[2006年2月26日] 針山
(Needle Hill)

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コ−ス=MTR.筌灣-(Taxi)-城門水塘-針山-“往沙田市鎮”分岐点-
-“友愛村”近く-道風山路-百樂徑-(Taxi)-KCR.沙田

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は約2年ぶり、“針山”(Needle Hill)532mに登る。当初の予定では“針山”〜“草山”(Grassy Hill) を予定していたが? “針山”は新界中部“城門郊野公園”(Shing Mun Country Park) の中、文字通り針のように尖ったピ−ク。今日の天気もうす曇り、朝のTV予報ではMAX気温21度、湿度87%。最近の日曜は晴れたためしがないッ! 集合場所のMTR“筌灣(Tsuen Wan)”駅にはまた新人女性一人を加えて計13名が集まる。駅近くの“兆和街”(Shiu Wo St.)から82番のミニバスに乗ろうとしたが長蛇の列、やむなくタクシ−3台に分乗して“城門道”(Shing Mun Rd.)の終点まで。

先ずは舗装路を歩いて“城門水塘”(Shing Mun Reservoir)”入口まで、その後しばらくダムの南側を歩いて堤防を渡り切った所からMHT-7-“針山”のスタ−ト地点。トレ−ルコ−スはここから恐怖の階段登りが数百段! 階段登りをクリアし、一旦平地から二つ目の峠まで再度の階段を登リ切ったら目前に“針山”の三角形の威容が目前に飛込む。急傾斜の直登階段とガレ道を必死に登ってやっと頂上へ。今日は曇天だが比較的遠景の視界もきく。 今度は反対側に同じく急斜面の階段ガレ道を下って舗装道路へ出る。そこからMHT-7-は山並みに沿った緩やかな登りが終わって林の中、“草山”や“鉛礦凹”(Lead Mine Pass)方面と“沙田”(Sha Tin)方面への分岐点に到着。その頃天候は回復し気温も急上昇!

ここから“草山”までは延々と舗装道路の連続! 今日の参加者の内、数名の方は“草山”を知らないが、他の仲間は既に“草山”登山は経験済み。暑さと舗装道路の歩きに嫌気がさして、結局この分岐点から“沙田”方面へ下ることにした。このル−トは光頭老と"連れ合い"以外の仲間は全員初めて! しばらく林の中の小道を行くと、今度は“火炭”(Fo Tan) 方面との分岐店。そこを右折すると、今度は急坂下り。草木が生茂る山道は地割れした赤土ガレ道の下りが続く。木立の中の歩き難い赤土の抉れた溝状の道を延々と下って行ったら最後は“道風山路”(To Fung Shan Rd,)の車道へ出た。

“なんとか神学院”?と表示の有るカトリック系でもなさそうな謎の白亜の建物横を下って行き、“百樂徑”(Pak Lok Path) との三叉路で今日の約7q程の歩きを終えた。タクシ−を拾ってKCR“沙田”駅前の“排頭ビレッジ”まで。駅ビルショッピング・モ−ル内のレストランは何処もイッパイ! 結局この日は残念ながら最後の〆の打上げも止めてここで解散!
(注:MHT-6-,-7-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-6-,-7-)
(注:WST-7-:Wilson Trail(衛奕信徑)Stage-7-)

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↓出発地点の“城門道”ミニバス終点にて出発前の記念写真イッパツ【写真No.01】、右手の坂道を登ると直ぐに“城門水塘”【03】。いつも大勢の行楽客、、、湖沿いに左手の小道に入る【04】、直ぐに道幅が広くって小公園【06】。ここはMHT-6-の終点だ! 満々たる水を湛えた“城門水塘”【07】

↓小公園の先からダムの堤防を渡る【08】、右手に見えた裏“ライオンロック”!【09】、左手には香港最高峰“大帽山”(Tai Mo Shan)【10】。堤防の突き当たり【11】からダム沿いに左へ行くとWST-7-、我々は正面階段の横の坂をグルリと廻ってMHT-7-の入口ゲ−トへ【12】。いよいよ階段登りの始まりッ! 長い階段にフッ−! たまらず途中足を止め、、、

↓とにかくキツイ階段 だッ!(汗)、、、ふと振り返ると“城門水塘”と““葵涌”(Kwai Chung)辺りの街並み【16】。長かった急階段もここ【17】まで来たら一段落、やっと平地になった【18】。先頭部隊がここで休んでいると思ったらもう居ない? 休みなしに歩いてるらしい! とにかくここまでが一番辛い階段登りだ。以前、ここまでの階段途中で仲間三人が断念、諦めてWST-7-平坦道へ向かった事もあったな〜! ここからチョット窪地に下って【19】、次に又もや急階段! 堪らずここで小休止【21】

↓ヒィ−ヒィ−ゼィゼィ! まっこと恨めしい階段! 右手彼方に“ライオンロック”(左)と“ビ−コンヒル”(右)が見えてきた【23】。 途中の平地で待っててくれた元気な先頭部隊【24】。もう一息で“針山”の麓に、、、平地を挟んで三度目の階段を登って行き、、、やっと二番目の峠まで登り着いたら突如右手前方に顔を出した“針山”【26】。右手下に“大圍”(Tai Wai) 方面の街並みを見下ろしながら、しばらくガレ道を行くと徐々に近づく“針の三角峰”【28】。頂上まで一直線に伸びる急坂ガレ道にため息!

↓いよいよアタック開始! 必死に登る“連れ合い”【29】、こちらもヒィ−ヒィ−言ってるので写真撮る余裕もなしッ!(^_^)! 取り付き途中から返り見た今まで歩いて来たル−ト【30】、、、一番傾斜がキビシィ−箇所、腰を屈め懸命に登る! そしてヤットコサ 頂上532mに到着【31】。アレッ?こんな表示板は以前は無かったぞ?【32】。北西に“大帽山”【33】、北には“草山”方面【34】、そして北東には“沙田”の街並みとその先の“馬鞍山”(Ma On Shan)【35】。天気は回復し気温も上昇、暑い!

↓南側には先ほども見えた“ライオンロック”(左)と“ビ−コンヒル”(右)【36】、西側真下の“城門水塘”【37】。小休止と記念写真イッパツ!【38】。そしてMHT-7-、トレ−ルコ−スに沿って北側に下山開始【39】。登りと同じく反対側の下りコ−スも急傾斜のガレ道、コ−スは遥か下の方、ヘリポ−トのような小広場【40】まで続いている。そしてその先には山間の尾根伝いを走るMHT-7-!

↓ 小広場に降り立ち、しばしヒザを休める【43】、振り向けば“針山”の威容と、今しがた下ってきた直線ル−ト【44】。この後、引き続きMHT-7-を前進。舗装路のトレ−ルコ−スは徐々にダラダラ登り坂、気温が上がって暑い! 全員かなりくたびれながらの坂道登り【46】、、、間もなく直進の“鉛礦凹”方面と右折して“沙田”方面へ至る分岐点に至る。“往沙田市鎮”(To Sha Tin Town)のゲ−ト【47】とMHT-7-の標識【48】。“草山”までの長〜い舗装路の歩きに嫌気がさして、ここで予定変更! 我々はここから右折して“沙田方面”へ下るコ−スを取ることにした【49】

↓光頭老と"連れ合い"にとってこのル−トは実に4年ぶり! 他の仲間はむろん全員初めて! しばらく木陰の林道を進むと標識【52】、以前はこの朽ち掛けた木の標識だけだったが、今回は立派な石標。ここを直進すると“火炭”方面へ至る。我々はここから右折して“沙田”を目指す。ガレ道の急坂、赤土の抉れた歩き難い道を下って行くと木立の間から“沙田”の街が見えてきた【56】

↓荒れた山道下り坂、赤土ガレ道が延々と続く、、、木に捉まり、腰を屈め、滑らないように、、、途中の平地でコ−ヒ−ブレ−ク【61】。そこから見た“針山”【60】と周囲の山の岩の壁面【62】。これよりしばらくなだらか林道の下り、、、

↓途中、脇道への分岐点もあるがそのまま前進、、、再度下り坂、、、右手に見えてきた寺らしい?建物【66】、、、赤土が大きく抉れた脇【67、68】を恐る恐る下って、、、やっと平地に出たら標識【70】

↓さらに下り道は続く、、、左手前方に見えてきた塔【72】が“萬佛寺”(Ten Thausand Buddha Monastery)! 面白い仏像がたくさん並んでいる観光名所! 間もなく舗装路に出た【73】。この辺りが“友愛村”(Yau Oi Tsuen) か? しばらく舗装路を下ったら白亜の建物【75】、これが先ほどの標識【70】にあった“神学院”? 十字架も見えないのでカトリック系でもなさそうだけど?? しかし地図には“基督教叢林”? ワカラン! そのまま綺麗な花の下を通り抜け、、、

↓この舗装路は“道風山路”【78】、、、さらに下って、、、“百樂徑”との交差点【80】。ここで今日の歩き終え、タクシ−でKCR“沙田”駅前の名所“排頭村”(Pai Tau Village) まで【81】。“沙田”駅ビル、ショッピング・モ−ル内のレストランは案の定満杯で入れない。結局この日は最後の〆の打上げもできず!(悲)!

今日のハイクで“草山”登山を期待していた人にはごめんなさい!
いずれ必ずリベンジ致します。また、せっかく初参加の若い女性が最後まで一緒に元気に歩いて頂いたのに、肝心かなめの最後の打ち上げ〆が出来なかった事も併せてお詫び致します。
ところで今日の写真、前半は赤味が強い!何か設定を間違ったのかな〜?

Photo by B.Eiji (仲間のフォトアルバムもご覧下さい!)

過去の関連レポ−ト
⇒ [2004年3月21日] 針山〜草山(Needle Hill〜Grassy Hill)
⇒ [2002年1月20日] 針山(Needle Hill)

『ゆっくりのんびりマイペ−ス!各自自己責任で自由参加のハイキング!』
『“光頭老のハイキング”が好きな人は いつでも参加下さい!』
『ハイキング後の打上げ食事会に参加、不参加は自由です!』 
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