[2006年7月30日] 南大嶼郊遊徑
(South Lantau Country Trail)

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コ−ス=MTR.東涌-(Bus)-南大嶼郊遊徑≪伯公アウ〜南山≫-(Bus)-
-梅窩-(Ferry)-中環(Central)

参考資料=「大嶼山 郊區地図2000年第三版」
      「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
先週は雨続き、やっと今日になって天気は回復! 今朝のTV天気予報では晴れ時々小雨、気温29度湿度97%で蒸暑そう! 今日の行き先はランタウ島の中西部“南大嶼郊野公園”(Lantau South Country Park) の中にある“南大嶼郊遊徑”(South Lantau Country Trail) と云うハイキングコ−ス。ここは2年前に初めて歩いたが、1年前に仲間達だけでの自主トレでも歩いている。ランタウ島中西部に広がる一大山塊、“大東山”(Sunset Peak)”や“二東山”(Yi Tung Shan) の南側山麓を走るル−トだ。“南山”(Nam Shan)から“伯公[土幻]”(Pak Kung Au)まで“二東山”や“大東山”の尾根を歩くLTT-2-と並行するようにその南側の山麓を縫って歩くコ−ス。今日は前回と同じく“伯公アウ”から“南山”までの逆走!

今日の参加者は9名。“東涌”(Tung Chung)から大仏がある“昴坪”(Ngong Ping)行きのバスに乗っても良いが運賃はHK$25。我々は“大澳”(Tai O) 行きのバスに乗る。こちらの運賃は安くHK$18、“昴坪”行きは大仏目当ての観光客からボッタクリしてんのか? えげつないな〜! バスは“東涌道”(Tung Chung Road) の坂を登って峠の上“伯公アウ”で途中下車。そこから西側へ登れば“鳳凰山”(Lantau Peak) へ、逆に東側は“大東山”サンセットピ−クへ至るLTT-2-と-3-の中継地点の峠だ。バス道路から東側の階段をチョット登った所にある東屋、サンセットピ−クへ登る階段右横に小さな“南山”への標識、ここが“南大嶼郊遊徑”への入口。

草道となだらかな登りの森林道が続く。しばらく登ったら直ぐに平坦になって右手の視界が広がる。“長沙”付近、大海原と“索罟群島”(Soko Islands) の島々が広がる絶景! ここからル−トは小さなアップダウンは有るが、曲りくねった山麓道で殆ど平坦。所々に森の中の小川と沢も多く絶好の夏向きコ−ス。先週の雨のせいで沢という沢は全て大量に水が流れている。一箇所危険表示が出ている大きな沢があるが、前回2年前は水量が増した断崖脇の岩の上を、流れる水に靴を濡らしながら恐る恐る渡ったが今日は何故かこの岩の上は水が少なく、別の方向に大量の水が流れていた。

曲りくねった道を延々と歩き、遥か右手前方に見えていた“芝麻灣”(Chi Ma Wan)半島と“老人山”(Lo Yan Shan) が徐々に近づいて見える位置まで来てから以降、ル−トはそれまで時折見えてた右手の視界が消えて山深い森林道となる。水量が多い沢を幾つも渡り、昼なお暗き森の中を進む内にル−トは徐々に下り坂となりやがてLTT-2-との交差地点に到着、出発点の“伯公アウ”からここまで7qの表示。階段を登って下った所が“南山”のバス道路“嶼南道”(South Lantau Rd.) 前だった。バスで“梅窩”(Mui Wo) へ移動、そしてお馴染みの“イタメシ屋”で最後の打上げ乾杯でした!
(注:LTT-2-,-3-:鳳凰徑、 Lantau Trail Stage-2-,-3-)

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↓LTT-2-と-3-の中継点“伯公アウ”【写真No.01】の峠。この写真の標識に沿ってちょっと階段を登ると東屋【02】、その右手で出発前の集合記念写真一発【03】、後ろの林の中の階段がLTT-2-、“大東山”サンセットピ−クへ至るル−ト。我々は右手の“南山”の標識【04】から“南大嶼郊遊徑”を 歩き出す、、、緑が映える森の中、、、時折右手後ろに見える“鳳凰山”ランタウピ−クは雲の中【06】、雨上がりで息を吹き返したような樹木、その中の小徑は緩やかな登り坂と軽い階段登りがしばらく続く。

↓やがて平道に出たら右手に視界が広がった。“長沙”付近、大海原と“索罟群島”の島々が広がる【08】。左手前方には“貝澳灣”(Pui O Wan)と“芝麻灣”半島【10】。涼風に当たってチョット一休み! この辺りが地図上384mの地点か? 右手の景観を楽しみながら曲りくねった山麓の歩きが続く、、、前方は“二東山”南側の傾斜面【13】、、、やがてル−トは再び森の中。

↓この辺りからせせらぎの音が! 渓谷を流れる水は雨上がりで水量が多い、、、昼なお暗き鬱蒼たる森の中【16】、、、森を抜けたら左上に迫る岩壁【17】、、、そして再び山裾の歩き、、、間もなく危険表示の立て札【19】まで来て思い出した。⇒崖っぷちを靴を濡らしながら恐々渡った事を! しかし今日は何故かこちらには殆ど水が流れていない?【20】。崖っぷちの先には小さな滝、何処かのオッサンが水浴中【21】

↓ここの大岩の上で小休止、真下に落ちる濁流【22】、恐くて覗けない!(^_^) このル−トは沢や小川が多いが、多分ここの沢が一番大きいようだ。再び登り坂、、、そしてまた右手に視界が広がる。“貝澳灣”と“芝麻灣”半島がグッ−と迫ってきた!【26】、あのピ−クは“老人山”だッ! 左側の岩壁が凄い!【28】

↓綺麗な風景や草花を写真に収めながら、、、この辺りコ−スのほぼ中間地点か?、、、右手は“横塘”(Wang Tong) の西側に位置する無線塔がある275mの無名ピ−クかな?【31】。ル−トは遠くに滝を見ながら【33】再び渓谷への下り坂、、、ここの沢も大きくて結構な水量【35】

↓オッ、ト、ト、ト、転ばぬように【36】、、、日陰の渓谷で小休止、、、そして今度は落ち葉がイッパイの林道が続く【40】。この先で、、、歩いている途中、瞼の上が一瞬チクリ? 何? どうやら蜂に刺されたらしい! しばらくチクチク感が有ったがクスリを塗って治まった。 間もなくル−トは下り階段【41】、、、そしてLTT-2-との交差地点に到着【42】出発点の“伯公アウ”からここまで7qの表示。

↓これがLTT-2-の標識【43】、標識どおり“南山”を目指して右手の階段を登ったらヘリポ−トが有って、そこから左手に見えた“梅窩”の街【45】。その先の石段を下ると、、、再び標識【47】、“南山樹徑”どおりにここを直進するとバス停近くの⇒東屋と“大嶼山郊野公園”の⇒大看板とがある小広場へ至る。直進しようとしたが今日は右手の“嶼南道”へ進む、、、舗装路を下って直ぐに“南山”のバス道路“嶼南道”へ出た【49】。そのまま左手に坂を上がる、、、

↓直ぐにバス停着、正面の公園に立つ小鳥のオブジェ【50】、、、バスで“梅窩”へ、、、いつものイタメシ屋に飛び込む。ビ−ル、イタリアンフ−ド諸々、、、飲んで喰って締めてHK$109/人也!

この“南大嶼郊遊徑”は夏向きのラクチンコ−スだが、簡単な割にはなかなか素晴らしい! 因みに全コ−スは“南山”から“伯公アウ”、さらに西側までル−トは伸びて、最後は“水口灣”(Shui Hau Wan) の近くLTT-10-の途中まで、計10.3qのコ−スとなります。

久しぶりに“東涌”に行ったらMTR駅前のバス停近くに話題のロ−プウェイ駅も完成していた。ゴンドラも釣り下がっているが動いている気配なし? まだ営業運転はしていないのかな〜?

“伯公アウ”の峠まで行くのは、このレポ−トの冒頭にも書いたとおり“東涌”から“昴坪”行きか、“大澳”行きのどちらでも良いが、今日になって気が付いたが“梅窩”から“東涌”行きのバスも通っていた。セントラル出発だったらこの方が簡単!

Photo by B.Eiji (仲間のフォトアルバムもご覧下さい!)

過去の関連レポ−ト
[2004年7月18日] 南大嶼郊遊徑

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が≪お好きな人は≫いつでも御参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由ですよ!』 
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