[2005年3月6日] 麥理浩徑 第三段、プラス3
(Maclehose Trail, Stage-3-、Plus 3)

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コ−ス=MTR.鑽石山-(Bus.96R)-北潭凹-牛耳石山-岩頭山-嶂上-
-畫眉山-雷打石-KAI公山-水浪窩-(Bus)-西貢

参考資料=「西貢及清水湾 郊區地図1998年第六版」
  「香港街道地方指南2001年版」

≪全般概要≫
今日は仲間のリクエストに応えて“雷打石”(Lui Ta Shek) と云う山。この山は“西貢西郊野公園”(Sai Kung West Country Park) を東から西に走るMHT-3-の途中にある山なので、トレ−ルコ−スを歩きながらついでに“牛耳石山”(Ngau Yee Shek Shan)-“岩頭山”(Ngam Tau Shan)-“畫眉山”(Wa Mei Shan)-“雷打石”(Lui Ta Shek)-"KAI公山”(Kai Kung Shan) の五つの山を全部登っちゃおう! と欲張り企画を立てた。この五つの山の内、最初の“牛耳石山”と最後の"KAI公山”はトレ−ルコ−ス上の山だが、他の三つはコ−ス脇の山となる。つまりMHT-3-全コ−スとプラス3っつの山の寄り道ハシゴ登山だッ! 集合場所のMTR“鑽石山”(Diamond Hill) 駅に集まった仲間は今日も新人男性一人を加えて計11名。ここんとこ毎週鬱陶しい天気続きだったが、今日は久しぶりの好天に恵まれ気温も17度まで上がるとか! 風も弱くて湿度も75%と快適なハイキング日和。

MTR“鑽石山”駅構内から96Rのダブルデッカ−で小一時間、“北潭凹”(Pak Tam Au)で下車。ここがMHT-3-のスタ−ト地点、いきなり階段登りの始まり! 延々と続く石段、土段を途中小休止を挟みながら登って行きやっと最初の“牛耳石山”422mに到着、周囲に素晴らしい眺めが広がる。そこから次のピ−ク“岩頭山”を目指す。MHT-3-はその直ぐ南側をトラバ−スするように走っている。ここもコブ山を越えたら一旦谷部まで降った後、急坂登りで頂上452m へ。“岩頭山”は初めて登ったが“牛耳石山”より高いとは知らなかった! その後今度はMHT-3-に再合流して下り坂、草原の中“嶂上”(Cheung Sheung) の中継点に至る。トレ−ルコ−スはこれより南側の“畫眉山”近くを通るが、ここで又もや“畫眉山”391m (香港街道地方指南2001年版では“花苗山”) への寄り道登山! ここも素晴らしい風景が広がる。

“畫眉山”から再度MHT-3-に合流すべく下山路を行く途中、チョット道を間違えてトレ−ルコ−スから外れたが、直ぐに間違いに気付いて復帰。ガレ道を降って谷部の“北潭路”(Pak Tam Rd.) へ至る中継点まで。そこから再度の登り坂、その途中から左手(南側) の“雷打石”を目指して今度は急傾斜登坂、両手を使って這い登り、遂に379m の頂上へ。頂上まで到達した時は全員グッタリ疲れ果てる! しかしここもまた素晴らしい絶景に目を奪われ疲れも吹き飛んだ? “雷打石”から下のトレ−ルコ−スまでは急坂ガレ道下山が続く。山麓の歩きから“石坑”(Shek Hamg) へ至る中継点まで下り坂、この谷部の中継点から又もや今日最後の登り坂となる。

ここも最初の“牛耳石山”と同じく長〜い、長〜い林道の石段登り。途中何回も足を止め最後の力を振り絞って登って行く、そしてやっとこさ着いた"KAI公山”頂上399m。真下に広がる“企嶺下海”(Kei Ling Ha Hoi) 、ここも周囲一面素晴らしい景観! 今日は本当に好天に恵まれて良かった。皆で景観を楽しんだ後、最後の下山。しばらく山麓に沿った下りが続き、コ−スは次第に林道の中の石段下りと続く。階段下りがやっと終わってMHT-3-の終点“水浪窩”(Shui Long Wo) 近くのバス道路“西沙路”(Sai Sha Rd.) に出て今日の歩きのFinish! 約12q強の歩きでした。バスで“西貢”(Sai Kung) へ移動。海辺近くの海鮮屋に飛び込み今日最後の打ち上げ!
(注:MHT-3-:Maclehose Trail (麥理浩徑) Stage-3-)

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↓“北潭凹”バス停前の標識【写真No.01】、その前で出発前の記念写真! そして林道を経ていきなり石段登りとなる【04】。長〜い階段、、、ウォ−ミングアップ無しの登りで苦しい(汗)、、、一しきり階段を登ったら視界が開け、間もなく遥か上方に目指す“牛耳石山”が顔を出した【05】。ここからの登りがまたきつい! ガレ道と石段登りの繰り返しが続く、、、。

↓やっと肩付近まで登り着き、休みながら振り向けば北側に“大灘海峡”(Tai Tan Hoi Hap)の素晴らしい眺め【08】。肩から尾根伝いの道を行き間もなく“牛耳石山”422mに到着。西側を望めばMHT-3-の尾根伝いの道から左側三角峰の“雷打石”、その右手には“KAI公山”、その遥か向こうには“馬鞍山”(Ma On Shan)までの大展望【10】。“牛耳石山”には三角点は無かった、記念写真二発! その後肩の手前まで下って今度はトレ−ルコ−スを外れ、草むらを掻き分けて“岩頭山”を目指す【13、14】

↓コブ山を越えたら一旦谷部まで降った後、急坂登りで頂上へ【15】。先発隊長は早くも頂上! 間もなく全員“岩頭山”452m頂上到着。素晴らしい景観が広がる。東側“シャ−プピ−クの勇姿【16】、後ろには先ほどの“牛耳石山”とMHT-3-【17】、それは前方西側の山並み、防火帯の間へと続いている【18】。北西方面には以前登った“石屋山”(Shek Uk Shan) のアンテナも微かに【19】、、、頂上で記念写真二発!

↓“岩頭山”からの下山【22】、、、山麓の歩きが続き、、、間もなく防火帯まで辿り着いて傾斜面を行く、、、そしてMHT-3-に合流【26】。山並みの歩きの後、、、“嶂上”の中継点に到着【27】。MHT-3-はここまで西方に進んできたが、この中継点キャンプ場の近くから南側に折れる。引き続き防火帯斜面の歩き【28】、後ろの山は先ほど見えた“石屋山”。

↓直ぐに前方に見えてきた今日三番目のピ−ク“畫眉山”【29】。一旦谷部までの下り、小さな沢を渡ったらガレ道の登り坂【31】、、、そして肩付近から振り向くと先ほど歩いて来た防火帯の中のコ−ス【32】、さぁ〜またもやMHT-3-から外れて右手の“畫眉山”へ【33】、、、あの大きな岩を越えたら頂上は間近!【34】、、、そして着きました“畫眉山”391m 頂上! ここも素晴らしい眺め、西側遥か向こうの山は“馬鞍山”とその裾野の先に広がる海は“企嶺下海”【35】

↓その“企嶺下海”のズ−ムアップ【36】、海をバックに記念写真二発! しばしの休みの後、南側に向かって下山開始、正面の山は次なる目標“雷打石”【39】。ガレ道を降ってMHT-3-に再合流したが、この後チョット道を間違えトレ−ルコ−スから外れたが直ぐに気付いてコ−スに復帰! 徐々に近づく三角峰の“雷打石”【42】とその裾野を走るMHT-3-、微かに直登ル−トも見える。 

↓ガレ道下りの最後、谷部の“北潭路”(Pak Tam Rd.) へ至る中継点に着いた【44】。この中継点は主要ポイントで東南は“北潭”方面へ、北西は“榕樹澳”(Yung Shue O) へ至る。しかしMHT-3-はそのまま直進、、、再度の登り坂【45】を行く、、、途中左手(南側)のヤブの中の小道、ここから“雷打石”への直登ル−ト、ガレ道急傾斜登坂は両手を使って必死の這い登りが続く【46、47】。今日一番の難所だッ!、、、ヒィ−ヒィ−ゼィゼィ(汗)、、、そして遂に379m の頂上着! グッタリ! しかしここもまた素晴らしい景観、南には左手前に“大[土敦]”(Tai Tun) とその向こうにゴルフ場の島“KAU西洲”(Kau Sai Chau)【48】、南東遥か彼方には“萬宜水庫”(High Island Reservoir) も見える【49】。

↓そして北の方を振り返れば今歩いてきたMHT-3-と彼方の“石屋山”【50】。一方、西に目を転ずれば左手のピ−クは"KAI公山”と、右手の“榕樹澳”そして“企嶺下海”【51】。"KAI公山”を見てあれまで登るの? と誰かがため息! 三角点を囲んで記念写真二発! 大休止の後下山、登りほどではないがそれでもガレ道急坂の下りが下方のMHT-3-との合流地点まで続く【54】、、、恐る恐る降って、、、合流! 後はなだらかな山麓の下り坂、、、谷部の小沢を渡る、ここも水は殆ど流れていない【56】。

↓振り返ると今降りて来た“雷打石”【57】、そして正面に立ち塞がる今日最後のピ−ク"KAI公山”【58】、木々の間に登りル−トも垣間見える。ガレ道下りの最後、“石坑”(Shek Hamg) へ至る中継点を通過【60】。この谷部の中継点から今日最後の登り坂! 長〜い林道の石段登りが続く、、、チョット小休止【61】、高度が増すと階段は少なくなってきたが、今度はガレ道坂登りが続く、、、やっとの思いで平道の木陰、、、ここでしばらく休憩タイム【63】。

↓頂上まで後わずか、、、最後の力を振り絞って足を運ぶ、、、そして遂に着きました"KAI公山”頂上399m。絶景かなッ! 北の海の向こうは“船灣淡水湖”(Plover Cove Reservoir)【66】、その手前真下に広がる“企嶺下海”西岸【67】、“雷打石”からも見えた“大[土敦]”と“萬宜水庫”の遠望【68】、そしてもう一度“企嶺下海”東岸“榕樹澳”のエメラルドグリ−ンの海【69】、、、素晴らしい景観を満喫! 今日最後の山で最後の記念写真一発!

↓最後の下山は南西方面へのル−ト、、、山間の道が続く【71】、、、次第に木陰の林道に変わり、、、石段下りと続く【74】、、、ヒザが痛くなるほど長かった階段下りがやっと終わってMHT-3-の終点BBQサイトに到着【75】。ここはバス道路“西沙路”(Sai Sha Rd.) 、近くの水浪窩”(Shui Long Wo) ゲ−ト近くまで歩いて今日の歩きのFinish!

↓バスで“西貢”(Sai Kung) へ移動。今日参加しなかった仲間二人も駆けつけて海辺近くの海鮮屋に飛び込み最後の打ち上げ!

約3年振りだったMaclehose Trail Stage-3-,プラス! 最近ではちょっとハ−ドで歩き応えも充分!  久々の好天で素晴らしい景観も楽しめた。また前回は素通りした“岩頭山”も今回初めて登る事が出来て良かった。しかし初参加の人にはイキナリきつめのコ−スで大変だったかもね(^_^)! そう云うこちらも翌日月曜は久しぶりに腰がチョット痛かった。紫外線も意外と強かったみたいで鼻の頭も少々赤くなったし!   

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過去の関連レポ−ト
[2002年4月7日]Maclehose Trail Stage-3-,プラス

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