[2003年8月17日]筆架山〜獅子山〜望夫石
(Beacon Hill〜Lion Rock〜Amah Rock)

《このペ-ジの写真は既に抹消しました。》

コ−ス=MTR旺角-(Bus.81,石梨貝水塘下車)-金山公園-筆架山-獅子山-
-望夫石-紅梅谷-獅子山隊道-(Bus)-MTR沙田

参考資料=「新界中部 郊區地図2000年第四版」
    「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は1年強ぶりに“筆架山(Beacon Hill)”457mへ行く。九龍の街中に近い“獅子山郊野公園(Lion Rock Country Park)”の中。香港島から見ると九龍の左手西側の端にレ−ダド−ムが見えるビ-コンヒル、それから右手にライオンロック、そして九龍ピ−クと続く山並み。前日からの雷雨で今日も曇天、気温32度湿度90%以上だったが幸い下山するまで雨には遭わず。予定では“筆架山”〜“望夫石(Amah Rock)”で、途中の“獅子山(Lion Rock)”495mには登らない筈だったが、参加者9名の内7名がライオンロックも初めて、と云う事で勇躍登山! 高温多湿と段差の大きい急階段のアップダウンでかなり疲れた歩きだった。

出発地点は“大埔公路(Tai Po Rd.)のバス道路脇、“鷹巣山自然教育徑”の入口。ここはMHT-5-の終点でもあり、有名な猿山“金山公園(Kam Shan Park)”に隣接した場所。今日も沢山のサル達の歓迎? を受けながら雨上がりの林の中を40分程も歩き、お次は長〜い階段登りの始まり。段差の高い階段を汗ダクになって登って、やっとビ−コンヒルの頂上到着。それからライオンロック麓の東屋まで所々石段の下りと、右手真下の九龍の街並みを見下ろしながらの山中腹の林道歩きが続く。そしてライオンロックは厳しい急傾斜の登りが待ってるが、一同元気に挑戦してみよう! とアタック開始。最後の岩を攀じ登り、30分程で495mの頂上制覇! 曇天ながら比較的視界は効き風景を眺めた後、元の東屋まで下山。

次はMHT-5-から外れ“望夫石”を目指す。観光ガイドでも紹介されているこの奇岩は、猟師の夫の帰りを赤ん坊を背負って待つ妻の姿! そんな古い言い伝えがあるとか? 云われてみればそんな恰好に見えないこともない直立した岩を木々の間に垣間見ながら林道を下って行く。到着したその岩は心無い者の落書きだらけで単なる汚い大岩。そこから更に下って最後は“紅梅谷(Hung Mui kuk)”のバ−ベキュ−サイトに出てFinish。“獅子山隊道公路(Lion Rock Tunnel Rd.)”からバスにて“沙田(Sha Tin)”まで移動。MTR沙田駅に隣接するショッピングモ−ル内、上海中華店にて恒例の打ち上げでした。
(MHT-5-:Maclehose Trail(麥理浩徑) Stage-5-)

↓出発点の大埔公路の道路脇。写真の“獅子山郊野公園”の標識右側に“鷹巣山自然教育徑”と書いた縦長の標識がある。そこから坂道を登って次のゲ−トから左折、階段を通じていよいよ林道の始まり。周りにはおサルさんが出迎え、、イヤ隙あらばエサを! と狙っている。このコ−スはMHT-5-逆行だが、教育徑の標識に比べてMHTの標識は小さくて見落とし易い。鬱蒼と樹木が茂った雨上がりの曲りくねった森林道を40分程も歩いたら右手に登り階段。

↓さぁ〜平道は終わりこれからが大変だッ! 階段を数十段、直ぐに一旦平道に出る。そこから直進が教育徑、左手の東屋横にある階段がMHT-5-。我々は標識を見落としてつい教育徑を進んだが直ぐに気付いて後戻り。ビ−コンヒル頂上ド−ムが見えてきた。遠望の街並みはガスの中、この階段が長い!、、、、 全員汗ダクになって登る。

↓階段数百段?も登った頃、舗装路に出た。この道はビ−コンヒル頂上まで至るが、我々は小休止の後ショ−トカットの階段登りが又もや数百段! 途中再度先ほどの舗装路と合流。ここからの階段は特に段差が大きくて苦しい! アンテナド−ムが真近に迫る。ヒィ−ヒィ−ゼィゼィ吐く息荒く、一段また一段、、必死に登って遂に頂上457mに到達! 、、、、、記念写真は大休止の後だから笑顔だけどね! 

↓元気を取り戻して頂上広場横の脇道から下ると“沙田Pass”の標識。MHT-5-はこれよりライオンロック方面、沙田Passへと向かう。林道の下りコ−スは所々急な石段下りを交えながらもなだらかな下り道。右手前方かすかに旧空港滑走路跡、前方の尖がり峰がライオンロック、その左手は沙田方面、右手真下は“九龍塘(Kow Loon Tong)”、ふと振り返れば今下って来たビ−コンヒル。、、、林道は続く、、、。

↓真下の街並みを見下ろしながら歩く。徐々に近ずくライオンロックを背に記念写真一発! 間もなくライオンの麓の東屋到着。ここで小休止、聞けば参加者ほぼ全員がライオンロックに登った事がないとか! ならばいざッ行かん!と急坂登坂にアタック。、、、、登り坂の中間点辺りから見上げたライオンロックのピ−ク。

↓今日二回目の急坂登りで息も絶え絶え? 頂上直下の側面から見た切り立つ断崖絶壁! そして遂に495mのライオンの頭に登り着いたッ! あいにく曇天で遠望は望めないが、360度の景観は実に素晴らしい。ビクトリアピ−クが香港島の"顔"なら、こちらはさしずめ“九龍の顔”かッ! 真に威風堂々たる岩山。、、仲良しツ−ショット。

↓記念写真を撮って下山開始、途中の大岩でまたポ−ズ! 先ほどの麓の東屋まで戻り、そこから次はMHT-5-を外れ“望夫石”を目指す。林道をルンルン歩きで進むと間もなく右手に見えた親子岩?これぞ赤ん坊を背負ったお母さん! そして、、、着きました“望夫石”。また落書きが増えてたな〜! 大岩をバックに又もや記念写真。
、、、これより続く長〜い石段を下って行くと、、、、小川の流れがあった。

↓小川で汗を拭い、、、、、間もなく印水道に降り立つ。さらに下って行くと“紅梅谷”のバ−ベキュ−サイトに出て今日の歩きのFinish。“獅子山隊道公路”下を交差する“紅梅谷路”からバスにて“沙田”まで移動。MTR沙田駅近くの上海中華店に飛び込む。

↓午後3時過ぎ、客は殆ど居なくて貸切状態! 早速びしょ濡れの下着を着替えて、先ずはカンパ−イ! いやぁ〜今日は蒸暑くて、あの階段登りで、とにかくヘバった!
     、、、、、だからビ−ルが旨いんだよね〜!!

今日の歩きも結構きつかった! 段差の大きい階段登りもさることながら、あの高温多湿のせいで全身パンツまでずぶ濡れの汗まみれ! こうなったら下着の着替えも持って歩こうかな〜? 結局今回の歩きは前回と全く同じコ−スでした。比較してみて下さい。
⇒[2002年7月1日]筆架山-獅子山-望夫石

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