[2004年9月12日] 塔門洲 (Tap Mun Chau)
≪英名:Grass Island≫

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR鑽石山-(Bus96R)-黄石-(Boat)-塔門洲周遊-(Ferry)-
-黄石-(Bus.96R)-西貢-(MiniBus)-MTR坑口

参考資料=「西貢及清水灣 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
先週の“馬鞍山”に続いて女性仲間の送別ハイキング第二弾、今日は彼女のリクエストで約一年振りに香港の東側国境から二番目に東の端の島“塔門洲”(Tap Mun Chau)”へ。“西貢東郊野公園”(Sai Kung East Country Park) の半島北端の村、“高流灣”(Ko Lau Wan) から目と鼻の先にある漁村の島だ。また今日は別の仲間の知人である日本からの女性ゲスト一人、さらに新人ご夫婦の参加も加え、久しぶりに17名の多人数! 天気は曇り空で朝出発時の気温29度湿度72%、とそこそこ快適気候。

地下鉄“鑽石山”(Diamond Hill) 駅構内のバスタ−ミナルから96Rのバスで約一時間、終点の“黄石”(Wong Shek) まで。“黄石”に着いたら残念ながら“塔門洲”行きのフェリ−は出航した直後で、あと1時間程も待たなければならない。そこで埠頭に居たヤミボ−ト屋のオバチャンに交渉して片道HK$20/人で交渉成立、二艘のボ−トに分乗して目的地の“塔門洲”へ。時刻は既に11時頃。 乾物魚貝類を売っている埠頭前の雑踏を抜け、右手の民家の脇を通り抜け、さらに墓地の間を通り抜けたら海岸沿いの散策路に出る。そして島南側を散策路に沿って周って行くと間もなく名物の“疊岩”(Balanced Rock) と云う奇岩。

美しい海と島々、荒波砕ける海岸に立つこの奇岩を見物した後、さらに北上して島西側の船着場方面に戻る交差地点の東屋。ここから先は殆ど誰も行かないが、かって知ったる荒れたル−トを登って100mそこそこの丘まで登り、そこから更に北側の島唯一の山“茅平山”(Mau Ping Shan) 標高125mを目指して一旦ヤブの谷間へ下る。この辺りがコ−スもあやふやでしばらくヤブ漕ぎ歩き。ヤブを抜けていよいよ頂上目指してのガレ道登り坂。僅か125mながら頂上からの眺めはなかなかの絶景!

周囲360度の海と島々を眺めた後下山、途中まで同じコ−スを戻るが、麓付近から右折して、島の西側へ周り込む。こちらのコースも荒れている。湿地帯の脇を通り抜けて民家が近づくと間もなく海の神様“天后古廟”の社! その下は乾物類を軒先で売っている海岸に沿った民家が並ぶ。そして埠頭に着いたのが午後1時半頃、2時のFerryを待つ間、ご夫人達は珍しい魚の乾物のお買い物。Ferryで“黄石”へ戻り、バスで”西貢”へ。そして今日の打上げは”西貢”で先週と同じ海鮮中華の店。約7qの軽〜いハイキングでした。

《写真上にマウスを乗せると画像NO.が出ます。写真をクリックすると大きなサイズに!》
↓“黄石”からヤミボ−トに乗る面々[写真No.01]。神風暴走ボ−トは海上をブッ飛ばしてアッ! と云う間に“塔門洲”に到着[03]。埠頭で出発前の記念写真二発! 右手の民家の軒下を通り過ぎ、、、“漁民新村”の標識[06] から右折せずにそのまま直行し、、、

↓、、、墓地の中をさらに進むと、、、突然パッと開ける視界[09]。緑の草原! 右手は“塔門口”(Tap Mun Hau) の海峡とその向こうに“シャ−プピ−ク”の雄姿![10]。この海沿いの草原が“塔門洲”で一番の見どころ! 整備された散策路を進むと前方に不思議な二段重ねの岩! この島名物の“疊岩”(Balanced Rock) と云う奇岩だッ![11]。これをバックに記念写真! しばしこの海沿いの草原で遊ぶ、、、。

↓奇岩をバックに、“シャ−プピ−ク”をバックに、それぞれの記念写真!、、、この辺りは島の南端を周り込んで東側に出た場所だッ! 海の水が澄んで美しい、、、二人が“Balanced Rock”まで降りてみた![20]。その仲間が撮影した[21]。

↓しばらくここで遊んでから出発、、、散策路を前進すると次の標識、“小石灘”と呼ばれるビ−チ [26]。そちらへは下らずに前方の東屋 [25] に向かう。この東屋から島の西側、船着場方面に戻る道があるが、我々は後ろの運動場脇を抜けて[27]、 ガレ道登り坂の荒れたル−トと生い茂る潅木を掻き分けて100m程のピ−クを目指す[28]。

↓緑の頂上広場で小休止、この丘も中々の眺めだ [29]、[30]。ここから更に前方北側に下りながら途中から左手に見えたヤブの中の小道に分け入る。この谷間辺りがル−トが不明だが何とか行けそう! ヤブと潅木、ル−トはぬかるみ、、、正にジャングルの中をお互い声を掛け合いながら進んでやっとジャングルを抜け出た![32]。これよりル−トはなだらかな登り坂、小岩だらけで歩き難い荒れた道が続く [33」。荒れ道が終わったら緑の広っぱ、前方の小山が目的地の“茅平山”だッ![34]。

↓広場を抜けてこれより最後の登り坂![36]、、、逐次“茅平山”の頂上125mに到着。ここも周囲360度、海と島々の結構な眺めが広がるが何せ曇り空、風景写真は撮らなかった! [39] は仲間が撮影、、、三角点を囲んで記念写真[40]。やたらトンボと蜂が多い頂上だ! 小休止、オヤツを食べたら下山[41]、、、左手東側の小島は“弓洲”(kung Chau)[42]。

↓元来た荒れ道を下って、、、先にジャングルを抜け出た所の谷部まで[44]、、、そこを今度はそのまま直行、似たような荒れた道が続き、やがて民家の近く“涌尾角”(Chung Mei Kuk) と呼ばれる村落に出て[46] ここから道は舗装路の三叉路に至る。舗装路を左折すれば往路の海岸近くの東屋方面へ、、、我々は舗装路を直行して間もなく海岸近く、、、“天后古廟”の社の門を潜り抜けて[47] 階段を下ったら、そこはもう埠頭近くの民家が密集した小道。午後2時のフェリ−を待つ間、ダンナの為のビ−ルのつまみか? 小魚の乾物を買ったり、、、

↓フェリ−を待つ間、、、こんな二階建てのフェリ− [51] に乗って、、、一同しばしの船旅を楽しむ! “高流灣”を経由して“黄石”に近づくフェリ−から見た“シャプ−ピ−ク”と小さなヨットの群れ[56]。

↓“黄石”から又“西貢”行きダブルデッカ−96Rのバスに乗って約40分、先週の“馬鞍山”の帰りにも立ち寄った海鮮中華の店で最後の打ち上げ! 今日は男性仲間の“厄入り”お祝いも兼ねて盛大に盛り上がるッ! 日本からのゲスト女性も大喜び! その後近くの“満記甜品”の店にも立ち寄る。甘辛両刀使いのオッサン、甘いものを口いっぱい頬張るッ![63]。

“塔門洲”は南側半周コ−スが一般的だが、今回のように北側の独立峰“茅平山”まで行ってこそ面白い! それにしても超簡単コ−スでノンビリ歩いても2時間半で終わってしまう。しかし初めて行く人は“茅平山”まで登るのは現場に案内もなし、地図を見てももう一つ良くわからないから大変だろうねッ! 

過去の関連レポ−ト
[2003年10月5日] 塔門洲 (Tap Mun Chau)
[2002年10月27日] 塔門洲 (Tap Mun Chau)

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