳-(Taxi)-梅窩-(Ferry)-中環

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日はランタウ島“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park)の中にある初めての山! その山は“老人山”(Lo Yan Shan) へ行く途中、“水井灣”(Shui Tseng Wan) を過ぎた辺りから右手遠方に見える無線塔がある“無名山”(275m)だ! 以前から目を付けていた山で、先週7月30日“南大嶼郊遊徑”(South Lantau Country Trail) を歩いた時も右手に見えたし、地図を見るとLTT-12-の途中にある山。海岸線の“横塘”(Wang Tong) の西側に位置する。今朝のTV天気予報では曇り雷雨、気温30度湿度98%となってるが、空は比較的明るい。集合場所の“中環”(Centarl) 6号フェリ−埠頭に集まったのは久しぶりに参加した古い仲間を入れて計5名とこじんまり少人数。

高速フェリ−は30分で“梅窩”(Mui Wo)着、フェリ−乗り場近くの海岸線に沿って比較的平坦なLTT-12-の逆行歩きから始まる。間もなく着いた峠からLTT-12-を外れて直進、引き続き海岸に沿って山の中腹を延々と歩いて行き、“水井灣”のビ−チを過ぎて次の海岸“牛[牛古]灣”(Ngau Kwu Wan)の近く、小橋を渡った右手にある舗装小道、ここからが今回初めて歩くル−ト! これを行くとどうやら無名ピ−クに行けそうだ。雑草の中の小道を過ぎると長い階段が待っていた。登り着いた所は墓地、その墓地の中を更に登ったら比較的広い舗装路に出た。

この舗装坂道を登り切った所が地図には記載が無い“禮智園”の標識が立つ三叉路。地図と現場を確認しながら三叉路の手前に左に折れる細道、ここにLTT-12-の標識があり、そこを進む。木立の中の細道が徐々に登り坂となって“白富田”(Pak Hu Tin)キャンプ場着。これより更に登って行くと地図にも有る “標距柱”(Distance Post)のL130地点、ここから右折すると“嶼南道”(South Lantau Rd.)の“南山”(Nam Shan)へ至る。最後の登り階段を経て遂に無名ピ−ク275mに到着。無線塔の先に有った三角点に上がると素晴らしい眺めが待っていた!

西南には“貝澳灣”(Pui O Wan)の海岸線、西方には“大東山”(Sunset Peak)と“二東山”(Yi Tung Shan) の南壁。東南には“芝麻灣”(Chi Ma Wan)、そして南方には“老人山”(Lo Yan Shan)連山! “長洲”(Cheung Chau)や“南Y島”(Lmma Island) まで見える。一しきり眺めを楽しんだ後、南側に向かうLTT-12-を行く。次第に下り坂になって最後は段差の高い長〜い石段下り。そして降り立った所が以前“老人山”から下ってきた“芝麻灣道”(Chi Ma Wan Rd.)。そこから後は勝手知ったる舗装道路を“戯田”(HamTin)〜“貝澳”と歩き、最後は“嶼南道”のバス道路に出てFinish! 約8km強、暑させいもあるが思ったよりきつい歩きだった。バスで出発点の“梅窩”まで、今日の〆も先週と同じくフェリ−乗り場近くのイタメシ屋でした。
(注:LTT-12-:Lantau Trail (鳳凰徑) Stage.-12-)

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓“梅窩”のフェリ−埠頭横で出発前の記念写真【写真No.01】。埠頭から左手に進み、海岸線【02】を廻り込んだら直ぐ右手にLTT-12-終点で“貝澳”方面へ至る標識【03】。ここがスタ−ト地点だ! 階段を登ると左手の海を眺めながら丘の上の歩き。変わった実のなる木の向こうは先ほどのフェリ−埠頭【05】、先日来の台風の大雨でル−トは所々冠水状態【06】、曲りくねった海岸沿い丘陵の歩き、、、

↓この小沢もこんなに水が!【08】。泥濘コ−スは徐々に登り坂、間もなく前方上に東屋【10】。その左手の峠を目指して【11】、、、小高い峠に到着して一休み【12】。LTT-12-はこの標識【13】から右、“貝澳”方面だが我々はトレ−ルコ−スを外れてゴム切れが付いた棒? 山火事を消す叩き棒の先へ直進、、、

↓火消し叩き棒の峠を下ったら森の中【15】、そこを抜けたら又引き続き海岸沿いの丘陵地帯を行く、、、前方に見えてきた“芝麻灣”半島【18】、、、丘陵からガレ道を下って“水井灣”のビ−チへ【20】。ゴミだらけの砂浜の端まで行くと右側の草むらの中に舗装小道、ここの階段を登って【21】、、、

↓左に手摺の付いた舗装小道を進むと前方右手に見えてきた今日の目的の“無名山”【22】、目印の無線塔が立っている。その左側には“芝麻灣”と“老人山”も【23】、、、しばらくこの舗装小道を行くとチョット下って小川に掛かる小橋【25】。この小橋を渡ったら右側に見覚えの有る舗装小道、“老人山”へ行く度に“連れ合い”がこの道は何処へ出るのだろう? と話していた道だ。地図で確認するとこの地点は“牛[牛古]灣”! ここからが今回初めてのル−ト! 今日は歩き始めた最初からそうだが、先日の台風のせいで何処も草木が倒れたり水溜りが多かったり、、、ここも夏の生い茂った雑草でウッカリすると見落としそうな脇道。雑草の中の舗装小道を進んだら右側に小橋を渡る【27】、その後長〜い階段が待っていた【28】

↓大した階段ではないが暑さできつい!(汗)、、、堪らず途中足を止めて左上を見ると目指す“無名山”【29】、あの右手の稜線から登るようだ!、、、やっと階段最上段、ここで小休止【30】、周囲を見渡すと木立の中の小広場の墓地だった。左手に進んで右側の屋根付き階段を登る【32】、両サイドが二段、三段の墓地だ。最後はチョット広い舗装路、これを左に登って行く【33】、、、すると左側に標識【34】とLTT-12-、L133の“標距柱”【35】。このL133は地図に明記なし!

↓そしてその先が三叉路【36】、そこに立っていた“禮智園”の標識【37】、これも地図には明記なし? ここで地図を精査しながら現場をチェックすると、どうやらこの舗装三叉路の右手は舗装が切れて“梅窩”へ至るLTT-12-、そして舗装路を左に下ると“南山”と“梅窩”の中間地点の“嶼南道” へ至るようだ。三叉路の手前、左側の細道に立つLTTの標識【38】どうりに進む。どうやら地図上の点線ル−トの様だ。森の中を抜け、畑のような場所から階段を数段、突き当たりの民家の金網を左手に進む【41】、、、鬱蒼たる森の小道が続く。

↓ル−トは森を抜けると徐々に上り坂、、、そしてキャンプ場の広場【43】から、いよいよ階段登り、、、登り着いた所の小広場、この一帯が“白富田”キャンプサイトだ!【45】。ここで小休止、とにかく暑い!(汗)! さぁ〜これから最後の登りだッ! 小広場【46】の右側の道を登り出す、、、またもや苦しい階段登り【48】、、、そして束の間の平道歩き【49】

↓ホッとしながら平道を歩いていたら地図上にも明記されてる“標距柱”L130!【50】。 そして右側の脇道には“嶼南道(南山)”の標識【51】。ここで初めて地図と現在地が確認できた。“無名山”の頂上は間近だッ! 最後の階段を必死に登る“連れ合い”【52】、無線塔が見えたぞ、ガンバレッ! そう云うこちらもヒィ−ヒィ−ゼィゼィ!(汗)、 大した急階段でもないのにな〜? そして、、、やっと着いた僅か275mの頂上は木立に囲まれた無線塔設備【53】、その近くで一同へたり込む【54】。前方南側に見える山は“老人山”連山【55】、その右側目前にはこの“無名山”の三角点も有った【56】 

↓ここ頂上は木立に囲まれて見通しナシ、あの三角点まで行こう【57】。三角点の上に立ったら何とッ、素晴らしい景観! 西南には“貝澳”の街と海岸線【58】、その右側には“大東山”と“二東山”の 南壁【59】、縦に一筋滝と沢も、写真では見難いが横に一筋先週歩いた“南大嶼郊遊徑”も微かに見える。そして東南には“芝麻灣”【60】。想像していたより遥かに良い眺め、標高僅か275mなのに! 三角点上と“芝麻灣”をバックに記念写真ニ発! 手前は“長洲島”【63】、その遥か沖合いの三本煙突が“ラマ島”

↓一しきり眺めを楽しんだ後、南側に向かってLTT-12-を行く、前方は“老人山”【64】。徐々に下り坂、、、途中右手の“二東山”南壁を流れ落ちる長い沢、滝のズ−ムアップ【66】。一旦森の中の下りを経て、今度は左手の視界が開け“芝麻灣”が真下に【68】、、、間近に迫る“老人山”【69】、、、この辺りから急階段下り。

↓左下【71】は“拾望新村”(Shap Long San Tsuen)、地図では“十望新村” と呼ばれる海岸沿いの村落、“老人山”へ行く度に通った道も見える。段差の高い長〜い石段下りが続く、、、そして降り立った所が“芝麻灣道”【73】と手前の標識【74】。ここは以前“老人山”から下ってきた“芝麻灣郊遊徑”(Chi Ma Wan Country Trail) の入り口ゲ−ト【75】の近くだ。これより車道を右手“貝澳”に向かってテクテク歩き、、、“貝澳灣”の傍まで来た【77】。ビ−チは大勢の海水浴客!

↓さらに車道をテクテク歩いて大きく左カ−ブ、その先の民家の角を右折【78】、、、やがて“戯田”の村落を抜け小橋【81】を渡ったら広い湿地帯の中の小道【82】、、、ここを抜けたらバス道路“嶼南道”に出てバス停で今日の歩きをFinish!【84】、約8km強、暑くてきつくて、くたびれた〜! バスを待ってたらタクシ−が来たので5人便乗、いざ、ビ−ルが待つ“梅窩”へ!

↓今日の〆も先週と同じくフェリ−乗り場近くのイタメシ屋でした。我々はこのところ毎週の常連さん! オ−ナ−も愛想が良い!

今日は以前から狙っていたこの“無名山”に登れて良かった! さらに“連れ合い”が毎回話していたあの小橋の傍の謎の小道?の行き先も分ったし! 海岸線から山中腹のLTT-12-に出るのは今日のコ−ス以外にもう一本、“横塘”からも“白富田”キャンプサイトへ至るル−トが地図には明記されているが、ここはわざわざ歩いて見ることもないだろう! それにしても今日も超暑い日で朝の予報のMAX30度どころではなかったな〜(汗)。

過去の関連レポ−ト。
[2006年2月19日] 老人山(Lo Yan Shan)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
写真集TOP 履歴INDEX 主トレ-ル
コ-ス
標高
ランキング